と書きつつ、もぅ2023年すら1ヶ月過ぎてしまっているのですが…
毎年恒例(自分で言ってるだけ)「去年読んだ本」のご紹介をしようと思います。
読むのが遅いとはいえ、13冊あり、また感想とかが長くなってしまうと思うので、お時間あるときに読んで下さい。
(手帳のメモに感想書いていたら、13冊なのに18ページ書いてる…
)
<2022年に読んだ小説やエッセイ>
『回転ドアは、順番に』(種村弘さん×東直子さん)(ちくま文庫)
(ちくま文庫2007年11月第一刷発行)(2003年8月金日出版より刊行)
タイトルに惹かれて、図書館で借りた本。
歌人同士のメール(短歌)交換をきっかけに生まれたそうです。
ちょっとドキッとすることばがあったり、遠回しな表現があったり…。
(最後の展開)その必要はあったのかなぁ?…と思ってしまいました。
『群青の夜の羽毛布』(山本文緒さん)(文春文庫)
(文春文庫2006年5月,幻冬舎刊 単行本’95年11月、文庫’99年4月)
「タイトルだけは、ずっと知ってたけど、読んだことのない小説」(表紙も見覚えないし…)
と思って、買ったのですが、読み始めたら、
「あれ?読んだことある気がする!?」
しかも、最近の文緒先生の文章に慣れていたせいか、エッチな表現あるし、ドロドロ(今で言う毒親)だし…
読んでいる途中で、何度もザセツしかけた(他の本読もうか?まで思った)りしたけど、
「とりあえず読み切ろう!」
と読んでいたら、最後の展開がドドドーっ!と来て、その日だけで90ページ位読み進めて、終わりました。
「こんなヘビーな小説、なんで『読んだことない』って忘れてたんだろう?」
「もしかしたら、文緒先生の小説入れてる箱見たら、持ってるかもしれない(笑)」
そんなことを思いつつ、奥付(本の最後に載っている出版年など)を見たら、最初に幻冬舎で出ていたことを知り、
「じゃあ、そっちで持ってて覚えてた表紙が違うのかもしれない!?」
そんなことを言いながら、また何年か後、
「読んだことないや~」
とか言いながら、また買って、また読んでそうだな私(続笑)
後日、箱の中身を確認したところ、さすがに持ってはいませんでした。
(これが1冊目でした!)
『サブキャラたちのグリム童話』(斉藤洋さん・作/広瀬弦さん・絵)(偕成社)
児童書です。
近所の本屋さん見かけて、
「面白そうなタイトルだなぁ」
と思い、家に帰ってから図書館で検索かけて借りました。
(でも最初『モブキャラ…』と検索してしまいました。/笑)
2020年3月初版なんですが、あまり借りられていないのか、キレイすぎてクセが付かないように、
ちょっと緊張しながら開いて…。
斉藤さんが、シュテファン大聖堂の広場で出会った
アンドレ・トーア(『ブレーメンの音楽隊』の元どろぼう一味の1人)
マックス・フォン・フェルト(『白雪姫』の皇太子妃親衛隊隊長)
アンナ・シューマッハー(『靴屋の小人』の靴屋のおかみさん)
に、『オーストリアのウィーンの広場の仮装行列にまざって』なぜか『ドイツ語で』聞いた話。(というテイ)
(注:グリム童話は、もともとドイツの民話)
どこまでが本当で、どこからがウソなのか?
(斉藤さんが本当に調べて書いた話なのか?まったくの創作なのか??)
よく判らなかったけど、面白かったです。
『サブキャラたちの日本昔話』と『もうひとつのアンデルセン童話』というシリーズがあるらしいので、
機会があれば読んでみたいなぁ~。
『ひとり上手な結婚』(山本文緒さん・文/伊藤理佐さん・漫画)(講談社文庫)
(初出誌『IN☆POCKET』2008年6月号~2009年12月号)
(2010年8月単行本化、2014年2月文庫化)
文緒先生と伊藤理佐さんが、雑誌で連載していたお悩み相談の書籍化(?)
一番初めの相談が
「ひとりになりたい」
で、お2人とも再婚して、まだ別々に暮らしてる状態とか、「1人になりたい欲」があるとか、と書いていて
「あれ?伊藤理佐さんって『おかあさんの扉』の人だよなぁ~?」
と思ったら、ベビさんが来る前で、連載の最後の方に、ベビさんがおなかに!?
(それが「好きなお酒が呑めない…」って感じになっている/苦笑)
お互いに質問の回で、文緒先生が伊藤さんに
「夫の定年がこわいんですが、どうしましょう。」
という質問をしていて、
『今は平日一人でのびのび(仕事等)できるので大丈夫ですが、
定年になったら毎日ずっと家にいて、
まとわりつかれるかもしれないと思うとちょっとこわいです。
あまり毎日一緒にいたら、しなくてもいい喧嘩をしそうな気もします。』
と書いていて(多分2008年暮れ~2009年初め、文緒先生45才頃)
王子(先生の旦那様の愛称)は、学年が1つ下というので、まだまだ現役でそういう心配してたんだなぁ~と思って…。
「文庫版あとがき」で(2014年冬頃)
(「一軒家はいやだ」と思ってきたのに、長野県に家を建てて引っ越した)
『今の住まいが終の棲家なのかどうか、それこそ状況は変化していくので何とも言えませんが、
今の自分の心持ちに合っている暮らしを実現できてとても嬉しいです。
きっとこの先、伊藤さんにも私にも、思いもよらないことが沢山あるのでしょう。』
と書いてあって、なんか……。
(この長野県のお宅が最期のお家となります。)
この本は、図書館で取り寄せて借りた本なのですが、手元に置いておきたくなったので、探そうと思っています。
まだまだ書き足りないですが、長くなってしまいそうなので、一旦投稿します。
続きは近いうちに更新出来れば…と思っております。
以下、「2021年の読んだ本(その1)」

毎年恒例(自分で言ってるだけ)「去年読んだ本」のご紹介をしようと思います。
読むのが遅いとはいえ、13冊あり、また感想とかが長くなってしまうと思うので、お時間あるときに読んで下さい。
(手帳のメモに感想書いていたら、13冊なのに18ページ書いてる…

<2022年に読んだ小説やエッセイ>
『回転ドアは、順番に』(種村弘さん×東直子さん)(ちくま文庫)
(ちくま文庫2007年11月第一刷発行)(2003年8月金日出版より刊行)
タイトルに惹かれて、図書館で借りた本。
歌人同士のメール(短歌)交換をきっかけに生まれたそうです。
ちょっとドキッとすることばがあったり、遠回しな表現があったり…。
(最後の展開)その必要はあったのかなぁ?…と思ってしまいました。
『群青の夜の羽毛布』(山本文緒さん)(文春文庫)
(文春文庫2006年5月,幻冬舎刊 単行本’95年11月、文庫’99年4月)
「タイトルだけは、ずっと知ってたけど、読んだことのない小説」(表紙も見覚えないし…)
と思って、買ったのですが、読み始めたら、
「あれ?読んだことある気がする!?」
しかも、最近の文緒先生の文章に慣れていたせいか、エッチな表現あるし、ドロドロ(今で言う毒親)だし…

読んでいる途中で、何度もザセツしかけた(他の本読もうか?まで思った)りしたけど、
「とりあえず読み切ろう!」
と読んでいたら、最後の展開がドドドーっ!と来て、その日だけで90ページ位読み進めて、終わりました。
「こんなヘビーな小説、なんで『読んだことない』って忘れてたんだろう?」
「もしかしたら、文緒先生の小説入れてる箱見たら、持ってるかもしれない(笑)」
そんなことを思いつつ、奥付(本の最後に載っている出版年など)を見たら、最初に幻冬舎で出ていたことを知り、
「じゃあ、そっちで持ってて覚えてた表紙が違うのかもしれない!?」
そんなことを言いながら、また何年か後、
「読んだことないや~」
とか言いながら、また買って、また読んでそうだな私(続笑)
後日、箱の中身を確認したところ、さすがに持ってはいませんでした。
(これが1冊目でした!)
『サブキャラたちのグリム童話』(斉藤洋さん・作/広瀬弦さん・絵)(偕成社)
児童書です。
近所の本屋さん見かけて、
「面白そうなタイトルだなぁ」
と思い、家に帰ってから図書館で検索かけて借りました。
(でも最初『モブキャラ…』と検索してしまいました。/笑)
2020年3月初版なんですが、あまり借りられていないのか、キレイすぎてクセが付かないように、
ちょっと緊張しながら開いて…。
斉藤さんが、シュテファン大聖堂の広場で出会った
アンドレ・トーア(『ブレーメンの音楽隊』の元どろぼう一味の1人)
マックス・フォン・フェルト(『白雪姫』の皇太子妃親衛隊隊長)
アンナ・シューマッハー(『靴屋の小人』の靴屋のおかみさん)
に、『オーストリアのウィーンの広場の仮装行列にまざって』なぜか『ドイツ語で』聞いた話。(というテイ)
(注:グリム童話は、もともとドイツの民話)
どこまでが本当で、どこからがウソなのか?
(斉藤さんが本当に調べて書いた話なのか?まったくの創作なのか??)
よく判らなかったけど、面白かったです。
『サブキャラたちの日本昔話』と『もうひとつのアンデルセン童話』というシリーズがあるらしいので、
機会があれば読んでみたいなぁ~。
『ひとり上手な結婚』(山本文緒さん・文/伊藤理佐さん・漫画)(講談社文庫)
(初出誌『IN☆POCKET』2008年6月号~2009年12月号)
(2010年8月単行本化、2014年2月文庫化)
文緒先生と伊藤理佐さんが、雑誌で連載していたお悩み相談の書籍化(?)
一番初めの相談が
「ひとりになりたい」
で、お2人とも再婚して、まだ別々に暮らしてる状態とか、「1人になりたい欲」があるとか、と書いていて
「あれ?伊藤理佐さんって『おかあさんの扉』の人だよなぁ~?」
と思ったら、ベビさんが来る前で、連載の最後の方に、ベビさんがおなかに!?
(それが「好きなお酒が呑めない…」って感じになっている/苦笑)
お互いに質問の回で、文緒先生が伊藤さんに
「夫の定年がこわいんですが、どうしましょう。」
という質問をしていて、
『今は平日一人でのびのび(仕事等)できるので大丈夫ですが、
定年になったら毎日ずっと家にいて、
まとわりつかれるかもしれないと思うとちょっとこわいです。
あまり毎日一緒にいたら、しなくてもいい喧嘩をしそうな気もします。』
と書いていて(多分2008年暮れ~2009年初め、文緒先生45才頃)
王子(先生の旦那様の愛称)は、学年が1つ下というので、まだまだ現役でそういう心配してたんだなぁ~と思って…。
「文庫版あとがき」で(2014年冬頃)
(「一軒家はいやだ」と思ってきたのに、長野県に家を建てて引っ越した)
『今の住まいが終の棲家なのかどうか、それこそ状況は変化していくので何とも言えませんが、
今の自分の心持ちに合っている暮らしを実現できてとても嬉しいです。
きっとこの先、伊藤さんにも私にも、思いもよらないことが沢山あるのでしょう。』
と書いてあって、なんか……。
(この長野県のお宅が最期のお家となります。)
この本は、図書館で取り寄せて借りた本なのですが、手元に置いておきたくなったので、探そうと思っています。
まだまだ書き足りないですが、長くなってしまいそうなので、一旦投稿します。
続きは近いうちに更新出来れば…と思っております。
以下、「2021年の読んだ本(その1)」

2021年振り返り。去年(2020年度)に引き続き、2021年も読んだ本を書きとめていたので、ご紹介しようと思います。 読むのが遅いとはいえ、10冊ほどあり長くなると思うので、お時間あると......