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MY LIFE AS A DOG

ワイングラスの向こうに人生が見える

Tokyo!

2008年09月17日 00時26分40秒 | 映画
ミシェル・ゴンドリー、レオス・カラックス、ボン・ジュノという3人の監督が現代の東京を撮ったオムニバス映画「Tokyo!」。

本日、池袋のシネリーブルで鑑賞。会場はがらがらで観客は5人ほど。

前述のごとくオムニバス形式の映画なのだが、なかでもカラックスの「メルド」が凄いのである!

カラックス自身が「僕自身がジキルでメルドはハイドなんだ」とどこかのインタビューで語っていたが、まさにこのドニ・ラヴァン演ずるメルド(糞という意味のフランス語)という男がとにかく酷いのだ。

悪の権化、鬼畜、人、無法者、野獣、人でなし、狂人、悪魔、ありとあらゆる軽蔑語をならべたてようとも、メルドを形容し尽くすことなど不可能なのだ。

法廷で日本人を侮辱しまくるメルドのなんと憎憎しいことか。

果たしてこれは、カラックスの悪ふざけなのか??

このカラックスの新作。好むと好まざるとに拘らず一見の価値がある。
(個人的には、完全に壊れてしまっている最近の北野武よりはよほど評価できると思うのだが。)
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2 コメント

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名優さん (neuron)
2008-10-14 12:55:27
kazuさま、こんにちは。
すっかり朝晩涼しくなり空にはうろこ雲と秋の気配ですね。
さて、blogのコメントと関係ない話題ですみません。緒方拳さん、峰岸徹さんと名優が次々と逝去されてますね。最近cancer多いですね。ノーベル賞でもまだcaが治る研究はまだまだですかね。人類の克服までもう少しなのでしょうか。先生のDrになったきっかけって何でしょうか。よかったら教えてください。
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neuronさま (kazu-n)
2008-10-20 23:50:44
お返事が遅れまして申し訳ありません。
いつもコメントありがとうございます。

いやー、おっしゃるように名優が次々に亡くなりましたね。がんが制圧される日ははたして来るのでしょうか?

ちなみに、私の医師になったきっかけですが、
もともと医歯薬系志望でしたが、絶対医学部にと決めていたわけではありません。運よく医学部に合格したのでこうして医師をやっております。
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