もう、あの日から１０年ですかねー。
昨日のことのように思い出されます。
僕が住んでいる新潟では、直接の被害はありませんでしたが、
それでも、なにか大変なことが起こっている、と感じました。
禍々しい揺れがいつまでも続く中、
僕は、まだ幼かった甥っ子と一緒にいました。
腕の中で震えている小さな命を、僕が守らなければ、と思いました。
あの震災は、「守るべきもの」の存在を気づかせてくれたように思います。
もっとも甥っ子本人は、覚えていないそうですが…
守るべき存在を残酷にも奪われた方々が、大勢いらっしゃいます。
被災されたすべての方に、これから幸せがたくさん訪れますように。
あの頃、宮ちゃん、いろいろ問題、抱えてましたーー
あの年、めっちゃ、嫌な年だったーーーー
最悪ーーーーーーー
思い出したくないーーーーーー
さよならーーーー
僕も正直言って、思い出したくないですが、
僕らに出来ることは、思い出すことぐらいのものですからね…
それに、僕も宮ちゃんも、今は生きているのですから、
これからも生き延びなければなりません。
しっかり前を向いて、歩いて行きましょー。
ぐっない宮ちゃん！ がんばりましょう。