オーウェルが、エッセイを書いているのは
知らなかった。95年刊行の文庫化。中央公論新社。
3ページくらいの、暮らしのエッセイ。
料理、家の修理、住宅、娯楽~
まだすべて読んでいない。
紅茶の入れ方、私は紅茶が好きなので、
ここまで本格的にするのか!
こだわりがある。ロシア式でない限り砂糖は入れない。
私も同様。
1940年代の筆がほとんど。
政治色はなく、個人的な好み、生き方。
意外と保守的だと思う。伝統的な暮らし方が書かれている。
「現代文明は何でも早ければいいとばかり、考えたがる。
~機能的しか考えず、家中をどこもかしこも刑務所のように
手間のかからないものにしたがる人がいる
~生活の場は部屋に応じて、いろいろ考えなくてはいけない
~居間には温もり、英国では7か月はふんだんに
石炭をたかなくてはいけない」
日常の細かい事が書かれていた。
ジュラ島便り、書くこと、書物、ユーモアについてもある。
ゆっくり読みたい。
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