英国紳士の午後

メタルマンをこよなく愛すロックマン系管理人ブログ
メタルマンはメタルブレードで死ぬ

仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIE バトルロワイヤル(2022)

2022年12月25日 01時08分44秒 | 映画レビュー
今日は仮面ライダーギーツ×リバイスの映画を見てきた。

リバイスは7話ぐらいまで結局見るのを止めてしまった。
夏の映画はドンブラザーズ目的で見に行ったのだが、リバイスは途中寝てしまったような気がする。
リバイスが最高に輝いていたのは、「セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記」の時だったように思う。
この時は新しい見せ方、ちょっとメタ的な発言もあるバイス、変身のときに後ろに出てくるLINEみたいな画面、ととても面白そうなキャラクターだなと思わされた。
見なくなったのはまぁ結局そんなに面白いと思わなかったのだろう。
今となっては見なくて正解だったように思う。
なんというかどうにもリバイスは人が多く出過ぎていくように感じる。
いつも出てくるさくらちゃんの顔芸、「イッキニー!」が見ていて辛い。
なんかこう、リバイス最強で他の人たちは応援係みたいな印象を受ける。
1年間ちゃんと見たらまた違うのかもしれないが、今日の映画を見ても特に見てみたいとは思わなかった。
家族で仮面ライダー!(お母さんはちがうのかな)も寒い。

今日の映画を見て思ったのはイッキニーがあんまり魅力的に感じないことだと思う。
これはもうなんというか原因がわからないのだが、あんまり好きになれない。
戦闘もなんかしょぼい。
あと出てくる仮面ライダーのデザインも全体的に寒い。
50周年で過去のライダーをモチーフにしたのは良かったのだが、なんだろうなぁ。
始まる前はバイスのキャラが面白そう!と思ったが、今日の映画ではなんだかくどく感じた。
モモタロスと似たようなもんだと思うが、何が違うんだろう???

ギーツは今のところ、全話きちんと見ている。
館から脱出するゲームの話はなんか子供っぽくて(子供向けの作品に文句言ってごめんなさい)くだらないなぁと思ったが、エースのキャラクターもいいし、先日の「エースが死ぬまでGDPに参加出来る」みたいな伏線がよくできてるな、と関心した。
続けてちゃんと仮面ライダー見てるのはゼロワン以来だな。
ゼロワンもデザインは最高にかっこいいのだが、話は最終的には微妙だった。

ギーツはデザイン上というかおもちゃの問題上、足がちょっと太く見えるところだけがあまり好きじゃないな。
ベルトとかのギミックは面白そうだが、特に購入意欲は涌いていない。

今日の映画は、前半はリバイスのつまらん話、ギーツが始まって面白くなってきた。
リバイスはいつも同じようなことやってるな、悪魔が出てその力を求めて争う。
うおー、五十嵐家最強!みたいな、寒いなぁ。

なんかキャラクターがたくさん出てきて話はごちゃごちゃしてたし、いまいちデザイアロワイアルのゲームマスター?の目的も良くわからなかった。
仮面ライダーシーカーさんも親のために、みたいに言ってたけどまぁそこらへんはさらっとしてた。
あっさり幸四郎君の悪魔を吸収出来るのも???まぁそこらへんはライブ感か。

シーカーのデザインはすごく良かった。
鹿とseekerをかぶせてるのだろうか。
胸と肩のアームが独自に動くギミックも面白かったし、武器を入れ替えて戦うのも面白かった。
映画の仮面ライダーだが、珍しくちゃんと面白いおもちゃを作ろう、という気概を感じる。
大体映画の仮面ライダーは既存のドライバーの音声と見かけをちょっと変えて恐そうにするばっかりなので、これは玩具として面白そうだと思った。

がちゃがちゃ書いてきたが、俺のようなおじさんから見ると結局この映画は龍騎が出てきたおかげで最高だった。
現ライダーを圧倒するナイトや王蛇、見ていてにやにやしてしまう。
結局、幼い時に見た作品のファーストインプレッションが凄いから新しいものを見ても昔の作品のほうの思い入れが勝ってしまうんだよな。
今の子供のファーストインプレッションがギーツとかだったとしたら、大人になって見る新しい仮面ライダーよりギーツが良かった、というだろう。

