今日、仕事中に友人からメールがきました。
開いてみたら、アンゲロプロスが死んだという非常にショッキングな内容。
思わず絶句しました。
アンゲロプロスに初めて出会ったのはまだ高校生のころ。30年近く前のことです。
金沢の実家で、真夜中に寝付けずに何気なくリビングのテレビをつけたとき、いきなり北日本放送の荒れた画面の向こうに、山道をしずしずと行進する旅芸人の一団が映し出されました。
その画面の慎ましさと張りつめた緊張感に、僕は瞬時に目を奪われました。
「この画面はなんだ!」と、慌てふためいて新聞のTV欄をめくると、そこには「旅芸人の記録、監督テオ・アンゲロプロス」の文字があったのです。
それがアンゲロプロスとの出会いでした。
以来、監督テオ・アンゲロプロスは、ジャン=リュック・ゴダール、ビクトル・エリセ、侯孝賢などとならんで、僕のアイドル監督の一人となりました。
留学中に仲の良かったギリシャ人に「アンゲロプロスの映画は素晴らしい!」と興奮気味に話したら、
「アンゲロプロス好きってフランス人だけじゃないのね」と、よく分からないコメントをされて返答に困ってしまったのが、まるで昨日のことのように思い出されます。
ということで、今日はこれから追悼の意味を込めて「永遠と一日」を鑑賞したいと思います。
合掌。。
アンゲロプロス氏死去
開いてみたら、アンゲロプロスが死んだという非常にショッキングな内容。
思わず絶句しました。
アンゲロプロスに初めて出会ったのはまだ高校生のころ。30年近く前のことです。
金沢の実家で、真夜中に寝付けずに何気なくリビングのテレビをつけたとき、いきなり北日本放送の荒れた画面の向こうに、山道をしずしずと行進する旅芸人の一団が映し出されました。
その画面の慎ましさと張りつめた緊張感に、僕は瞬時に目を奪われました。
「この画面はなんだ!」と、慌てふためいて新聞のTV欄をめくると、そこには「旅芸人の記録、監督テオ・アンゲロプロス」の文字があったのです。
それがアンゲロプロスとの出会いでした。
以来、監督テオ・アンゲロプロスは、ジャン=リュック・ゴダール、ビクトル・エリセ、侯孝賢などとならんで、僕のアイドル監督の一人となりました。
留学中に仲の良かったギリシャ人に「アンゲロプロスの映画は素晴らしい!」と興奮気味に話したら、
「アンゲロプロス好きってフランス人だけじゃないのね」と、よく分からないコメントをされて返答に困ってしまったのが、まるで昨日のことのように思い出されます。
ということで、今日はこれから追悼の意味を込めて「永遠と一日」を鑑賞したいと思います。
合掌。。
アンゲロプロス氏死去
休憩時間に立ち上げたのYahoo トップニュース、あまりの衝撃にしばし硬直しました。
心からご冥福お祈りします。
さらに・・・・・
2月に公開予定の「ニーチェの馬」をもって、タル・ベーラ監督が引退されるということを今日知りました・・・・。
11月11日の満月の日(ムーンライダースが活動休止宣言)以来、次々と光が消えていきます。
これから追悼上映が増えるでしょうねー。
新作の撮影中の事故だったとのことですが、
アンジェイ・ムンクの「パサジェルカ」見たいに未完のままでもいいから公開してほしいですね。
「ニーチェの馬」
なるほど、それで最後の作品ってことなんですね。引退とは思いませんでしたよ。
もうすぐ公開ですね。
でもその前に、モンテヘルマンの「果てなき路」を見にゆかねば!!