スポーツメンタルトレーナーの小噺

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初めて株を買った・・・

2005年05月19日 | その他
 スポーツとは全く関係ないんですが、生まれて初めて株を買いました。いやちょっと関係あるかな、シャラポワの例もあるし。シャラポワが使っているラケットを日本で取り扱っているダイワ精工という会社の株がブームの際は上がっていましたしね。
 日本の金利は本当に低いですから、自分で責任を負って金利を上げようと思いまして。僕はなんの本も買ってませんし、インターネット上でちょっと調べただけですが、少しずつ株が面白いなと思い始めまして、やってみた次第です。一日で売買するデイトレードなんかをやる気は全く無く、ある程度の期間保有する形になると思いますが、買った銘柄の値動きが気になりますねえ。いろいろ値上がりしそうな銘柄を考えるのも楽しいし、ちょっと生活にハリが出た感じです。
 それから株の値動きというのも市場心理というものに大きく左右されるようです。そういう意味ではちょっと専門家のはずなので、もうちょっと勉強してわかってくればもっと面白いんでしょうねえ。まああまり損しない程度に楽しみたいと思います。

交流戦・中日対ソフトバンク

2005年05月15日 | 生観戦記
 念願の交流戦を見てまいりました。結果は4連敗を止める中日・井端の自身初のサヨナラヒットで劇的勝利!ソフトバンクの和田が7回1失点の好投、中日の山井も序盤に2点を取られましたが、徐々に調子を上げ7回2失点の好投という投手戦でした。
 試合のターニングポイントは7回の中日・福留のライトへの大きな当たりをめぐる審判団の判断でしょう。僕はバックネット裏やや3塁側のパノラマ席から観戦していたんですが、ホームランに見えました。が、スポーツニュースで見るとホームランじゃありませんでしたね。それともう一つ、好投の和田に代えて8回からソフトバンクが投手を代えたことです。和田投手は、特に初めての対戦ではボールの出所が見にくく、タイミングが取りにくい投手で、中日の打線も甘い球も結構打ち損じていました。ですので、この交代で中日の打者が「よかった」と思ったのは事実。また後を継いだ岡本投手も和田投手の好投を受けての登板だっただけにプレッシャーを感じていたかもしれません。この交代が両軍に大きな心理的変化をもたらしたように思います。まだまだ和田投手はいけそうに見えたんですが限界だったんでしょうかね。
 それから6回のソフトバンクの攻撃で、二塁手の荒木がダブルプレーを阻止しようとした一塁走者ズレータのタックルを右ひざに受けた場面。落合監督は「ラフプレーだろう! 退場じゃないのか!」と審判団につめより、判定を覆させ、結果、両者をアウトにしました。僕は野球を見ていてこのような判断になったのを初めて見ましたので非常に驚きました。今までそういう判定はあったのかなあ。とにもかくにも貴重な体験をさせてもらいました。さらにここで落合監督はズレータの退場を求め続け、審判団に心理的プレッシャーを与えた結果が7回の疑惑のホームランに繋がったのかもしれません。だとしたら、落合監督はめちゃくちゃしたたかですねえ。というわけで落合監督・脚本・主役のドラマはめでたしめでたしで終わりでした。

高橋尚子、小出監督から独立

2005年05月11日 | その他スポーツの小噺
 シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子が、恩師の小出義雄代表との決別を発表しました。高橋選手は「自分の競技人生はあと2、3年。最後は断がい絶壁の環境で、100%自己責任で、自分を奮い立たせたかった」「監督のおかげ、監督のせい…。いつも温かい戻る場所がある。甘えがあった」として、今まで小出代表に依存していた「心の甘さ」を排除して、自分の力だけでどこまでできるかということに挑戦するということのようです。
 僕は高橋選手がここまでの選手になったのは小出監督の指導力の賜物だと思いますし、実際のレースでも結果を出し続けることができたのは小出監督へのゆるぎない絶対的な信頼があったからだと思っています。多くのアスリートは、自分への信頼、自分を信じること=自信によって競技成績が大きく変化してくると思いますが、この点、高橋選手は自分というよりも小出代表という人に信仰に近い絶対的な信頼をよせて、自信に変えていたように思っています。選手生活も最終盤にかかった高橋選手が退路を断ち、強い決意で独立した今後を興味深く見守りたいと思います。