最後のシーン、真司と蓮の掛け合いは最高だったな。
二人ともおじさんになったけどいいよ、本当に。
あのシーンがあったおかげで映画良かった~、と思えた。
欲を言えばもう少しアドベントカード使ってほしかったかな。
王蛇がバイスをガードベントに使う、みたいなシーンがあると思い込んでいたからなかった。

あとDGPのお願い、「バイスが消えない世界」にしてやれよ、エース。
まぁそこをあえてそうしないのがいいわけだけど。
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Tales of Arise(2021)

2022年12月06日 23時45分49秒 | ゲームレビュー
テイルズシリーズって昔からあるけどPSPで出たエターニアを途中までプレイして止めた記憶しかない。
元々ファンタジー要素が好みじゃないのでしょうがないか。
おかげでドラクエも未だにやったことがない、これから先もドラクエをやることはおそらくないと思うが、絶対やらないと思っていたテイルズを今回最後までプレイしたので絶対はないか。

会社の後輩が「面白いですよ」と薦めてくれたので、安くなってるときに買って2週間ぐらいかけてクリアした。
総プレイ時間は67時間だった。
そもそもテイルズのキャラデザは全部藤島康介だと勘違いしていたが、どうやらそういうわけではないらしい。

話が難しくてよくわからなったのだが、自分で整理するために書く。
星霊力というものがこの世界に存在し、強い星霊力は自分の意思を持つ。
レナという星の星霊力(ここではレナ太郎としよう)は、自分が生きるためレナ星から星霊力を奪って星を滅亡させてしまう。
困ったレナ太郎は、近くのダナという星から星霊力を奪うことを考える。
しかしダナの星霊力をそのままは食べられないレナ太郎。
ダナの星霊力をレナ太郎が食べるように加工する必要がある。

色々考えてレナ太郎はレナ星とダナ星の間に衛星を作ろうと考える。
この衛星を通してダナ星の星霊力を加工してレナ太郎が食べようと思ったのだ。
レナ星に住んでいた住人(アイアンマンみたいな恰好のやつら)を操り、ダナ人をベースに衛星に住む人間たちを作った。
衛星に住む人間達はレナ人、ダナ星に住む人間をダナ人と呼ぶようになった。
ちなみにレナ人は、ダナ人の魔法が使える人をさらってレナ人にしているので、ダナ星で魔法を使える人はほとんどいなくなってしまった。
レナ星に住んでいた住人達のことはレナ人は呼ばない、ややこしいね。

んでー、なんかダナからの星霊力を加工するのにはー、超レア因子を持った人間じゃないと出来ないのでー、それをなんとか探し出して調整して2人の男女で調整して一気にダナ星の星霊力を食べようとしたんだけどー、女の方が不穏に感じて止めようとしたせいで星霊力の加工は失敗。衛星も大きな被害を被る。さらに調整する男もどっかいってしまった・・・

うーん、これは困った、ということでまた星霊力加工出来る人を探すことにした。
その間でもやっぱり星霊力ちょっとはつまみたいなぁ、と思ってレナ人を使ってダナ人を奴隷にすることで効率よく人間たちから星霊力を奪う方法を見つけた。
これはいいじゃん、ということでそれを300年ぐらい続けていたのだが、とうとう調整出来る新しい男の人が見つかったのでそれを使って星霊力加工して食べよう、加工には男女が必要だが女の方は機械で代用しようということになりました。

ちょうどその時、300年前にダナ星に逃げ伸びた星霊力加工マンのアルフェン君が目覚めました。
どうやら300年前の星霊力加工失敗で傷を追い、それの修復に300年もかかってしまったらしい。しかも記憶もなくしてしまい、痛覚もない。衛星脱出の際に変な仮面を被らされたからなようだ。
目覚めたアルフェン君は何もわからず奴隷として働くのだが、色々あってなんかレナ人の女と知り合う。この女は300年前の星霊力加工男女の女の子孫らしい。
この子は、触るだけでとんでもない痛みを相手に与える女の子でそういう生い立ちからか心を閉ざしていて、すごい不愛想。

でまぁダナ人を奴隷として無残な扱いをしているレナ人を全員ぶっ殺していこうの旅が始まる。
旅の中で仲間が出来たりしてアルフェン君も記憶が戻ってきて、最後はそのレナ太郎をぶっ倒して終わり。
ややこしい、ゼノサーガよりかはわかるっちゃわかる。

