菌種など | 培養可否 | 温度 | 時間 | メモ |
---|---|---|---|---|
R1 | 〇 | 43℃ | 8h | 資化のため砂糖3.0%を添加。詳細は記事 |
11/19-B1 | 〇 | 37℃ | 18h | 詳細は記事 |
L-55 | 〇 | 37℃ | 8h | 豆乳が10~40%の混合牛乳でないと培養できない。未チャレンジ、詳細は記事。 |
ベルギータイプ | 〇 | 37℃ | 18h | 混合乳酸菌かつ2段階発酵のため、同じバランスが維持できない。 未チャレンジ、詳細は記事 |
SKYR2 | 〇 | 39℃ | 12-15h | スキムミルク・無脂肪乳で培養可能。ただし乳清めっちゃ出る。 未チャレンジ、詳細は記事 |
L-92 | 不明 | 37℃ | 20h | 未チャレンジ、詳細は記事 |
アロエの力 | × | - | - | 機能関与成分(アロエステロール)が培養できない。 |
素肌のミカタ | × | - | - | 機能関与成分(コラーゲン等)が培養できない。 詳細は記事 |
LKM 512 | × | - | - | ビフィズス菌が培養できないっぽい。 詳細は記事 |
追記予定 | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
ちょっとあれこれ培養してみたので、まとめメモ。
個人的には、うちの猫たちのお気に入りがR1なので継続したいな。
最近ポリアミンヨーグルトが流行っているので、
ちょっと調べてみたので、備忘。
偏性嫌気性菌と言っても牛乳中なら酸素もないし培養できるんでしょ?
と思っていたんだけど、ふむ。
>ヨーグルトの植え継ぎができないことはないのですが、ビフィズス菌は決して植え継げません。ビフィズス菌は偏性嫌気性菌といって、酸素がある環境では生育できません。さらに、酸にも非常に弱いです。乳酸菌が作る乳酸も苦手なので、ヨーグルト中でも少しずつ数が減ってきます。>元来、動物の腸管内に生息している細菌です。乳の中で進化してきた酪農用乳酸菌とは異なります。各メーカー、選び抜いた菌を使っておりますが、それでも、牛乳の中で乳酸菌のように増えるビフィズス菌はありません。
なんとなく培地が牛乳じゃダメなのかも?
>出来上がったヨーグルトは、次回のタネとしてご使用になれ>タネ100mlで、牛乳1L分のヨーグルトが作れますが、その場合ビフィズス菌の数は少なくなってしまいます。ビフィズス菌は、他の乳酸菌とは異なりデリケート>うえつぐ際も、40~45℃に温度を保ちながら発酵させて
だって、偏性嫌気性菌って言っても製品化できるくらいなんだし?
>ビフィズス菌は>偏性嫌気性菌の中では比較的酸素に影響をされ難い菌です。
>ヨーグルトの中でなぜ発酵するのかと言いますと、発酵する前に牛乳を加熱殺菌してあり酸素が少ない状態になっていることと、ほとんどのヨーグルトの場合、ビフィズス菌に加えて乳酸菌を発酵に使用するため、乳酸菌(酸素 があっても発酵します)が発酵することにより、牛乳がより嫌気状態に近づきビフィズス菌発酵に適した条件を作る>またメーカーは>使用するビフィズス菌にヨーグルトの中で良く発酵するものや酸素に対して耐性を持つ菌株を選択して使用している
>ヨーグルトの表面はどうしても酸素に触れますからビフィズス菌の死滅は早くなり
と思ったけど、ビフィズス菌は培地が牛乳ではダメなのかも問題。
>(1-2)ビフィドバクテリウムの培養と試験サンプルの調製
>前培養として、ビフィドバクテリウムをBL寒天培地(日水製薬株式会社)に接種し、37℃で48時間嫌気培養することによってコロニーを形成させた。
>前記コロニー1つを白金耳で掻き取り、滅菌フィルターを通過させたセンノシドA及びセンノシドBをそれぞれ50μg/mlで含有するLactobacilli MRS培地に接種し、37℃で48時間、嫌気培養を行った
ふむ。
最近ちょこちょこ見かける、
ベルギーヨーグルト ピュアナチュール。
めっちゃおいしい!!のですが、
近所ではブルーベリーコンフィチュールのみ販売。
プレーンが食べたいので、ちょっと培養できないか調べてみた備忘。
(あとで培養して追記)
ちょっとナナメに確認してみた限り、国内特許は見当たらず。
となるとヒントは、
>コンフィチュールが溶け合うとろ~り食感>ベルギー独自の伝統製法を受け継ぎ、生乳本来の甘みとなめらかな食感を引き出したヨーグルト。>4種類の乳酸菌を配合した後に長時間の2段階発酵を行うことで、生乳本来の甘みと濃厚な食感
