川が氾濫したり決壊して家屋が水害に会っている姿は、自分がボランテイアを始めるようになってから、目の当たりにしてきました。
津波の場合は高台に引っ越す以外に、被害を防ぐ方法がないと思います・・が~
川の氾濫や決壊の場合は少し手があるのではと思い、ここに一例を書きます。
自分は新潟水害の被害地でボランテイアをやってきましたが、その後、復旧したのでボランテイアを行った人たちに招待状が送られてきました。
その案内状で復興後の新潟に出向き、水害を受けた地域を見てきましたが、ある民家が新築を行った姿にこの手もあるねと少し安心しました。
その姿は、水害の高さを免れるまで玄関を配置し、家全体を高くかさ上げして建築した民家を見ました。
この家を見て少し思ったのですが、新築する家に対して土台を高くし、水害を免れるまでの高さの所で建築にすれば、家は助かると考えます。
しかし、この方法は新しく建築する家だけに通じますが、現存立っている家に対しては効果がありません。
他には、一階を駐車場にして二階(3階まで許可されれば3階まで造ればいいと思います)を居住区間にすれば水害を免れるでしょう。・・日本の弥生時代(この時代でしたっけ?)の高床式の建物が紹介される時がありますが、この方法と同じです。
しかし、新しく建築される家に対してこの方法が効果があるのですが、現存している家に対してはどうかです・・
さて、これからが本題です。
現存している家には、海抜より低い地域もあります。(この家に対しても次に書く事が効果があると思いますよ。)
川沿いの家は堤防より低く、氾濫すれば今回の水害のように大きな災害が起きます。
そこで、現存の家に対する対策が一番大変でしょう。
家は土台から引っ越せませんからね・・(お金がある家は新しく造るか引っ越せますが・・)
日本のほとんどの家が堤防より低く、水害が免れない事は事実です。
ではどうしたら・・という事になりますが
一軒家で孤立している所もあれば、密集して建築されている地域もあるでしょう。
一軒家を考えれば、今回水害が起こった地域では水がどこら辺までの水位がわかるでしょう。そこで、家の周りに堤防代わりの塀を家の周りに造るのです。水害起きた高さより少し高く。(一般家庭の塀と考えればいいのです、少し強度を考えて。)
今回は氾濫地域や決壊地域がありましたが、それぞれ塀の高さは臨機応変にすればいいと思います。(今回氾濫で済んだが、決壊を予想して塀の高さを考えればいいでしょう。)
今回の水害を見ますと、二階までは高くならないと思いますので、普通に塀を造る高さと考えれば、防げるでしょう。(後は強度だけです。)
一番は、出入り口ですがそこの所は遮断できる機構にしておけば、遮断できるでしょう。(出入り口が増えても同じ考えです。)
簡単に書きましたが、要は水害の高さより少し高い塀を造るのです。(一軒家でも集合地域でもです。)
集合地域は、共同で大きく周りに作れればいいのではと思いますね。
どうですか?
この方法ですと、水を遮断できる塀を造るだけで、経済的には軽減できるでしょう。
塀を造るお金は、国や地方自治体が少し負担すれば、安くできます。
おまけに、早く対策が出来るでしょう。
塀で水が遮断できれば、塀の中は水害を免れ普段通りの生活ができます。あとは家庭ごとにゴムボートかボートを用意しておけば行き来には苦労しないでしょう、水が引けるまで。
水害で被害を受けると予想される地域は、全国にあります。
この方法を早急に国策として取り入れてみてはいかがでしょう。誰か関係者に相談してみてはいかかでしょうかね。
それと、いつ?塀(出入口)を遮断するかのタイミングですが、氾濫情報がされた時からがいいと思います。家を囲うと塀の中の水は塀で遮断されてしまいます。
これから家を造る場合は、周囲より高い土地にしておけば、出入り口を閉めた時まで塀の中の水は流れ出ます。・・氾濫情報が流されたときに出入口を閉めればいいと思います。
高齢の方を考えれば、高床式はそぐわない家庭もありますね・・若い時は良いですが
やはり、一番安価なのは塀式ですかね?・・
水害に対しては、対策方法によっては恐れることはないと思いますけど。自然の脅威は軽く考えない事が一番ですが・・
自分ごとになりますが、利根川の氾濫と決壊に対して対策しようと思います。
利根川より少し離れた地域ですので、高さは予想できますので準備しようと思います。氾濫も、もちろんですが決壊した時の為にも。
どうでしょうかね?この案は・・
追記
堤防は、決壊しないように全国の川のチェックを行う事が、必要ですね。
氾濫位であれば上記に書いたことが有効に思われますが、決壊では残念ですが・・
決壊に対応しては土台をしっかりし、家が流されないように高床式にすれば、効果がると思いますけど・・
それと、塀の中の水が多くなる場合、停電になるまで時間は稼げると思うので、出入り口を遮断してから排水ポンプでかい出すことを進めますね。(今回被害に会われた家庭は、塀の準備と排水ポンプの準備を。ポンプは金額的に安いです、大雨が降ってきもすぐには停電しませんから)
塀の中に雨水が一カ所に集まるように工夫しておけばいいのではと思います。そこから排水ポンプで排水すればと思います。