クリント・イーストウッド監督の最新作ですねー。
御年91歳ということで、まったく衰えない創作意欲には脱帽です。
落ちぶれたロデオ選手のマイクは、メキシコで暮らす雇い主の息子を連れてくるよう依頼されます。
息子のラファエルは、母親から虐待されており、父親からも真に愛されているとはいえない。
誰も信用できないと言っていたラファエルは、マイクと旅を続けるうちに、少しずつ変わっていき…
そんな感じで、どちらかというと、ゆったりのんびりとストーリーが進みます。
ド派手な演出や、度肝を抜く展開とか、そういうものはないですけど、
僕はこの映画、気に入りました。こういうのもアリかな、と。
それとこの映画のテーマである、「本当の強さとはなにか」ということですけど、
正直、僕にはよく分かりません。
しかし、強くなりたいと思えば、それだけ自分の弱さと向き合わなければならないわけです。
もしかしたら、ありのままに生きることが、本当の強さなんですかね?