思うにこのTOZ(テイルズオブアライズ)は、ラスボスの意思があまり感じられないのが盛り上がらない理由だろう。前半はレナを奴隷化している悪い領主達を倒す!ということで目的がわかりやすいのだが、後半はわかりやすい悪役がおらず、よくわからん敵を倒しながらダンジョンをただただ進むだけなのでイマイチ目的意識が持ちにくかった。

あとインターネットでも皆書いていたがボルラーン卿はなんでアルフェン君をあんなに嫌っていたのか全然わからなかった。初めてシスロディアの山で会ったときはレベルの低い狼を倒してドヤ顔していたが、何がしたかったんだ、レベル上げ?まぁ確かにレベルが十分に上がった状態で以前苦戦した敵を倒すのはちょっと楽しい。彼もそういうことだったんだろうか。

ゲームとしてはグラフィックも戦闘も楽しかった。戦闘はとにかくリンウェルが強くて、途中からはリンウェルしか使わなかった。印象に残っている曲は全くないな。
時々挿入される仲間との会話パートは結構楽しくて、飽きさせない工夫だなと感じた。
しかしストーリーは結構おざなりに感じた。
敵側の考え方とか気持ちが全然わからなかったなあ、もっとスルド同士の話し合いのシーンとかあったらストーリーがわかりやすかったかもしれない。基本的には味方同士で話すことがほとんどだったので。

全キャラLv.100にしたし(全クリ後チート使ったけど)、魚も全部釣ったしサブクエストも全部やったからもういいかな、と思った。早くサイバーパンク始めたいしな。

ファンタジーなストーリーで今のところ最高なのはやはりオーディンスフィアだなぁ。
魔素を集めるのもちゃんと意味があったし、ゲームも面白いし感動的ストーリーだった、もう忘れたけど。
結構難しいがまたその内やりたいな。


まだクリアしていない実績が4つある。
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ボンドカーについて

2022年12月05日 17時13分56秒 | 映画レビュー
007のボンドカーについて

いつも映画の評価について書いてきた。
最近は「すずめの戸締り」、「ブラックアダム」を観に行った。どちらも面白かったがなんというかレビューを面白く書ける自信がないので書く気にならない。
読んでくれている人たちはどちらかというとお年寄りが多いわけで、そんな方々に向けて新海誠の最新映画やよくわからんヒーロー映画について書いても読んでもらえないだろう。
うーん、何を書けばいいのだろうかと悩んでいたのだが、「ブラックアダム」にピアース・ブロスナンが出演していたのでたまには007について書いてみよう。

「007」は昨年(2022年)で50周年を迎えたジェームズ・ボンドが活躍するスパイ映画で全23作品もある。これは洋画において最もシリーズ作品数が多い映画だ。(ちなみに邦画で最多は「男はつらいよ」の全48作、「釣りバカ日誌」は全22作)
今回は「007」のボンドカーについての思いをお伝えしたい。ボンドカーというのは劇中でジェームズ・ボンドがMI6から与えられる秘密兵器が搭載された自動車のことを指す。

ほとんどの作品でアストンマーティンに乗っているが、ロータスやベントレー、トヨタ2000GT、BMWに乗っていたこともある。
スパイというのは職業柄あまり目立たないほうがいいと思うのだが、いつもこのような高級車にばかり乗っている。

1967年公開「007は2度死ぬ」で乗ったトヨタ2000GTは生産台数337台、超絶レア車の筈だがそんな車をスパイが使ってていいのだろうか。

さらに2015年公開の「007 スペクター」では、アストンマーティン・DB10に乗るがこの車は映画用に作られたため一般販売されていない一般には流通していない車だ。その生産台数はたったの10台!1台だけチャリティー・オークションで販売されたが、落札価格は約3億円!こんな車に乗ったら目立ち過ぎてスパイ活動どころではないだろう。

やはりスパイは目立たないほうがよいので、欧州車ならフィアットやフォルクスワーゲン、日本車であればプリウスやワゴンRに乗ったほうがいいと思うぞ。

と野暮なことを書いてきたが、毎回、007の新作でボンドカーがどんな活躍をするのか楽しみにしている。次回は思い切って空でも飛んでみたら面白いかもしれないな。流石にやりすぎか。
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