参院選、結局自民勝利でした。
前も書いたのだけれど、日本人は選挙で何を根拠に政党や候補者を選んでいるのだろうか、ホントに訳がわかりません。おそらく勝ち馬に乗るという選択、今まで慣習的にそうだったから、そんな感じなのでしょう。
勝ち馬に乗るっていうんだったら、選挙じゃなくて、競馬みたいなものだ。なんだか自民党が勝ちそうだから、自民党という感じで、今まで慣習的に選択してきたことと重なって行くのでしょう。
実際には色々な問題があり、政治的争点となり得る選挙であった。改憲、コロナ、消費税、物価、男女平等、戦争、人口減少、とりわけ子供・・。シリアスな問題群が林立しているし、この問題群を作り上げてきた政治の問題。日本の国力は落ち、個人のGDPや所得は数年前に韓国に抜かれ、もうすぐ台湾に抜かれる。国際社会での地位は落ちているが、G7にいると、なんだかアジア諸国を下に見ているのだろうかとか・・・。
で、参院選の結果。日本の有権者は現状維持(実質後退)を選んだのである。色々ダメになっていたら、良くしようと行動すると思うのだけれど、そんなことは思いもしないのだろう。なんと閉塞しているか、他国や周りを見て、自分たちを位置付ける力もない。
で、閉塞した状況で生きると決めたのね、と見るしかなく、途方に暮れる。
そういえば、自民のアイドル候補生稲が当選した。あんなに何も考えず、自民党の頭数になればという候補を選んだのだ。ついでに選挙速報でボロが出ないように、全て出演を断っている。でも、そんなのを選んだのは、日本の有権者。だから、日本人の民度がそのまま現れているとしか、言いようがないではないか。
ただ、れいわのお茶の水博士が当選した。生稲とレベルが違うよ。ちゃんと政策を語り、どんな質問にも答えている。ちゃんと政治的主張がある。そういう人物が当選したのは、政治に新風が吹く。期待する。
次の選挙では、僕は自民党に投票しようかな。なぜなら、僕が投票すると、負けるからね(爆)