◇ ？？・・
新潟県知事が、ソーシャル・ネットワーキング・サービス（ＳＮＳ）への投稿が、過激になってきていると言われる。
埼玉大学長谷川三千子名誉教授の発言に対して、痛烈に批判している。
長谷川さんが産経ニュースに配信された｢正論｣の欄で、日本国憲法第９条２項について｢条文通りに守ると、国家の力はゼロになりますから、事実上わが国の主権は消出する。つまり我が国の憲法原理『国民主権』を不可能にしてしまう｣として、欠陥条項だと指摘していた。
これに対して、｢この方独自の悪意に満ちた解釈をして現憲法をやたらと貶（おとし）め、ひいていは現憲法下の日本全体をひどく侮辱しているのです｣続けて｢一体この方のどこが愛国なのでしょうか｣とこき下ろした。
まず、憲法９条を書きます。
１項 日本国民は正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
２項 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを求めない。
２項に対して長谷川さんは持論を述べているのです。
この２項の原文を考えると、陸海空軍を認めないとあります。これは厳密に考えると自衛隊を認めないと言う事になります。
この部分を左翼は自衛隊が違憲だと言っているのです。・・これは現実的ではない。
この部分は条文通りだと長谷川さんの持論が正解でしょうね。
先日、安倍さんが憲法９条の１・２項はそのままで、自衛隊に対する位置づけを加憲という状態で、付け加えると言う事でしょう。
最初にやる事は、日本の防衛に対する防衛方法をどう取るのかだろう。それには、防衛の最前線にある自衛隊を認めようと言う事である。この考えは至極当然であり、今までの考えが異様だったのである。
話が少し幅が広がりましたが、新潟県知事の米山さんが長谷川さんをこき下ろした投稿をしたが、｢厳密｣に考えれば長谷川さんの持論が正解でしょう。現実的に考えると解釈で自衛隊が合憲だと言う事になるが。最近では共産党もしぶしぶ認めていると言う事だが。（本音は逆だろうけど）
しかし、米山さんは大風呂敷を広げていると言う事だが、米山さんは自分の県（新潟）をしっかり納めているのだろうか？
それだけ幅を広げられるだけの、器なのだろうか？・・
ネットニュースでは、自分（米山さん）は議論好きだと言っているらしいが。
議論好きだと言う事は、自分だけの主観的な考えで、世間を騒がす事をしていいと言う事ではない。立場を考えると言う事である。
いずれにしろ、憲法９条の第２項は現実からすると、おかしい。
自衛隊の位置づけを考える事から、始める事が必要だね。