ふむ。
このとろとろ食感はおそらく37~38℃くらい。
長時間発酵していて、このまろやかな酸味からもおそらくそう。
ただ、混合乳酸菌ということはそれぞれ適温が違う可能性もあり、
「2段階発酵」の意味が不明瞭。
<パターン1>
1段階目の発酵でそれぞれの適温で発酵させ、
混合したあとに再発酵させて一体感を出している
<パターン2>
最適温はそれぞれ別温度だけれど、許容範囲温度が重なるため、
乳酸菌を混合したのちに、1段階+2段階とそれぞれ違う温度で発酵させる。
(とすると2段階目の発酵は、出荷に際してある程度の固さを得るため?)
ちょっと高め温度(40~41℃)くらいで発酵させると、
固めのヨーグルトに仕上がるのよね。
なんか<パターン2>な気がしてきた。
定型元のPur Natur社にはノーヒント。
こういうところが文化の差よね。
>Pur Natur natural yogurts are unique. Pur Natur natural yogurts are set or stirred yogurts made from organic milk with a natural fat content, which gives them a deliciously mild and soft taste.
とりま37℃、18hくらいで培養してみよう。
美味しそうなパッケージで、最近気になっているiseyのSKYR。
これ、おうちで培養できないのかしら、と調べたので備忘。
そもそもSKYRとはなんぞや?というと、
アイスランドのチーズだけど、
レンネットなしで培養できるタイプのものらしい。
レンネットなしで培養できるタイプのものらしい。
>伝統的なスキールは、スキムミルクから作られ>アイスランドではヨーグルトよりもメジャーなアイテム>クリームチーズなどの柔らかいチーズの仲間>ヨーグルトに使われる種菌はより酸味があり、あっさりした味わい>スキールの種菌はよりまろやかで、コクのある仕上がり
>スキール(Skyr)はアイスランド原産の発酵乳で,スターターには乳酸菌と酵母を含むという。
ふむふむ。
これって、スキムミルクで作れるくらいなんだから、
これって低脂肪乳でも作れるんじゃないの?
チーズってことはレンネット必要?
だったら、困る。。。いや、どうやら不要みたい。
ただし、めっちゃホエイが出るらしい。
>What’s this about rennet?>Neither brand lists rennet, a thickener. Although rennet is advocated by some, I have it on good authority (an email from a company that makes this stuff commercially) that rennet is not necessary if your live cultures are plentiful and active.>Skyr is thicker than Greek yogurt and contains a higher level of protein than other yogurts. This makes sense when you consider it takes 4 cups of milk to make one cup of Skyr.>Traditionally, Greek yogurt requires 2 cups of milk to make one cup of yogurt.
Iceland Magazineでもレンネットなしのレシピ。
>The recipe:>1 litre skimmed milk and a tablespoon of regular skyr>Let it cool to 39C/102F>Let the milk stand at room temperature for 12-15 hours (or at most 24 hours), until it has thickened to the consistency of Greek yoghurt and the curds have separated from the whey.
