ヒューストンに戻ってちょうど一週間であるが、
いまだ休み気分から完全に抜け出せていない。まるでやる気のない写真のコアラ同然である。。。
更新しようにもこれといった適当な話題がないし・・。
いや、話題はそれなりにあるのだけれど、書こうという気力が湧いてこないといったほうが正しいかもしれない。
特に硬い話題は、書きはじめるまでにかなりのエネルギーを要するし、もともと遅筆なのでいざ書き始めてもなんやかんやと時間を食う。だからそれなりに気合が乗っている時じゃないと書けない。
というわけで軽めの話題はないだろうかと考えてみるに、それもいまいち思い浮かばない。
仕方ないので、ここ最近見た映画(ほとんどDVD。。)について思いついた順にざーっと書いてみることにした。(ネタに困ったときは映画の話題で逃げる!)
1. チャーリーとチョコレート工場 ★★★・・・・オーストラリアから成田へ戻る飛行機と成田からヒューストンへ戻る飛行機の中でやっていた。ティム・バートンの世界観はいつ見ても楽しい、が内容はいまいち。
2. アイランド ★★★・・・上記同様飛行機の中でみた。ユアン・マクレガーとスカーレット・ヨハンソンのSFスリラーもの。特撮のみ。いまいち。
3. DEAD POETS SOCIETY ★★★★・・ピーター・ウィアーの1997年の作品。ロビン・ウィリアムス主演の学園モノ。まあまあよかった。
4. 戦艦ポチョムキン ★★★★・・・本屋の店頭で4ドルで売っていたので衝動買い。1925年作品。モンタージュ理論の元祖セルゲイ・エイゼンシュテインの傑作。まともに全編通して見たのは今回が初めて。映画史に残るオデッサ階段での虐殺シーンは見もの。これが80年前の映画だというからすごい。
5. Z ★★★★・・・1969年アカデミー外国語映画賞受賞。監督は社会派Costa-Gavras。1963年にギリシャで実際に起こった国家ぐるみの左翼活動家暗殺事件を描いたサスペンスもの。映画完成後ギリシャではかなりの期間上映禁止となっていた。主演はイブ・モンタン。
6. エレファント ★★★★★・・・2003年カンヌで、史上初めてパルムドールと監督賞をダブル受賞。監督はガス・ヴァン・サント。コロンバイン高校での銃乱射事件をモチーフにした作品。扱うテーマとは対照的にとても静かで美しい映画。良かった。
7. 木靴の木 ★★★★・・・1978年カンヌグランプリ受賞作。監督はイタリア人のエルマンノ・ オルミ。19世紀末のイタリアの農村に生きる人々の物語。抑えられた演出で人々の悲哀をじっくり描き出す。心が洗われた。ただし3時間はちょっと長い。
8. 夜 ★★★・・・イタリアの巨匠ミケランジェロ・アントニオーニの名作。男と女の愛の不毛を描いた作品として評価が高い。しかし、愛の不毛などおよそ経験したこともない自分にとってはなんとも退屈な映画だった。
9. ソドムの市 ★★・・・1975年。ピエル・パオロ・パゾリーニ監督の遺作。原作はマルキ・ド・サドの「ソドム120日」。第二次大戦中、何十人もの美少年と美少女をさらってきては、思いつく限りの変態行為を延々と繰り広げる政府高官どもの話。一応ストーリーはあるが、映画自体はひたすら冗長。ショッキングな映像の連続のはずが、気がついたら爆睡していた。。。完全マニア向け。
10. スリー・キングス ★★★・・・監督はデビッド・ラッセル。主演はG.クルーニー。湾岸戦争後、フセインの残した金塊を盗み出そうとするアホなアメリカ兵の話。それなりに笑える。
11. KANDAHAR ★★★★・・・これもカンヌ。2001年の審査員賞。アフガニスタンで地雷を踏んで片足を失った妹を救い出すため単身、陸路でアフガニスタンを目指す女性ジャーナリストの物語。タリバン亡き後、世界でも最も危険な場所といわれるアフガンの現在が美しい映像とともに描かれる。
12. ポンヌフの恋人 ★★★・・・レオス・カラックスのいわく付きの作品。パリ郊外に作られたポンヌフ橋のセットはフランス映画史上最大とか。花火のシーンや、ジュリエット・ビノシュの水上スキーのシーンなど金のかかっているシーンはさすがに見ごたえがあった。
以上。思いつくままにあげてみました。
いまだ休み気分から完全に抜け出せていない。まるでやる気のない写真のコアラ同然である。。。
更新しようにもこれといった適当な話題がないし・・。
いや、話題はそれなりにあるのだけれど、書こうという気力が湧いてこないといったほうが正しいかもしれない。
特に硬い話題は、書きはじめるまでにかなりのエネルギーを要するし、もともと遅筆なのでいざ書き始めてもなんやかんやと時間を食う。だからそれなりに気合が乗っている時じゃないと書けない。
というわけで軽めの話題はないだろうかと考えてみるに、それもいまいち思い浮かばない。
仕方ないので、ここ最近見た映画(ほとんどDVD。。)について思いついた順にざーっと書いてみることにした。(ネタに困ったときは映画の話題で逃げる!)