プロ野球交流戦での心理的変化

2005年05月07日 | 野球小噺
 プロ野球改革元年の目玉とも言えるセ・リーグ球団とパ・リーグ球団の史上初の交流戦が実現しました。いつも戦っている相手とは違う相手と戦うということで色々微妙に心理面にも影響したようですね。オリックスと戦った中日の川上投手は「パ・リーグの選手は僕のことをあまり嫌がっていなかった」と発言し、いつものセ・リーグの球団との戦いでは、すでに戦う前から心理的に優位にたっているといるということを示唆しました。逆に、そういう先入観を持たず、無心で戦ってくる相手はちょっと・・・ということでしょう。中日と同じくリーグトップを走るロッテの守護神・小林雅も横浜相手に今季初の救援失敗をしてしまいました。勿論雨の影響もあると思いますが、横浜打線が難しく考えず、無心で向かっていったのも事実。サヨナラヒットを打った村田選手も「併殺でも良いから直球を思いっきり振ろう」とだけ考え、いい結果に結びついています。
 中日と戦ったオリックス、日本ハムと戦った阪神は、レギュラーの捕手に代え、過去に対戦相手球団に所属したことのある捕手を起用して共に見事に勝利しました。おそらく大半の捕手は初戦ということもあり、打者の得意・不得意な球種・コースなど様子を見ていたということもあったでしょう。また、自軍の投手のいいところを引き出そうというリードが多かったんじゃないかと予想できます。それとは逆に、オリックスと阪神は、捕手の頭の中に対戦相手のデータが入っており、それぞれ中日を0点、日本ハムを2点に抑えるという普段のリーグ戦と変わらない勝負にこだわったリードができ、成功したのではないかと思います。対戦相手の打者に「知られている」という怖さも与えたかもしれません。
 両リーグの首位球団が破れ、全体的にまだ様子見の様相が強かった交流戦初戦でしたが、まだまだこれから。オールスターや日本シリーズ以外では見られなかった個人の戦いに加え、チームとしてどう交流戦の戦いが変わっていくかも楽しみです。

150回目のゴンゴール!

2005年05月03日 | サッカー小噺
 先日ジュビロ磐田の中山雅史選手がJリーグ通算150ゴールを達成しました。勿論現在のJリーグ通算トップの前人未到の記録です。まだJリーグができる前のゴールと合わせれば、なんと200ゴール!中山選手は自分自身でへたくそだと言い、37歳の今も向上心を持ち続けていることが本当に素晴らしいです。それを補って余りある情熱、闘志がこちらにも、おそらくは味方の選手や相手の選手にも伝わっている僕がJリーグで一番好きな選手です。一人ででも最後まで決して諦めずにボールを奪いに行く姿勢、怪我を恐れずにゴールをがむしゃらに目指す姿勢に、本当に感動させてもらって、いつも涙が出そうになります。いや、実際に出てる場合が多いかも・・・。
 先日まで所属のジュビロではスタメンを飾ることが少なかったんですが、やはりピッチで与える影響は非常に大きいと思います。山本監督も無理に世代交代しないほうがいいと思いますがねえ。これからも1つ1つコツコツと中山選手らしくゴールを積み上げていってもらいたいです。まだまだゴンゴールが見たい!!!

中日ドラゴンズ優勝決定!?

2005年04月29日 | 野球小噺
 プロ野球の試合が1試合しか行われなかったこの日、阪神対中日の試合は、おそらく今期中日が優勝すればターニングポイントとなるであろうゲームでした。4回が終わった時点で0-6、6回が終わった時点で1-8。僕も「今日はないな」と思っていました。しかし7回、阪神のエース井川が先頭打者のルーキー沢井を四球で歩かせたところから流れが変わってきました。2~4番の3連打に加え、エラーも絡んでこの回4点を奪い、点差は3点。8回にも四球とエラーも絡んで、バッターはホームランの期待できる4番ウッズ。ウッズに回ってホームランが出れば逆転だなと思っていた矢先、その通りの展開となり、呆然・・・。
 はっきり言って井川の交代時期を誤りましたね。大体があまりやる気が表面に出てこないピッチャーではありますが、なにか気だるさが漂っていました。岡田監督はやはり井川はエースなので自分で何とかしてもらいたいという親心での続投だったんでしょうが、裏目に出てしまいました。3点差になった後は中日の選手も「いけるんじゃないか」という手ごたえを掴んでいたでしょう。そこにおあつらえ向きの四球やエラー。9回阪神もチャンスを作りましたが、自ら敵に送った流れを自分で引き寄せることはできませんでした。相手は何もしていないのに四球やエラーでの出塁を許すということは、相手に心理的に余裕を持たせ、勢いを与えてしまうという意味で、野球という競技においては非常に大きなことなのだと再認識させられました。そして、自ら与えてしまったその流れというのは取り戻すには相当なエネルギーが要り、取り戻すことが難しいということもです。
 ペナントレースの最大のライバルになるであろう阪神に対してこのような勝利を得たことで、中日の優勝確率はさらに上がったと思います。巨人は全く上手くいっていませんし、優勝は決まりかな。

ヤクルト古田敦也2000本安打達成!