えっと、これ、ホエイも消費するとなると、
約130kcalあたりの比較で、
・200mlのヨーグルト(ホエイなし)=200mlの牛乳
・100mlのギリシャヨーグルト(ホエイ100ml)=200mlの牛乳
・75mlのSKYR(ホエイ225ml)=約300mlの低脂肪乳
>牛乳が200mlに対し約130~140kcal、低脂肪牛乳が約85~100kcal、そして無脂肪乳が約65~90kcal
よし、ホエイの消費方法を考えてから挑戦してみようっと。
おすそわけでもらった、オハヨー乳業のぜいたく果実ヨーグルト。
酸味が控えめでミルク感が美味しかったので、
これも培養できないかなとちょっと調べてみたので、備忘。
結論から言うと、
L-55を培養するのはちょっとめんどくさいぽい。
まず、L-55乳酸菌は、
ヒト乳幼児から採取した新しい乳酸菌で、生きておなかに届く系。
>オハヨー乳業が2000年に発見しました。 もともと人のお腹に棲息している乳酸菌>胃液や腸液に対する耐性が非常に高い>人工胃液を使った耐性試験では100%の生存性を示し、人工腸液での耐性試験においても、生菌数の減少が認められません
培養条件は、
>乳と豆乳を混合比(質量比)9:1〜6:4で混合して調製される原料
>(1)37℃で8〜10時間培養して得られる乳酸醗酵食品中に含有される前記腸内生息性乳酸菌の濃度が、1×10 9 〜5×10 9 コロニー数/mlであり、かつ生成乳酸酸度が0.7〜0.9質量%である酸味のある食品
(2)37℃で4〜6時間培養して得られる乳酸醗酵食品中に含有される前記腸内生息性乳酸菌の濃度が、1×10 8 〜1×10 9 未満コロニー数/mlであり、かつ生成乳酸酸度が0.3〜0.5質量%である酸味を抑えた食品
ん?!
培地に牛乳と豆乳が必要?!
えっ、これ牛乳だけじゃダメ?
>本発明によれば、本発明によれば、乳と豆乳の混合比(質量比)は乳:豆乳=9:1〜1:9の範囲であれば任意に設定できるが、腸内生息性乳酸菌の増殖にとって最も適した条件としては乳:豆乳=9:1〜6:4が好ましい。>乳の混合比が9を超え豆乳が1未満になると得られる乳酸醗酵食品中に含有される腸内生息性乳酸菌の濃度があまり高くならない>乳の混合比が6未満で豆乳が4を超えるとやはり得られる乳酸醗酵食品中に含有される腸内生息性乳酸菌の濃度があまり高くならない
ぬぬぬぬー!
どうやら豆乳は省略できないらしい。
えっと「乳:豆乳=9:1〜6:4」ということは、
作りやすい割合&作業だと、
- 牛乳1Lと豆乳200mlパックを購入
- いずれも未開封のまま人肌程度に温めておく(電子レンジ)
- 牛乳を300ml減じておく
- スターター100mlと豆乳200mlを投入(牛乳77.8%:豆乳22.2%)。
- 37℃で8h保温
よし、いつか気が向いたらやってみよう。
最近、ヨーグルト&発酵食品三昧♥
猫からヨーグルトメーカーを借りる頻度が多いので、
(うちの発酵食メーカーは猫水を温めるために常時稼働)
ヨーグルトメーカーを1台増設したよ、yay!
これね↓
なんと税込3,000円を切るモデルなのに、
- 1~48hタイマー
- 25~65℃設定
に対応してるの!
タイマーがあれば、
・発酵しすぎて酸っぱくなる前に、温度を下げられるし、
温度設定できると、
・とろり系のヨーグルト(カスピは27℃目安)も、
・L21やB1系の低温高機能ヨーグルト(37℃目安)も、
・R1系の高温高機能ヨーグルト(43℃目安)も、
・甘酒(55℃目安)も
・フルーツビネガー(60℃目安)も、全部作れちゃう♥
早く届かないかなー!
