裏面~U太の本音の本音~

新潟県小千谷市の農業マンのブログです☆
主に私の農業を紹介しています♪
無農薬・無肥料/自然栽培米を作っています。

『畦草刈り』2017.5.16「無農薬・無肥料 自然栽培田んぼ」

2017年05月27日 06時33分16秒 | 私の農業
畦の草刈しました♪

草刈前


草刈後


大変な作業ですが、田んぼ作業でこの作業が一番好きですww


畦草の除草の目的は主に害虫対策です。
特に斑点米の原因となるカメムシ対策です。

草が茂っているとこの斑点米カメムシの発生源になるという訳です。


一般的には除草剤で全ての草を枯らす方法が多いです。

私は除草剤がなんか嫌なので草刈りで対応します。


除草剤で何でも枯らしてしまうのがなんか嫌です。


よく思うのは、

イネ科の草が茂っていなければ良いだけではないかと.

調べてみると斑点米カメムシはイネ科の草の汁を吸って成長し、産卵の為の栄養が必要になるとイネ科の種子の汁を吸うらしいのです。

と、言う事は

イネ科以外は関係無いのかなと思います。


むしろ

イネ科以外の草が優勢になるような環境を作る事によってカメムシ被害を減らせるのではないかと思います。


草刈によるカメムシ防除方という方法も有るようで、

草刈作業時あえて高刈りし、広葉植物優勢の環境を作りイネ科の草を抑制するという方法です。

イネ科は根元で分げつして成長するのに対し広葉植物は脇芽を出して成長するのでその脇芽が出る部分を残し先に成長してもらい日光を遮り、イネ科植物の成長を抑制すると言う理屈だそうです。


草は全て排除ではなく特性を活かす方法で面白いですね。


元々の植生によって有効でない場合も有るようですが、何年も続ける事で効果が出てくるのかなと思います。

私の田んぼでも高刈りを続けて長いところでは8年目になりますが、イネ科や背が高くなる草が減って横に伸びる草が増えてきた感じです。

写真の田んぼの畦はハルジオンとスギナが多いですが、イネ科はあまり有りません。


ヒメイワダレソウ等を畦に植えて他の草が生えないようにする方法も良いなぁと思いますが、

元々その場所に有った草(合った草)を利用する方がなんだか面白いので私は草刈りを続けます。



結局は


草刈りが好きだから続けますww


それではまた✩

『苗並べ』2017.5.16「無農薬・無肥料 自然栽培田んぼ」

2017年05月26日 07時09分18秒 | 私の農業
私の田んぼ。


稲の苗、出芽したので並べました。


少し伸びすぎました!!



あと1日早く並べた方が良かったです。

それと途中で上下を並べ替えた方が丈がもっと良く揃っただろうと思います。

来年の課題です。


並べた後は保温シートをかけました。


潅水量、気温や日差しなどに注意しないと焼けたりして苗がダメになってしまいます。


緑化完了まで神経使う時期です!!!!



それではまた☆

『播種』2017.5.7「無農薬・無肥料 自然栽培田んぼ」

2017年05月25日 00時54分30秒 | 私の農業
私の田んぼ


播種しました♪


昨年の結果を踏まえて、自作の育苗土と籾殻くん炭の割合は1:1にしました。


播種量は1箱当たり100グラム播き。


播種時の灌水はこれまた以前の反省を踏まえて、土詰めと灌水だけをして一度流し、二度目に播種と覆土をすると言う流れで作業をしました。

私の作った土はこうしないとすぐに水を吸わないので種籾が流れて偏ってしまう。

まだまだ改良の余地有りですな。


↓↓播種作業の様子





播種後はパレットに積み、上に空箱を乗せてラップで巻き、倉庫に置きました。

こうして出芽を待ちます。

それではまた☆