(メイ)
昨日、掃除をしてる時のことです。
掃除する前には、いつも、
綾子もメイも、ケージごと別の部屋に移動しておきますが、
昨日に限り、じーちゃんがメイと遊んでいたので、
ケージに入れるのは後でいっかーと、綾子だけ別室へ。
そして、じーちゃんの部屋を掃除し始めました。
その間、じーちゃんはメイを連れて、リビングへ一時避難。
暫らくしてじーちゃんが戻ってきて、
「昨日、植木の泥をばらまいちゃって、
窓の溝のところにまだ残ってるから
ちょっと掃除機かけてくれないか?」 と。
その時、窓を開ける→メイは大丈夫か?という意識はありました。
でも多分、ケージに入れてもらってるだろうと思ってました。
結局、泥汚れがひどくて、
じーちゃんと私で窓を全開にして掃除してたのですが、
手間取ってしまい、正味15分位かかったでしょうか。
そして何とか掃除を終え、窓を閉めてリビングに戻ってみると―――。
メイが、ケージの上にちょこんと・・・。
え? ( ̄△ ̄) !!
ケージの中ではなく、外にいたわけです。
びっくりしました。
だって、さっきまで、
リビングの戸も、じーちゃんの部屋の戸も窓も全開状態で、
外への道は、デカデカと開かれていたわけです。
窓と言っても、人間の身長より大きい窓です。。。
サーっと血の気が引きました。
「ちょっ・・、出てる! メイが!」
じーちゃんも 「えっ? あっ!」( ̄□ ̄;) みたいな。
「さっき、この仔、(ケージに)入れなかったんですか?」
「いやちょっと、先にトイレに入って、
その時に泥のこと思い出して、、、」
メイのところから私たちのところまで5mもないでしょう。
死角になってるとはいえ、メイは独りではあまり遊ばず、
人の話し声がすれば、すぐに寄ってくる仔です。
よくもまぁ、あの長い時間、こっちに飛んで来なかったものです。
こっちに来たらば、明るい外に出て行ってしまったでしょう。
ヒヤっとしたことは、前にも。
(綾子)
綾子を肩に乗せて、ベランダの窓から外を眺めてました。
その時、近くをご近所さんが通るのを見て、
「ああ、あの人、今頃どこに行くのかしら?」などと考え始めたら
もう綾子のことは意識外になってしまい・・・
そしてふと、目の前の植木のしおれ具合が気になり、
手入れをしようと窓を開けました。
さらに網戸を開けようと思った瞬間、
野鳥が「キュ~~イ!」っと鳴き、それに綾子が反応して「ピュルッ」と。
あっ! 綾子がいたんだ!!
おおお~~~開けなくてよかった~~~!
と思ったのは言うまでもありません。
どちらも、最悪の事態を招いたらと思うとゾッとします。
―――我が家では、昔から鳥を飼っていたこともあって
これでも「鳥のいる生活」が身体に馴染んでいる方だと思います。
窓を開けるときには、開けるよ~と声を掛け合う、
ドアは、鳥の方を見ながら静かにそっと閉める(鳥を挟まないように)、
放鳥してる時に部屋から出て行くときは、
「そこに鳥がいるから見てて」と一声かけておく、などなど、
みんな、自然とそんな体質になってます。
それでも、こういう、
一歩間違えれば最悪のケースを招いたかもしれない
ヒヤッとすることがたまーに起きるんですよね、、、。
今回は、掃除をする前にきちんとケージに入れなかったこと、
綾子から意識を背けたことが原因でしょう。
厚着をしてたので重みに気づきませんでした。
過信と慣れは怖いです。
交通事故などは、
1件の重大事故の裏に、ヒヤッとした事例が300件あるとか。
他人のヒヤッとした事例から傾向を知り、
自分の対策とするのは重要なことだそう。
なので、私の行ないを反面教師として、役立ててください・・・。
皆さんもヒヤッとしたことがあったら、教えてください。
それにしても、
メイが飛んで来なかったのは、目には見えない誰かが、
「あっちに行っちゃイケナイよ」と言って遊んでいてくれたのかも。
綾子の場合は、野鳥さんを鳴かせてくれたのかも。
そんなことを思う私でした。