友達が働く病院での話で、マイナンバーでの保険証確認が始まったとのこと。でも、ほとんどいないという。政府はバカみたいにP Rに力を入れている。テレビでは、ポイントがついてお得なのでとか、こんな便利と宣伝している。まあテレビが政府の広報みたいという感じだが、いつも通りでしょって感じ。
それにしてもポイントがつくからマイナンバー作れっていうのは、国民をバカにしているとは思わないのだろうか。ついでに作らない国民には、あえて不便になるような設定。次から次へと脅迫でもするかのように、マイナンバー作らないと不便と宣伝活動。
結局便利不便という話ばかり。そこで得をするとか便利だからということで国民を釣ろうとしている。インセンティブとか、最近はやりの思考法なんだろうか。っていうか、こんな政府信用できるかって話でしょ。
と同時に、政府がポイントつけるっていのがおかしいとは思わないのか。Go to eatとかGo to travelだとか、ポイントがついて消費者はお得っていうやつだ。マイナカードも同じだなあ。
でも、このポイントは飲食店とか旅行代理店とかに政府からお金で払われるんでしょ。つまり我々の税金が使われるってことでしょ。それで消費が喚起されるっていう大義名分だが、嘘だろう。
初めからそのポイント分の税金を取らなければ、我々国民の手にそのお金が残る。そのお金を皆が自由に使えば、それで消費は喚起されている。
という以上に経済はお金が目的ではなくて、企業やお店が顧客を作ることが目的で、お金や利益は、企業やお店がマネジメントするためのひとつの条件でしかない。ドラッカーも言ってるでしょ。
つまり消費者が自由にお金を使える社会状況は、潜在的な顧客を獲得するために、企業やお店が新しい商品やサービスを作り出す機会を作り出す。これが投資を生み出し、イノベーションを創造する。そのような循環を作らないようにしているって、なんだろう。
特定企業が何もせず、政府からのお金をあてにする社会を作り出しこと。それが政府がポイント事業をやっている意味でしょ。民間が、市場が勝手にポイントというイノベーションを作り出すこととは明らかに違う。なぜなら市場の活性化と無関係どころか、市場の縮小にさえ結びつく。
政府のポイントに踊らされる国民大衆。どっちもどっちだ。