モンテ・ヘルマン監督の21年ぶりの新作「果てなき路」を観た。
素晴らしかった。
ストーリーは難解でよく分からない部分も多かったが、それを差し引いてもよかった。
パンフレットにも中原昌也がこう書いている。
「正直に言うと、僕はこの『果てなき路』を二度観たが、物語を把握していない。というか、寧ろサッパリわからない、といったほうがさらに正直だ・・・」
ストーリーの難解さについては、たとえは良くないかもしれないが、デヴィッド・リンチをさらに複雑にしたような感じといえばいいのだろうか。
しかしである。この、なんというか、画面の端々から静かに溢れでてくるオーラとでもいうべきものの、圧倒的なパワーは一体なんなのだろうか。数年前に観たペドロ・コスタの『コロッサル・ユース』がそうであったように、そしてゴダールの『ソシアリズム』がそうであったように、観始めたが最後、画面に目が釘付けになってしまうあの感覚がこの映画にはある。
まして、映画のなかで、あんな映画やそんな映画やこんな映画が引用されているなんて、まるで夢のような体験であった。
素晴らしかった。
ストーリーは難解でよく分からない部分も多かったが、それを差し引いてもよかった。
パンフレットにも中原昌也がこう書いている。
「正直に言うと、僕はこの『果てなき路』を二度観たが、物語を把握していない。というか、寧ろサッパリわからない、といったほうがさらに正直だ・・・」
ストーリーの難解さについては、たとえは良くないかもしれないが、デヴィッド・リンチをさらに複雑にしたような感じといえばいいのだろうか。
しかしである。この、なんというか、画面の端々から静かに溢れでてくるオーラとでもいうべきものの、圧倒的なパワーは一体なんなのだろうか。数年前に観たペドロ・コスタの『コロッサル・ユース』がそうであったように、そしてゴダールの『ソシアリズム』がそうであったように、観始めたが最後、画面に目が釘付けになってしまうあの感覚がこの映画にはある。
まして、映画のなかで、あんな映画やそんな映画やこんな映画が引用されているなんて、まるで夢のような体験であった。
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