メイトーの農協ヨーグルトは、
粘度がゆるめのもったりした食感と、絹みたいななめらかさ。
しっかり感じられるミルクの甘味がすごく好き。
ちょっとこれ、おうちで培養できないのかしら、と調べたので備忘。
結論、少なくとも1回はできるっぽい。
農協ヨーグルトは、
>「特選」規格の信州産生乳のみで作った、ミルクのコクを感じる味わい豊かなヨーグルトです。「B1乳酸菌」を使用し、複数の乳酸菌との組み合わせで、低酸味の食べやすさも実現しました。
というわけで、
複数の乳酸菌が形成しているらしいのだけれど、
なにやら11/19-B1株(通称B1)が免疫力向上には肝要らしいので、
>自然免疫活性化能を有する乳酸菌は、>解析結果、ラクトコッカス(Lactococcus)属に属する新規乳酸菌株(以下、「11/19-B1株」と略記する場合がある)であることが判明>これまでに知られている乳酸菌より高い自然免疫活性化能を有する
B1の培養条件を整えられるか、調べてみた。
>培養温度は、25℃〜37℃間に保つことが好ましく、37℃近辺で行うことがより好ましい。培養期間は、用いた培地組成、培養温度等により変動するファクターであるが、11/19−B1株の場合、通常は12〜48時間程度、好ましくは12〜24時間程度の短期間に充分な量の目的物を確保することができる。
37℃で培養してみたところ、
18hで完璧なとろとろ農協タイプヨーグルトが完成。
低温発酵なので、カスピみたいなもったり感。
そしてこれ、びっくりするくらいミルク感を強く感じるんだけど、
B1がこういう風味なのかな。
いやぁ、さすがにミルクにこだわる、
農協ブランドの乳酸菌ミックス。
ただこれ、乳酸菌が複数入っているので、
温度管理によって繁殖しやすい菌と繁殖しにくい菌がいると思うので、
世代を追うごとにバランスが崩れていくと思うの。
このおいしさは、第1世代ヨーか第2世代ヨーまで、かなあ。
気が向いたら植え継ぎ実験してみます。
家で猫の飲み温水のために、以下2台が稼働しているので、
ついでに甘酒作ってみようと思って、糀もぽちったので、
分量はどれくらいで作るのが良いのかなという覚え書き。
容器はこれを使います⇂
糀は好気性なので、密封しない方がいいとのこと。
比較的高温(55℃程度)で培養するし、
ヨーグルトメーカーの保温カバー被せるので、
雑菌混入の心配はあまりしなくてもいい、ということにする。
甘酒は、代継ぎしないし!
というわけで600mlの容器に収まる量、かつ、
作りやすい分量で考えてみる。
- 米 90cc(半合、75g)
- 炊飯水 200cc(炊飯器の1合の線まで)
- 糀45cc(大さじすりきり3、32g)
- 温度を下げるための水 100cc
これで容積的には、400ccになるはず。
2日分。
うーん、これってこのまま飲める濃さなのかな。
だとすると結構な頻度で醸す必要があるな。
2倍に薄められるくらい濃いといいんだけど。
とりあえず、ま、1回作ってみようっと。
家庭でヨーグルトを培養するときに怖いのが、コンタミ。
器具類を熱湯消毒して、手指消毒を徹底するのは当然としても、
クリーンルームでない以上、どこかで何かの菌を拾ってしまう。
というわけで、特に機能性乳酸菌の培養回数を考えてみる。
コスパ的な意味で。
まず、スターターは、
撹拌の際にスプーンなどが触れる必要がないドリンクタイプを採用。
これね↓
これを培養したのが第1世代ヨー。
第1世代ヨーを培養したのが第2世代ヨー。
個人的な経験から、温度と時間が適切ならば、
商品1個(112ml)あたり2Lの第1世代ヨーが、
2Lの第1世代ヨーからは33Lの第2世代ヨーが培養できる。
2Lの第1世代ヨーからは33Lの第2世代ヨーが培養できる。
1日180mlを摂取量とすると、
- 第1世代ヨーのみ摂取で、11日分。
- 第2世代ヨーのみ摂取で、183日分。
必要になるスターターは、
- 第1世代ヨーのみ摂取なら、年33本(120円x33本=3,960円)
- 第2世代ヨーのみ摂取で、年2本(120円x2本=240円)
と、論理的には上記なんだけど、運用には難あり。
