2つの代表的な旅人算
旅人算は基本的に22人が11本の道を移動する状況に関して問題
- 一方がもう一方を追いかける(追いつき算)
- 一本道の両端からそれぞれお互いを目指して出発する(出会い算)
それぞれ具体的な例を挙げると以下の通り。
1.「Aくんが時速◯kmkmで家を出発した△分後に、
2.「△kmkm離れた場所にいるAさんとBさんはそれぞれお互
直線ではなく池の周りの周回だったり、
旅人算を解く際のポイント
つづいて旅人算を解く際のポイントについて解説します。
旅人算は速さの単元において応用問題的な位置づけにありますが、
- 図を書いて状況を整理する
- 単位時間あたりの変化を考える
- 距離・時間・速さの単位換算は完ぺきに抑える
ではそれぞれ詳しく見ていきましょう。
【ポイント1】図を書いて状況を整理する
旅人算は文章のみで問題が与えられるのが大半ですが、
まずは文章を図に起こすことで、
たとえばこのような問題が出た時。
Aくんが分速100m100mで家を出発した55分後に、
以下のように簡単な図ならすぐに書けると思います。
こんな簡単な図でも、
徐々に2人の距離が縮まっていき、
以上は追いつき算の例ですが、
1000m1000m離れた場所にいるAさんとBさんはそれぞれ
こんな感じの図です。
一気に状況が分かりやすくなりましたね。
まだ基本的な旅人算なので、
【ポイント2】単位時間あたりの変化を考える
旅人算は2つの移動する点を同時に、
たとえば先ほどの追いつき算の例を見てみましょう。
AくんとBくんの移動速度から「11分あたり50m50m距離が
出会い算の例も見てみましょう。
AさんとBさんの移動速度から「11分あたり250m250m移
【ポイント3】単位換算は完ぺきに抑える
前回の速さの公式の解説の際にも言いましたが、
代表的な単位換算は以下の通り。
- 1km=1000m1km=1000m
- 11分=60=60秒
- 11時間=60=60分=3600=3600秒
- 分速==秒速×60×60
- 時速==分速×60=×60=秒速×3600