裏面~U太の本音の本音~

新潟県小千谷市の農業マンのブログです☆
主に私の農業を紹介しています♪
無農薬・無肥料/自然栽培米を作っています。

「耕耘~スタブルカルチ~」2022.4.13『無農薬・無肥料/自然栽培米田んぼ』

2022年04月19日 07時45分22秒 | 私の農業
自然栽培米田んぼ。


耕耘作業をしました!

耕耘は土を砕く事と、土を乾かす目的で行います。

耕耘は2回行う予定です。
1回目はスタブルカルチ。2回目はロータリーで行う予定です。

こちらがスタブルカルチです。



簡単に言うと『鋤(すき)』です。
ロータリーは回転する爪(刃)で土を起こし砕いていきますが、スタブルカルチは土を起こして軽く反転していきます。
ロータリーより大きな土塊になります。そしてロータリーより速い速度で作業が出来ます!
(私はロータリーよりこっちの方がすきです(笑))






この春は田んぼがよく乾きました。いつも乾かないところもこんなに乾いていました!



作業完了した田んぼ。



こんな感じ。



耕耘する時は、基本的には土を「練らない」ようにしています。
イメージ的には、耕耘後に土の塊と塊の間に空間が有る方が土の中に空気が入り良く乾く&酸素が好きな菌がよく働いてくれ、有機物の分解をしてくれるという感じです♪

スタブルカルチの耕耘の深さは14cm設定にしました!

耕深に関しては浅めが良いと聞いたり、深い方が良いと聞いたり、人によって意見は色々です。
私はまだどっちが良いとも言えません。
答えは有るのでしょうけど、結局は耕耘の後にどんな管理をするかによっても変わってくると思います。

私は除草作業で田んぼの中を歩く事になるので、深すぎると歩きにくいという理由であまり深くしないようにしています。

耕耘深さもまだまだ研究の余地が有りますね。
耕耘作業一つとっても奥が深いです。


しばらく経ったら今度はロータリーで2回目の耕耘をします!

それではまた☆

「育苗土採取③」2022.4.11『無農薬・無肥料/自然栽培米田んぼ』

2022年04月12日 08時46分01秒 | 私の農業
自然栽培米田んぼ。


育苗土採取3回目。


今日は母が手伝ってくれました!
昨日より更に暑い日でした(*_*)



暑すぎて早めに休憩して、途中で気分転換に桜の咲き具合を見に行きました♪


千谷島の桜。

ぼんぼりも設置されていました♪


この日一日だけで開花も進みましたね~。



暖かくなって虫も増えてきましたね♪(私は虫好き♪)

こちらは『ヒメスギカミキリ』らしき虫。


ラッキーな事に、飛び立つ瞬間が撮れちゃいました\(^^)/




作業に戻ります!



土を掘っていたら

クモがクモを捕食する瞬間を目撃しました!



土を掘っていたら

ドジョウ発見♪


ドジョウは田んぼの水が無くなってくると土に潜っていきます。
土の中で冬を越し、また田んぼに水が入ってくるのを待っています。


しかし、掘り出してしまったので水路の水たまりに移動しました。



手作業だとこんな風に生き物が出てきたりするので、機械作業より大変だけど楽しいですね♪


ズラズラ―っと並んだコンテナ。70コンテナ。
運ぶのがまた大変。



3往復して運びました。



目標の数全て完了しました!
天気にも恵まれ、お手伝いの方にも恵まれ、スムーズに終わりました\(^^)/


しばらく自然乾燥させて、3週間後くらいに砕きます!


それではまた☆

「育苗土採取②」2022.4.10『無農薬・無肥料/自然栽培米田んぼ』

2022年04月12日 08時24分34秒 | 私の農業
自然栽培田んぼ。

育苗土採取作業2日目!


今日はお手伝いの方が来てくれました♪



単純な肉体労働なので、人手が多いだけ捗ります!

最高気温25℃にもなり暑い日でした(*_*)



休憩♪
コンテナは物を入れるだけでなく、テーブルにも椅子にもなります(笑)



人数が多いと、軽トラへの積み込みがとっても楽!







98コンテナ採取しました!

