いきなりですが
蒸かしたサツマイモです
私は塩で食べるのが好き(聞いてない)
でももちろん
鳥さんたちはそのままで・・・
メイは大好きなのでガツガツ
でもサンちゃんは・・・
じーちゃんの腕の方が美味しいらしく
今のところ、興味ナッシングです
本来、サツマイモは
インコの食べものではないですが
病気になって何も食べられない時に
もしかしたらこれだけは食べてくれるかも?
という命の食材になるやもしれず
味を覚えさせるために
自己判断で少量、食べさせています
ここに一冊の本があります
これはオススメ
他の飼育本が書かないようなことが書かれていて
一度は読むといいかもです
身体の小さいコが長生きしない理由や
鳥は運動では痩せないよーという話^^;
そしてなんといっても
食べないコにどうやって食べさせるか
「病院食としてのお菓子」と題して
常識を捨て
人間の食べ物を食べさせることを挙げているのが
興味深かったです
長くなりますが、少し抜粋してみますね
「 風邪をひいて食欲がないときに
モモやミカンの缶詰やヨーグルトならば
食べられたという人も多いかもしれません。
さまざまな病気症状から食欲が落ちる鳥は多く
飼い主は食べさせることにかなり苦労もしますが
そうした際に、病院食として人間の食べ物を与えて
体調を整えたり、本来の餌を食べ始める
きっかけづくりをするということが
実際に行なわれ始めています。
とにかく、なにか食べてもらわないと
命をつなぎとめられないというときには
鳥が食べても害のない人間の食べ物のうち
栄養が高くて鳥の口に合うものを食べさせて
体力を取り戻させることには大きな意味があります。
そうした際に、与えても構わないのは
カステラや蒸しパンなどですが
筆者が飼っていたインコが
病に倒れてほとんど食べられなくなったときには
カステラなどに加えて、主治医の指導のもと
コーンフレークやビスケットのかけら
きな粉なども与えていました。
これからの数年間でさらなる臨床データも
出てくるはずですが
「鳥に人間の食べ物を与えてはいけない」と
かたくなに決めたりせず、必要な状況において
柔軟な対応が許されていく方向にあるのは
間違いないことでしょう 」
―――引用ここまで―――
実際、昔かかってた獣医さんは
鳥はまず、消化管を動かさないとだめだから
ケーキでも生クリームでも
なんでもいいから食べるなら食べさせて
それでそのう炎になるようなら
あとから治療すればいいんだから・・・
そんなことを話してました
このブログにはあまり書きませんでしたが
綾子が食べなくなった時、私も
パンやクッキー、パウンドケーキ、甘いヨーグルト
缶詰のトウモロコシなどをやって
食欲の呼び水にすることも多々ありました
試行錯誤を重ねながら散々迷った結果ですが
それでそのう炎になることはなかったです
ただ、ご存知のように
見知らぬものを敬遠するのが鳥の習性・・・
だから普段からちょこっと味見させて
これは食べられるものなんだと
覚えさせておくことが重要なのですよね
美味しいトウモロコシだって
去年はあれだけ食べたのに
一年経ったら忘れちゃって
怖がって食べなかったりするので
ときどーーき
三時のおやつの
お皿に残ったかけらでいいから
一口だけやってみたり・・・
そういうことが
命を救うことになるのかもしれません
蛇足ですが
戦時下にあるイギリスでの話で
「ある小さなスズメの記録」という
本に出てくるスズメさんは
具合が悪くなると
ティースプーン一杯のシャンパンを飲んでました
獣医の指導のもと・・・
高齢で心臓が悪くなったスズメさんの
気付け薬代わりだったようですが
さすがにこれはちょっとね^^;