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不倫の進め?

2013年10月25日 10時01分33秒 | 社会・経済

自民党内で婚外子格差撤廃について話し合いが行われているようで、現状の民法・戸籍法改正案を改正す動きが強まっているとインターネットのニュースに出ていました。公明党は改正に強く賛成しているとの事です。

裁判結果は規定を憲法違反と下した訳ですが、額面どうり改正して、問題ないのだろうか?と疑問がわきます。

賛成をしている議員の方は疑問がわかないのですかね?賛成議員の方は疑問がわかないから賛成してるのでしょうけれど、普通に考えれば、単純に変えるだけでは問題がある事案だと思うのですがね。憲法違反の結果が出たから、すぐに変えなければと言う発想では、後々問題が起こるのではと考えますが。 違いますかね。

普段から「危機管理」を心がけている人間から考えれば、単純に突っ走る姿勢は危険だと感じます。危機管理と言う事は、何も災害の時だけに関係する言葉ではありません。全般に通ずる言葉です。普通の言い方をすれば「気を付ける」と言う事ですかね。

最高裁が、婚外子の相続差別は違憲とした理由に「社会動向や家族形態の多様化」を理由に挙げたと報じられていました。確かに社会に適応した考えは必要でしょう。この事は、全てにおいて通ずるところがあると思います。臨機応変と言う事ですかね?と思います。

家族形態の多様化と言うのは性に関する考えがオープンになってきたという事ですかね?離婚率が増え、シングルマザーという状況が増えてきたという事だからですかね?       考えられる事はいっぱいありますが、確かに、子供だけを考えれば裁判所の判決になります。不倫で生まれた子供も男親(逆も考えられると思いますが)の子供には違いがありません。(不正を働いて実の子供でもない子を実子として偽装する場合もありますが)

単純に法律を変えた場合、自民党の議員の方から、家族制度が守れるのか、と言う事が起こります。他の自民党議員の方の発言では、「親が亡くなった途端に、親の面倒を見ていない子供(事実婚)が遺産相続に現れる事があるが、許されるのか」と言う意見もあります。  又、結婚制度を否定する話になると言う意見もあります。

一番早い話が、婚外子の子供も当事者の家族が受け入れ、子供たちを平等に考えれば一番いい事です。しかし、そう考える家族がどれぐらいあるだろうかです。社会動向から考えてもすんなり受け入れる家庭は少ないだろうと考えます。家族形態の多様化の面から考えると、シングルマザーの場合は、世間が認知している通り、離婚しても子供の権利はあると思います。 しかし、不倫で生まれた子供と親に対して、不倫された家族側から見れば、怒りが込み上げてくる事は当然です。この形態を単純に改正をすると、公に不倫を助長した改正案になります。賛成をしている議員の方々、違いますか?

最高裁の判断は、子供に罪はない(自然の摂理からすれば少し考える所がありますが、難しくなるから省きます。)の観点から同調しますが、はっきり言って、単純改正は日本の社会が乱れます。

政治家は社会動向を考えるとすれば、社会は事実婚は変だと考える人が多いと思います。違いますか?ひと時、不倫は文化だという人がいましたが、不倫は文化ではありません。   政治家は国民から高い給料を貰っています。片側だけの観点からの判断は先々、世の乱れとなります。知恵を働かせてじっくり論議することが必要です。この件をなぜ急ぐのか疑問がわきます。他に急がなくてなならない事案がいっぱいあります。違いますか?

(それと、DNA鑑定がなくても子供と認められる、と言う事を聞いたのですが本当ですか?事実とすればおかしいと思います。)

現状で突っ走ると。政治家が不倫を公に認めることになりますよ。

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