第2世代ヨーのみ摂取する場合、
第1世代ヨーの2Lを順番に醸していくんだけど、
半年間、どうやって第1世代ヨーを健やかに保管するか。
(冷凍庫が足りない)
なので、第1世代ヨーを基本的に摂取しつつ、
冷蔵庫と原材料の消費期限の許す限りにおいて、
第2世代ヨーを培養するのがいいみたい。
仮に第1世代ヨーのみ摂取と仮定すると、
スターター費用は、60円/牛乳1Lあたり。
牛乳1Lが180円、1日180cc摂取とすると、
- 1.0Lで5.5日分=240円(180円+60円)
- 5.5L/30日=1,309円(982円+327円)
- 65.5L/360日=15,709円(11,782円+3,927円)
ふむ、スターターを節約するより、
牛乳が安いところを探すほうが節約になるみたい。
とはいえ、商品を購入する場合は
120円(112ml)x360日=43,200円なので、
自宅培養なら第1世代ヨーのみ食べても27,491円の節約(1人あたり)。
ヨーグルトメーカー=5,766円(仮定)
電気代=428円/年(27W・8hx66回使用)
としても、まだ21,297円の節約!
1人分と考えてこれだから、
2人分、3人分と家族が増えるにつれて、節約効果も大きい気がする。
ちな、うちの猫にも毎日第1世代R1をあげるようになったら、
とっても快腸で、するんといいお通じ!
にゃんこのためにも続けたい♥
ついでに甘酒とか醸せるのもいいよね。
普段から見かける度に買っていた素肌のミカタ。
これも培養できたらいいのになと思ってちょっと調べてみたので、備忘。
結論から言うと、
素肌のミカタ効果は培養できないので、買うしかない。
まず、素肌のミカタの機能性関与成分(3成分)は、
>L. delbrueckii subsp. bulgaricus OLL1247株およびS. thermophilus 3078株(SC-2乳酸菌)>コラーゲンペプチド>スフィンゴミエリン
うち、SC-2乳酸菌については、
>紅斑生成抑制用組成物において、多糖体含有乳酸菌産生物は、>Lactobacillus delbrueckii subsp. bulgaricusと>Streptococcus thermophilusとの組合せによって生成されることが好ましい。>ラクトバチルス・デルブルッキー・サブスピーシーズ・ブルガリクス2038菌およびストレプトコッカス・サーモフィラス1131菌は、株式会社明治製のブルガリアヨーグルトLB81(登録商標)から単離することによって入手する紅斑生成抑制用組成物ならびにその使用方法およびその製造方法、紅斑の生成を抑制する方法、乳酸菌産生物
ふむ。じゃあ素肌のミカタを培養しても、
できるのは、ブルガリアヨーグルトってことね。
他の有効成分がなくても効果は期待できるのかというと、
>また、この紅斑生成抑制用組成物は、有効成分としてスフィンゴ脂質およびコラーゲンペプチドの少なくとも一方をさらに含有することが特に好ましい紅斑生成抑制用組成物ならびにその使用方法およびその製造方法、紅斑の生成を抑制する方法、乳酸菌産生物
さすがにそれは無理みたい。
家庭で気軽に添加できるスフィンゴ脂質やコラーゲンペプチドは、
売っていない現状なので、素肌のミカタは買うのが正解。
いやー、ブルガリアヨーグルトって実はすごい乳酸菌なのね!
これからおやつ買うときはブルガリアヨーグルトにしよっと。
L-92が手に入ることになったので、
これから培養してみたいなと思って調べたので書きかけ。
巷で『乳酸菌が死滅しているのだから培養できない』と評判のL-92。
常温保存できるのだからさもありなん、と思っていたのだけれど、
なんと『固まる』というレビュー発見。
しかもスターターは、レシピ変更後のY2018 Q3製造。
>L92乳酸菌 ヨーグルトメーカー 温度 時間 試作7回目>温度35℃>時間3時間>この段階から固めるために40℃で1時間30分温めてみたところ完成度99点と言える状態のL-92乳酸菌ヨーグルト
固まらないのは温度か時間が合っていないだけで、
もしかして培養できるのでは???
