震災から4年となる03/11、第3回しらかわ震災復興音楽祭に参加してまいりました。
まずは
<市民団体30団体による多種多様な演奏>
<復興パネル展示、調理コーナー(浪江焼きそば他)>
<キャンドルナイト「希望のあかり」>
犠牲者への哀悼と復興への思いを込めホルダーにメッセージの書かれた2000本のキャンドルを灯火。白河ダルマを配置したキャンドルは、犠牲になった方への深い鎮魂とともに、4年間の様々な苦難を和らげ、明日への希望をかき立てくれます。
<山下洋輔ステージ>
巨匠も齢を重ねてもはや枯淡の境地では?と思いましたが、とんでもありません。80%即興演奏で、肘弾きクラスターの決め打ち、演奏曲もパンフ(チュニジアの夜、ボレロ)どおりには行きません。
特別な日に招かれたことを感謝しつつ、鎮魂の祈りを込め、パワフルで繊細なタッチから次々と繰り出され血脈に躍動する音の粒、不協和音すらも感性のひだに柔らかくしみ込む。そしてユーモアを交え、禅僧のような啓示に富むMC。
異次元のパフォーマンスに、普段は静かな大観衆も喝采を叫ばずにはいられませんでした。(演奏曲:Gentle Conversation、やわらぎ、バッハメドレー、ラプソディー・イン・ブルー、アンコール:枯葉)
・全体合唱 市民歌「このまちがすき」、復興支援ソング「花は咲く」~何と山下さんが伴奏されるという超豪華版。間奏では指揮者の方はタクトを振らないでいました・・。
※まだまだ長い復興への道のりですが、集った市民と避難者の方々が音楽のチカラに包まれて、一歩前へ進む希望を膨らます夕べになったと実感しました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます