周期算とは
周期算とは、ある規則で並んだ数字やマークにおいて◯
たとえば代表的な問題として以下の例題が挙げられます。
例題1
以下の数字はある規則に沿って並んでいる。
6,9,5,8,1,1,6,9,5,8,1,1,6,9,5,
さらに発展して数字を足していく問題。
例題2
以下の数字はある規則に沿って並んでいる。
8,3,7,7,4,8,3,7,7,4,8,3,7,7,4,
小数第◯位を求める問題。
例題3
1 ÷ 7を小数で表すとき、小数第927位の数を求めよ。
こういった問題が代表的です。
ではこれらの解き方について詳しく解説していきます。
周期算の解き方
例題1
以下の数字はある規則に沿って並んでいる。
6,9,5,8,1,1,6,9,5,8,1,1,6,9,5,
まず並んだ数字の規則を見つけましょう。ここでは、
「6,9,5,8,1,1」「6,9,5,8,1,1」「6,
というように「6,9,5,8,1,1」
そして組の終わりの数字が6の倍数番目の数字であることに注目し
6番目、12番目、18番目、24番目、
なのでこれらの1つ後ろの数字、7番目、13番目、
さらに1つ後ろの数字8番目、14番目、20番目などは「9」
つまり、◯
では1000番目にあたる数字を考えてみましょう。
「1000÷6=166あまり4」より、組の4番目の数字「8」
式の意味としては、
例題2
以下の数字はある規則に沿って並んでいる。
8,3,7,7,4,8,3,7,7,4,8,3,7,7,4,
この数字の並びを観察すると、
「8,3,7,7,4」「8,3,7,7,4」「8,3,7,
というように「8,3,7,7,4」の5つの数字を1組として、
1組の数字の和は「8+3+7+7+4=29」なので、
つまり以下の通り。
- 1組(5番目)までの数字の和:29×1=29
- 2組(10番目)までの数字の和:29×2=58
- 3組(15番目)までの数字の和:29×3=87
- ・
- ・
- ・
では数字が1000を超える直前までの組を考えてみましょう。
1000÷29=34あまり14
となるので、34組が繰り返された時、
組のはじめから数字を足していった時残りの14を超えるのは、
つまり数字の和が1000より大きくなるのは、「
例題3
1 ÷ 7を小数で表すとき、小数第927位の数を求めよ。
まず「1 ÷ 7」を計算しましょう。
1 ÷ 7 = 0.14285714・・・
となり、小数点以下は「142857」
「927 ÷ 6 = 154 あまり 3」より、 927番目の数字は6個1組を154回繰り返したあとの3つ後ろ
つまり組の3番目の数字である「2」が答えです。
小数点以下が繰り返される小数は周期算において頻出なので、