2005年04月25日 | 野球小噺
 ヤクルトの古田敦也捕手が広島戦で通算2000本安打を達成しました。大学を卒業してから社会人を経てプロ入りした選手としては初となる快挙!そして捕手としては、あの野村克也氏に続いて史上2人目の達成者となりました。
 入団したのが遅く、史上4位となる高齢での達成となったみたいですが、首位打者も獲得するなど本当に素晴らしい選手です。右打者で足も速いわけではないですから内野安打も少ないわけですし、ちゃんとしたヒットでここまでできるというのは、やはり本人が言っていた通り「集中力」の賜物でしょう。まあそれが大事だとわかっていても、それが「できる」とは大違いですが、昨年の後半でも、色々と球界再編についての会議が終わった後に球場に駆けつけ、ヒットを打ってしまう・・・。切り替えの上手さと集中力が優れていることの証明でしょう。捕手という非常に厳しいポジションで、入団時には眼鏡のことで色々言われながらそれを反骨精神で乗り越え、昨年の球界再編問題でも選手の代表となって精力的に動いた古田選手。決して身体能力に恵まれているとはいえない古田選手だけに、その頭で打った2000本安打に敬意を表します。まだまだ球界のために頑張ってください。本当におめでとうございました。

競泳日本選手権、北島は・・・

2005年04月24日 | その他スポーツの小噺
 アテネ五輪メダリストがそろった競泳の日本選手権はアテネ五輪2冠の北島康介が200m平泳ぎで3位に敗れるという波乱。その後は気持ちを入れ直して50mと100mはしっかり制覇しました。他にもアテネ五輪銅メダリストの森田智己が200m背泳ぎで2位と敗れました。これぐらいの選手になると日本一など当たり前でちょっとモチベーションをあげるのに苦労したみたいですね。ただ世界と戦うことが目標の二人は世界選手権ではきっちりピークを合わせてくると思います。
 女子ではアテネ五輪で金メダルを獲った柴田亜衣が、それを責任感と自信に換えて3冠を達成したのが目立ちました。五輪メダリストがまだまだ踏ん張り、それを達成できなかったものが目の色を変え、これからの新鋭が牙を剥いた日本競泳陣。代表選考基準が厳しい競泳陣は出場する以上、世界選手権でも活躍してくれるでしょう!

女子ゴルフ、横峯さくらツアー初優勝!

2005年04月18日 | その他スポーツの小噺
 女子ゴルフのライフカード・レディスで注目の横峯さくらがツアー初優勝を飾りました。横峯選手は嫌がるかもしれませんが、やはりキャディーの父良郎さんの力は大きかったようですね。端から見ていて横峯選手は精神面が強いとはあまり思えないんですが、それをカバーしたのが良郎さんの楽天的で強気な考え方ではないでしょうか。横峯選手が後ろ向きになりそうなところを、言葉がけなどで気持ちを前を向かせていたと思います。ただ、横峯選手もこのままではいけないので、この勝利の理由を考え、一人でもその辺の精神面のコントロールができるようになれば、一皮向けてさらにすごいゴルファーになると思います。

競馬・皐月賞、勝ちっぷりはまさにディープインパクト!

2005年04月17日 | その他スポーツの小噺
 競馬の三歳G1第一弾の皐月賞が行われ、圧倒的な一番人気のディープインパクトが、まさに圧巻といった感じで勝利しました。鞍上は世界のユタカ。スタートでつまずいて最下位スタートながらも最後は2馬身半のリードで圧勝。あの天才ジョッキー武豊をしてパーフェクトと言わしめた逸材は怪我や体調不良がなければ間違いなく3冠馬となるでしょう。いったいいくつG1獲るんだ?いつまで連勝続くんだの方に興味が移りつつあります。この馬の出現で競馬人気も復活するんでしょうか。