◇ 言い分~
北朝鮮に対し各国の言い分がある。
アメリカは「事態悪化は中国の責任」と考え、トランプさんが中国に対して石油供給をストップするように要求したとされる。
ロシアは、北朝鮮ミサイル発射は「米の挑発」の挑発が原因だとラブロフ外相が発言。
現在、国連では北朝鮮への制裁を行っている。これには北朝鮮寄りのロシア、中国も賛成している。
一方、アメリカのミサイル研究家のマイケル・エレマン氏は、北朝鮮がICBMの完成には今後1年位かかると発言。
まず第一に、国連で制裁を決めたのであれば、ロシアも中国も協力するべきだろう。
どうも、ロシアは「漁夫の利」を狙っているようで、傍(はた)から見ていると協力的ではない。
中国も同様、自国が有利に働く事しか考えていない。このままだといずれ墓穴を掘ることになるかもしれない。
マイケル・エレマンさんの発言は、どうも甘いように感じる。
何故かと言うと、後ろにはロシア・中国がいる。それと中国の瀋陽軍区は北朝鮮民族が多いとされ、そこがミサイル開発に大きく係わっているとされる。(当然、水面下だろうが)
それを考えると、完成は近いかもしれない。逆にアメリカに残された時間は、そう多くはないと言う事だろう。決してアメリカは北朝鮮の核とミサイルを座視しないだろうから・・この後は書かなくても想像がつくだろう。
さて日本だが、アメリカが海上封鎖を行った場合、日本は憲法上協力できないと言う事である。「武力行使の一体化」に該当するそうである。
この期に及んで、協力できないとなると支障が起きるだろう。今でも幅広く考えれば戦時体制の初期段階に該当するだろう。
早急に森友問題というトンチンカンな議論を止めて、与野党で議論するべきだろう。現実を考えればどう対処するか分かるだろうけど。特に!野党の皆さんは。
早急に与党は野党と議論するべきだろう。優先順位を考えれば誰でもわかる事だろう。
其々の言い分はあるだろうが、特にロシア・中国は自分らの利益ばかりを考えない方がいいだろう。この事は世界に関連する。
それと、日本の政治家は現実をしっかり考え、トンチンカンな議論から常識的な議論を考える事である。