史跡ハンター 臥龍

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仏教四大名山「普陀山」

2012年04月04日 | 中国旅行記
4月3日(火)
今日は5:20起床しました。
雨は止んでて、6:00チェックアウトしました。
そして地下鉄1号線に乗り、6:50「上海南站」に着きました。

7:00ごろ「余姚」行きの切符が買えたんだけど、7:45発だったんでロビーで休んでました。

10:15…2時間半で「余姚」に着きました…って動車と変わらないんじゃない?
ちょうど火車(列車)站横の汽車(バス)站に着いたんで、携帯持ってないから火車站に行ってB社Z氏に電話をして、10:45ごろ迎えに来てもらいました。
Z氏は「小川直也」みたいな感じでした。
11:00ごろ工場に着いたんだけど…ある工場の2階部分のみで驚いたわ。
まさかこんな小さい会社だったとは…まぁ製品が大きなモノじゃないから大きな敷地は要らないんだけどさ。
とりあえず工場内を案内され、俺が発注した製品の検品をさせてもらったんだけど…外観のチェックが甘いなぁ。
中国ではOKでも日本じゃダメなんだよ…次回以降観に来れないから、しっかり注意しておきました。
まぁB社製品はあくまでも付属品なんで、早々に切り上げてZ氏と食事をしに行きました。

食材を選んで料理してもらいます。

大きなレストランです。


食後13:00さっきの「余姚汽車站」まで送ってもらいました。

13:10に発車したバスは14:10「寧波汽車南站」に着きました。
今日「寧波」に来たのは、明日(4日)が「清明節」(祝日)なんで、ここから「普陀山」に行こうと思ったんでね。
なので、すぐ明日の「普陀山」行きの切符を買ったんだけど、「何時の?」って聞かれたから「一番早いの」って言ったら6時のバスになっちゃった。
まぁいいか…俺は夜は何もすることが無いから、すぐ寝れるしさ。
そして14:50近くのホテルを探してチェックインしました。
まず今日は「寧波」郊外の「天童寺」を目指し、15:00ごろ路バスに乗りました。

15:40「汽車東站」に着いて、すぐ近くにある「天童寺」行きのバス停を見つけたんだけど…

なんじゃぁこりゃあ始発(ここ)から48駅もあるのかよ
日本のガイドブックには18時までと書いてあったけど…すでに16時近く。
もし1時間で着いたとしても帰りのバスによっては1時間も観る時間が無いかも知れないぞ…係員?の子に「天童寺までどのくらい掛かる?」って聞いたら「1時間も掛からない」って言うんだよなぁ。
「天童寺」は1223年に「道元」が学び、帰国後に「曹洞宗」を開いたんです。
不安なんで今日は中止して「汽車東站」から市内に引き返す途中の「鼓楼」で下車しました。
俺は市内バスでは大体外をキョロキョロ見てて、何か面白い場所が無いかチェックしてるんだよね~

「鼓楼」というより、上に時計台があるから「鐘楼」みたい。

なんか民芸品屋とか無いかなぁ~

骨董品店とかあったけど、ちょっと俺好みのモノは無かったです。

そしたらフィギュア店を発見

俺が万引きしそうだったから?付いて来た店員の子です。
全部日本のアニメ製品なんで、中国語で「俺は日本から来たんだよ」って言ったら、彼女に日本語で返されたよ。
日本のアニメが好きで5年くらい日本語を勉強してるんだって。
QQの番号を教えておいたけど…連絡くれるかな?って何ナンパしてるんだろ?
日本じゃ“史跡めぐり”しに行っても女の子に声掛けたりしないもんな…

この店は何の店だったんだろう?人民がこんな行列して買うモノとは?

奥には「中山公園」がありました。

まぁごく普通の公園ですね。

何の碑でしょうかね?



次は「范宅」ってトコに行ってみました。(鼓楼の対面)

初めバスの中からこの骨董市みたいのが見えたんで「鼓楼」で降りたんだけどね。

でも残念ながら俺の興味を惹く古玩は無かったです。

これは「天寧寺 西塔」だって。
また路バスに乗って「寧波汽車南站」で降りました。

近くの公園に行ってみました。

まぁここも特に変わった公園でも無いと思ったら…

案内図に「関帝廟」を見つけました。

ホントはもう閉まってる時間なんだけど、門が開いてたんで勝手に入って写真だけ撮って来ました。



帰りに「寧波汽車南站」付近のマックやスーパーで夕飯を買って、18:35ごろホテルに戻りました。

このホテルのベッドはスプリングが硬くなく、フカフカで気持ち良かったです。
明日は朝早いから早く寝よ~っと。


4月4日(水)
今日は4:30起床しました。
5:30ごろチェックアウトし、スーツケースをフロントに預かってもらって出ました。
「汽車南站」6:00発のバスに乗り…