ちょっと調べてみたら、その他ヨーグルトと比して、
低温・長時間培養する品種みたい。
>3.2.1. 乳酸菌の培養と殺菌処理>L-92株をMRS培地で20時間、静置培養し、その菌体を8,000rpm、5分間の遠心分離により集菌—東京大学学術機関レポジトリ
>[実験方法]L−92株をMRS 改良培地に添加し、中和条件の異なる生育条件のもとで、37℃、30時間培養した
ふむ。
とりあえず「37℃で20時間」と(メモ)。
時間長めにセットできて、
温度調整できるタイプのヨーグルトメーカーなら培養可能かも。
うちのVITANTONIOは、
25~70℃、1~99h設定できるから、やってみようっと。
25~70℃、1~99h設定できるから、やってみようっと。
猫の飲水用にヨーグルトメーカーを常時稼働させているので、
ついでに人間もちょっと借りてみようと思って、
R1ヨーグルトをヨーグルトメーカーで培養したら、
43℃+ 8hでちょうどいい感じに醸せたよ、という次回のためのメモ。
出来上がりは温かいうちはかなりとろとろ。
冷やすともったりしてて、美味しい。
スターターはドリンクタイプのほうが撹拌が楽。
砂糖なしのほうが味が好きなんだけど、
どうやらR1ってスクロースに嗜好性を示す乳酸菌ぽいのよね、特許によると。
- 培地・種菌と温度
>〔実施例3〕
>多糖産生乳酸菌を利用した発酵乳の作製
>NK活性上昇作用を有する酸性多糖体を産生するL. bulgaricus OLL1073R-1を用いて発酵乳を作製した。生乳、脱脂粉乳、砂糖を使用し、SNF9.7%、FAT3.05%、砂糖3.0%に調製した溶液(以下発酵乳Mix)にL. bulgaricus OLL1073R-1、S. thermophilus OLS3059(FERM P-15487)をスターター菌として加え、43℃で発酵を行った。酸度0.7で発酵を終了し、4℃で1日保存することで最終酸度0.78となった。
- 発酵時間
>ドリンクタイプからでも ハードタイプと同じ作り方でヨーグルトができる
>見た目には発酵6時間で固形化しはじめ、8時間ぐらいで固形ヨーグルトになっていた。ハードタイプを種にしたときよりは、若干早い印象
- 開始時培地の温度調整(40℃)
ターゲット温度40℃/電子レンジ500W/牛乳1Lの場合
牛乳5℃(差分35℃)=291.7秒=4.87分
牛乳5℃(差分35℃)=291.7秒=4.87分
牛乳10℃(差分30℃)=250秒=4.16分
牛乳20℃(差分20℃)=166.7秒=2.78分
ふむ、冬場4分、夏場3分のレンジアップが目安かな。
>電子レンジの出力が500Wだとすると1秒で500Jのエネルギーが水に供給されることになります。熱の仕事当量は4.19Jですから1mLの水なら500÷4.19 =119.3より、約120℃の温度上昇
ちな、牛乳パックの溶解を避けるため、2回に分けて温め、途中で撹拌する。
>牛乳パックに使われているポリエチレンは、85~95℃で柔らかくなり、100℃を超えると溶け
発酵用の容器が1個附属しているんだけど、
使うたびに中身を保存容器に入れ替えるのは面倒。
あと、今の公式モデルの附属容器は「ガラス製」となっているんだけど、
私の手元にある附属容器はプラ系のため、匂い移りも気になる。
というわけで、結論はハリオのミルコなんだけど、
他のものも比較検討したので、自分のための備忘。
まずヨーグルトメーカーVYG-20の保温内釜サイズは、
8.5cm x 8.5cm の正方形。
ちょうど、BALLメイソンジャーワイドマウス16ozの
ガラス部分のみがぴったり収まる大きさ。
(蓋はぎりぎり閉められない、あと2mmあれば!)