1. チャーリーとチョコレート工場 ★★★・・・・オーストラリアから成田へ戻る飛行機と成田からヒューストンへ戻る飛行機の中でやっていた。ティム・バートンの世界観はいつ見ても楽しい、が内容はいまいち。
2. アイランド ★★★・・・上記同様飛行機の中でみた。ユアン・マクレガーとスカーレット・ヨハンソンのSFスリラーもの。特撮のみ。いまいち。
3. DEAD POETS SOCIETY ★★★★・・ピーター・ウィアーの1997年の作品。ロビン・ウィリアムス主演の学園モノ。まあまあよかった。
4. 戦艦ポチョムキン ★★★★・・・本屋の店頭で4ドルで売っていたので衝動買い。1925年作品。モンタージュ理論の元祖セルゲイ・エイゼンシュテインの傑作。まともに全編通して見たのは今回が初めて。映画史に残るオデッサ階段での虐殺シーンは見もの。これが80年前の映画だというからすごい。
5. Z ★★★★・・・1969年アカデミー外国語映画賞受賞。監督は社会派Costa-Gavras。1963年にギリシャで実際に起こった国家ぐるみの左翼活動家暗殺事件を描いたサスペンスもの。映画完成後ギリシャではかなりの期間上映禁止となっていた。主演はイブ・モンタン。
6. エレファント ★★★★★・・・2003年カンヌで、史上初めてパルムドールと監督賞をダブル受賞。監督はガス・ヴァン・サント。コロンバイン高校での銃乱射事件をモチーフにした作品。扱うテーマとは対照的にとても静かで美しい映画。良かった。
7. 木靴の木 ★★★★・・・1978年カンヌグランプリ受賞作。監督はイタリア人のエルマンノ・ オルミ。19世紀末のイタリアの農村に生きる人々の物語。抑えられた演出で人々の悲哀をじっくり描き出す。心が洗われた。ただし3時間はちょっと長い。
8. 夜 ★★★・・・イタリアの巨匠ミケランジェロ・アントニオーニの名作。男と女の愛の不毛を描いた作品として評価が高い。しかし、愛の不毛などおよそ経験したこともない自分にとってはなんとも退屈な映画だった。
9. ソドムの市 ★★・・・1975年。ピエル・パオロ・パゾリーニ監督の遺作。原作はマルキ・ド・サドの「ソドム120日」。第二次大戦中、何十人もの美少年と美少女をさらってきては、思いつく限りの変態行為を延々と繰り広げる政府高官どもの話。一応ストーリーはあるが、映画自体はひたすら冗長。ショッキングな映像の連続のはずが、気がついたら爆睡していた。。。完全マニア向け。
10. スリー・キングス ★★★・・・監督はデビッド・ラッセル。主演はG.クルーニー。湾岸戦争後、フセインの残した金塊を盗み出そうとするアホなアメリカ兵の話。それなりに笑える。
11. KANDAHAR ★★★★・・・これもカンヌ。2001年の審査員賞。アフガニスタンで地雷を踏んで片足を失った妹を救い出すため単身、陸路でアフガニスタンを目指す女性ジャーナリストの物語。タリバン亡き後、世界でも最も危険な場所といわれるアフガンの現在が美しい映像とともに描かれる。
12. ポンヌフの恋人 ★★★・・・レオス・カラックスのいわく付きの作品。パリ郊外に作られたポンヌフ橋のセットはフランス映画史上最大とか。花火のシーンや、ジュリエット・ビノシュの水上スキーのシーンなど金のかかっているシーンはさすがに見ごたえがあった。
以上。思いつくままにあげてみました。
Dead Poets Societyは私のお涙映画の1本です。本当に駄目なんだよね~・・・
Zと見て、え?パタリロ?と思ったあほな私をお許しください・・・(苦笑)
このコアラ。妙にやる気がなさそうでいいでしょ?
コアラって、まるで操り人形みたいに係りの人が動かすままに手足が動くんですね。まるで粘土細工みたいでした。
ちなみに、Zとパタリロってなんか関係ありましたっけ?
この中で見たのは、1、4、12かな。「チャーリー」それなりに楽しめました。ストーリーがどうこうっていう映画ではないよね。飛行機の小さい画面で見るのはイマイチかも。そう言えば夏にヨーロッパ行ったときの飛行機でロード・オブ・リング3作連続で見てクラクラしたっけ。
「エレファント」は見たいですね。
最近は韓国映画をちょこちょこ見てます。十数年前の香港映画隆盛期を思い出すような雰囲気があるような気がします。ヨン様とかは見てないけど(笑)。アメリカでは手に入りにくいんでしょうねえ、きっと。
そうそう、メビウス快適そうでよかったですね。仕事もはかどってるかな?
kazu-nさんがよろしくって言ってたよってボンに伝えておきました。こちらこそよろしくだそうです(笑)
ちなみに、h-nkmrさんのブログの記事も楽しく読ませていただきました。「僕が知る限り最も熱い男」には笑わせてもらいました。
もし次に会う機会があったらよろしくお伝えください。
>>飛行機の小さい画面で見るのはイマイチかも。
確かに。それはありそう。ただなんで最後に「家族ってすばらしい!」的なエンディングになっちゃうのか、天邪鬼な僕にはどうも胡散臭く感じちゃうんだよなー、あれが。ティム・バートンっていつもエンディングで裏切られるような気がする。。。
>>最近は韓国映画をちょこちょこ見てます。
こっちではさすがにアジア映画はあまり手に入りません。海外で評価の高い、ウォンカーウィーとか、黒澤、小津、溝口あたりはそれなりに手に入るんだけど。。。あと大島。
ところで、最近の邦画のほうはどうですか?園子温とか高橋泉とかって見た?それとベタで申し訳ないがパッチギって見た?
結構フォローしていたつもりなんですが。。。比較的新し目のキャラなのかな?
ちなみにパタリロで僕が覚えているマイナーキャラはパタリロ自ら扮する“シバイタロカ博士”というやつですねー。どうでもいいけど。
そうですか。うれしいですね。
では、次ぎに会ったときにでも
「もう一回よろしく言ってたよ」とおつたえください(笑)