残り70!

それではまた☆

「育苗土採取」2022.4.9『無農薬・無肥料/自然栽培米田んぼ』

2022年04月12日 08時16分52秒 | 私の農業
自然栽培米田んぼ。


一番大変な作業の時期になりました(^^;)

自然栽培米の苗を育てるための土を取る作業です!

一般的な栽培では、苗の土は市販の物を使う事が殆どです。
肥料を添加した土だったり、無肥料土を購入して自分で肥料を混ぜる事も有ります。

私の自然栽培では、自然栽培田んぼの土を使います。
苗の段階から肥料の無い状態で育てる事と、種の段階から田んぼの土や土の中の微生物と触れさせるという意味で田んぼの土を使っています。


まずは表層の土を削り取ります。
表面には草の種が多い事と藁や枯れ草などの残渣も多く、育苗土としてはそれらが邪魔になる為です。


スコップで掘り、コンテナに入れていきます。




ズラ―っと並んだコンテナ。とりあえず一人でこれだけ取りました!


これを運ぶのがまた重くて大変(^^;)
頑張って積みました!



この日は24コンテナでやめました。
一気にやると腰を痛めるので(*_*)


必要数192コンテナ!
残り168!


それではまた☆

YouTubeに載ってました♪~オーレック水田除草機ウィードマン~

2022年04月05日 13時37分36秒 | 私の農業
株式会社オーレックさんのYouTubeに私が載っていました!

昨年の6月に、水田除草機『WEEDMAN(ウィードマン)』の実演に来ていただいた時の体験レポートとして掲載されていました。

↓↓こちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=5mPjEFjQiqY

(首に巻いているタオルの洗濯タグが見えててハズイ(笑))


↓↓その時の様子♪


こちらがWEEDMANです!!







除草機部分。
田面の凹凸に合わせて角度や高さを検知して、水平や作業深さを自動制御してくれます。


除草機は条間除草用には縦回転の『回転刃ローター』で、
株間・株元除草には横回転の『回転レーキ』で除草する機構になっています。



『回転刃ローター』



『回転レーキ』

回転レーキは車速連動で、回転速度はギアで調節できます。
稲が小さい内は低速回転。稲がしっかり根付いたら高速回転にしたら良いのかなと思います。

運転席。


実演の様子。




私の自然栽培米作りでは、田植え後の初期の段階で小さい草を除草するためにチェーン除草をしますが、こちらの田んぼは、試しに初期のチェーン除草をしませんでした。
その為、稲の株元・株間に草が残ってしまいました。
ウィードマンが来る日までにカルチでの除草を3回しましたが、カルチは株元・株間の除草が出来ません。
(田植え:6月5日、WEEDMAN実演日:6月28日)

ウィードマンは株元・株間の除草も出来ると言うことでしたので今回来ていただきましたm(__)m

と言うことで、
私も作業してみました♪


「見せてもらおうか!!WEEDMANの性能とやらを!!」
(言いたかっただけです…すいません)





『before』
稲の株元には草がたくさん生えています。



『after』
おー!けっこう見えなくなりました♪






~感想~
除草性能は高いですね!
今回は田植えから23日後でしたので、WEEDMANでもう少し早いタイミングで2回くらい入れればかなり除草でき、残る草は少なくなると思います。
旋回性能については『4WS』という、前輪が通った後の同じところを後輪が通る機構になっているので、旋回で潰してしまう稲は少ないと思います。
また、除草以外の面で良さそうなのが、タイヤで走る事により、土の中に空気が入って稲の根に良い効果も有るのではないかとも思いました。

この田んぼの収量は反収5.5俵でした。
(10a当り330kg)
結構良い結果!


WEEDMAN、初めて知った時から使ってみたいな~と思っていましたが、実際に試してみる機会をいただけて良かったです♪

株式会社オーレックさん、ありがとうございました\(^^)/


株式会社オーレックHP
https://www.orec-jp.com/

WEEDMAN
https://www.orec-jp.com/weedman/



それではまた☆



「無農薬・無肥料 自然栽培米」栽培の様子をまとめましたのでどうぞご覧くださいm(__)m
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