テレビを見ていたら、サイゼリアが全面禁煙なんだそうだ。とにかく東京オリンピックを前にして、この動きは加速するそうだ。
国民の健康を心配したり、世界の流れに合わせて見たりと、喫煙者には生きづらい世の中になっていくようだ。ちなみに僕は喫煙者ではない。
僕はタバコを吸って、多少早死にする程度のことはなんということでもないと思う。自分の意思でその害悪を引き受けるなら、タバコを吸う権利はあるし、なんだったら多少早死にする権利もあるに違いないとさえ思っている。
なんであれ、タバコの害悪を主張し、正義として禁煙を掲げる人たちというのは面倒臭い。タバコを吸うという個人の楽しみは尊重されないのだろうか？繰り返すが、僕は喫煙者ではない。
そもそもタバコを吸う人が激減しているにも関わらず、肺ガンになる人は増加している。誰も排気ガスが問題だといって、自動車を禁止にするとは主張しないのはなんだろうか。
タバコのメリットだって当然あるに違いない。部族社会にも多々見られるようだし、人類が歴史の中でタバコと共存してきたということは、精神作用としての意義があるとも思う。
ストレス解消なんか、すぐ思い浮かぶが、ニコチンが切れると、すぐイライラするので、ストレスの原因であるとさえ主張されるらしい。それなら、満員電車を解消してくれ。そもそも程度問題ではないか！
個人が勝手に吸っても、他人に迷惑がかかるという主張や、そういう意識が支配的である。受動喫煙である。
受動喫煙の主張は科学的に見えるかもしれないが、誰かが近くでタバコを吸っていることを気にすることの方が、よっぽど精神的な負荷を作る。そういう気にする人々が世の中に蔓延することの方が、よっぽど問題ではないだろうか。
タバコは象徴的だけれど、とにかく何でもかんでも気にしながら生きているのは僕たちの心を蝕むのではないだろうか。おおらかに生きたいけど、そういう社会ではないように思うと、あ〜しんどい。
最後に、僕は喫煙者ではない。