牛乳パックは、外寸7.3cmくらいのサイズなので、
中身が液体ゆえに中央部分が膨らむことを考慮して、
かつ熱が逃げない大きさにするには、
一辺8.5cmの設計がちょうどいいんだと思う。
(上下左右に6mmずつのゆとり)
>1000mlの牛乳パックのおおよその寸法(内寸)は70mm×70mm×194mm>牛乳などの飲料を入れると牛乳パックの内壁に圧力がかかりふくらみます
というわけで、これに近い一般的な耐熱容器ということになると、
↓くらいのラインナップ。
1.ハリオ ポケットピッチャー・ミルコ PPM-6-PW (600ml)Φ8.1cm
2.ハリオ ビネガーズピクルスポット VPP-700-W (700ml)Φ9.0cm
3.無印良品 耐熱ガラスピッチャー・小(700ml)Φ8.4cm
4.無印良品 耐熱ガラスピッチャー・大(1000ml)Φ8.4cm
5.無印良品 耐熱ガラス丸型保存容器(800ml)Φ9.5cm
5.iwaki 耐熱ガラス キャニスター SNOWTOP K293-M(700ml) Φ8.5cm
6.iwaki(イワキ) 耐熱ガラス 密閉容器 キャニスター (1000ml)Φ10cm
ただし、Φ8.4~8.5はちょっとぴったり過ぎるので、
安全マージンを取ってΦ8.1cmの
ハリオ ポケットピッチャー・ミルコ PPM-6-PWを購入。
甘酒作ろうと思っていたので、
高さ23cmと長めのスプーンでかき混ぜやすいこともポイント。
ヨーグルト作るんだったら、
1L入る無印のピッチャー、容量的に無駄がなくていいと思うけど、
それは牛乳パックのまま入れればいいかな、と。
アイリスオーヤマのヨーグルトメーカー IYM-014は、
Φ9cmがぴったりらしく、
>【HARIO(ハリオ)】 ビネガーズカフェ ピクルスポット>実際にヨーグルトメーカーに入れてみるとドンピシャ!ちゃんと入ります(^-^)
同IYM-012だと、
無印の1LでΦ8.4cm、高さ25cmがぴったりらしい。
>実際にセットしてみると蓋との間がわずか数ミリの差でピッタリ収まった
みんな困っているポイントは同じなのね。
ちな、私が以前愛用していたヨーグルティアなら、
・附属プラ容器でも耐熱でレンジ煮沸可能、
・ガラス内釜発売もしていて、
至れり尽くせり。
ヨーグルティアを買えばよかったかなぁ。
でも、ヨーグルトメーカーは普段は猫の飲み水温め用に買ったので、
ヨーグルティアはちょっとお高いかなと思っちゃったのよね。
次回購入の際は、煮沸の手軽さも検討してみよっと。
【関連ログ】
猫の飲み水を温かいままサーブするために、
発酵家電が家で常時稼働しているので、
なんとなく醸してみたくなっちゃった。
というわけで、
ビタントニオVYG-20にぴったりの追加容器と、
米こうじをぽちってみたので備忘。
容器はこれが2個↓
米こうじはこれ↓
追加容器は、こちらを参考にガラス製を探してみたよ。
>出来上がって保存している間に他の発酵食品を作りたくなったら、別の容器を消毒して移す>手間を減らすためにもそのまま保存したかったので、追加で容器を買い足し
米こうじは、こちらを参考に今回は岡山のマルクラ。
>さっぱりとしたじんわり感のある甘味で、後味はすっきりです。旨味は程よく強く、甘味よりも旨味の方が強い印象がありました。酸味はあまりありませんが、じんわり感を味わいに与えています。>10段階評価は7です!
早く醸してみたいなー!