7:15ごろ着いた汽車站で降りました。
皆降りるし、そこが終点なんだと思ったんだけど…どうも近くに埠頭なんて無いし。

彷徨った挙句、チャリタクが埠頭まで6元って言うから乗ったら「普陀山」行きなんて無い埠頭に連れて行きやがって…救われたと思い、10元あげたのに。
ここは一体どこなんだよ…遂にはさっき降りた汽車站にも帰れなくなっちゃったよ。
再びチャリタクを拾って汽車站に連れて行ってもらおうとしたら「普陀山に行くなら朱家尖に行かなきゃ」と言われ、10元で行ける距離なのかぁ…良かったぁ
…ってのも束の間、「朱家尖」行きがある路線バス停で降ろされました。
何だ…そういうことだったのかぁ、とりあえずここからバスに乗れば「朱家尖」に行けるんだぁ。
このチャリタクのオッさんとは少し話したんだけど、最初「香港人か?」って聞かれたよ。
日本人と分かると大体聞いて来ることって皆同じ…「1ヶ月給料いくらだ?」「いくつだ?」「結婚してるのか?」ってね。

8:35ごろ路バスに乗り、9:35ごろ「朱家尖」に着いたんだけど…「普陀山」は島だから必ず船に乗らなきゃいけないのに埠頭が無い。
またどうにもならず周囲で聞き込みをすると「タクシーで蜈蚣崎に行きなさい」って。

三輪タクシーを拾い、10:15「蜈蚣崎埠頭」に着きました。
そしてフェリーの切符を買ったんだけど…今日は祝日なんで凄い人民の数だよ。

10:45発のフェリーに乗りました。



約10分で「普陀山」に着きました。
入山料は160元と…過去にこんな高い門票は無かったと思うぞ。

どっから観ればいいか分からないんで、11:00右側から行ってみました。

「普陀山」は「五台山」「峨眉山」「九華山」と並ぶ中国仏教四大名山の一つに数えられています。

10世紀ごろ、日本の僧「慧鍔」が帰路に乗った船が座礁してここに辿り着いて寺を建立したという説があります。

俺は別に仏教徒でもないんだけど、「峨眉山(四川省)」には行ってみたいんだよね~



おぉ「少林寺」みたい~

この辺りはお土産屋が多いです。



次々と僧が降りて来るよ。

でも、こっちを上がって行く観光客は俺だけなんだけど…道、間違えてる?

これが「不肯去観音」様?



これは「普済寺」です。(5元)

境内の「大圓通殿」は改修工事中ですね。

日本では神社にお参りするイメージがあるけど、中国では寺でも皆、香をたてて参拝しています。

「南無観世音菩薩」

何の碑でしょうか?

この先は文武官も軍人も下馬して通らなければいけないんだって。

4Kmくらい山を登ると「慧済寺」というのもあるんだけど、もう疲れたし、つまらないから12:10フェリー乗り場に戻りました。
元々俺は「寧波→沈家門」というバス切符を買ってたんだけど、経由地で降りちゃって来るのに苦労したんだけど…帰りは「普陀山→沈家門」までのフェリー切符を買いました。(行きのフェリーは朱家尖→普陀山)

12:35発の高速船に乗り、12:50「沈家門」に着きました。

ここが「半升洞」埠頭なのかぁ…事前調査で名前だけは知ってたんで。
でも、ここから「寧波」に行くバスが無いぞ…って思ったら、路バスで「普陀汽車站」まで出てくださいって。

路バスに乗って13:20「普陀汽車站」に着いて「寧波」に帰ろうとしたんだけど、切符が売り切れてて16:55発まで無いと。
でも他に帰る方法が分からないんで、約3時間半待つハメになりました。
最初付近を散策してたんだけど30分くらいしか時間をつぶせず、汽車站内も混んでて席が無いから外で塀に座ってました。
ホントは今晩「台州」に行くつもりだったのが無理なんで、W社のM氏に公衆電話から電話しておきました。
ちょっと肌寒く感じて来たんで15:30ごろ汽車站内に入ったけど、やっぱ席が空かないんで奥の端の方でしゃがんでました。
「寧波汽車南站」に戻ったのは19:05でした。
早く「寧波」に着けば昨日行けなかった「天童寺」にも行くつもりだったのに…

ケンタで夕飯を買って荷物を預けてるホテルに戻り…結局同じホテルに連泊することになっちゃいました。
図らずも連泊だったんで今晩は昨日より-20元で泊まれたけどさ。
しかし…今日は最悪な1日だったなぁ…明日からの製品生産に何も問題が無ければいいが…

後から知ったんだけど、6日に日中韓外相会議がここ(寧波)で開催され、「玄葉外務大臣」が来たみたいね。
さぁて明日(5日)から10日AM(最大11日AM)まで台州で最終確認です。
ちゃんと予定通り生産が始まるんだろうか…?



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