なのはStrikerS4話「ファーストアラート」感想

2007-05-05 04:43:52 | 魔法少女リリカルなのは NANOHA
なのはStrikerS 
4話「ファースト.アラート」感想



新人達の早朝、訓練は続く
新たなデバイスそしてリミッターとは?
レリック出現、緊急出動発令!


(以下番組&メガミマガジン版コミックのネタバレ有り)

(ネタ絵「なの☆すと」は感想最後尾に)



○見つけてもらえて、巡り会う事が出来た新しい居場所。
ここでもやっぱり空を見上げてって戦ってゆく日々...

0575年 5月 5:45 機動六課隊舎 
隊員寮ではスバル、テイア、キャロ三人が揃っての歯磨きからはじまります。
前回3話の華々しい六課立ち上げから二週間。しかし出動も無くスバル達はひたすら訓練の日々。
そんな中、スバルは母の命日には帰ると姉と父にメール。
このシーンでエプロン姿のスバルの母の遺影が映ります、やはり肉親。姉ギンガにそっくりですね。

「今日もやるぞー!」「おー」
元気いっぱいの三人と、ノリに付いて行けないティア(笑)
スバルの明るさは、年少組の二人にとって良い雰囲気に作りになってるようです。

「ハイ整列」
なのは教官による早朝訓練の最期のメニュー、それはデバインシューターを5分間避け続けるか、もしくは有効打を一発でも入れる事。
「5分避け切る自信は?」とティアナ「ない!」と答えるスバル。
そんなあっさりと(笑)
ならば一発いれるしかないと、新人ズは飛来するシューターを避け、四方に散ります。
おお、光の軌跡を引いて散って行きますよ。
エリオは「ソニックムーブ」をつかえたけど、テイアナ達も使えるようになったのかな?

なのはの背後に瞬時に「ウイングロード」出現、接近するスバルと正面から狙うティア。
ここはアッサリとシューターの餌食。あ、一分持たないじゃん...と思ったらそれはテイアナの幻影魔法。
これは1話の「フェイクシルエット」?
あいかわらずティアナの幻影には見てるこちらも騙されます。
自分の影だけでなく、他人の影までコピーできるんですね。
「やるねテイアナ」

再びなのはの背後を取る「ウイングロード」
ほぼ垂直になのはを狙ってスバル突貫!
そう、ウイングロードの弱点はコースが読まれてしまう事。敵は待ってればいいんですから。
こうやってティアナの幻影を追加すれば、すくなくとも丸見えにはならなくて済みそう。
しかしなのは相手ではそれも上手く行かず、渾身の一撃はラウンドシールドで回避。
しかもシューターでの追い打ち、慌てて退散する事に。
そのスバルを援護しようとしたティアナの銃は...ジャムった~!
自作ですからねこのデバイス。
この時「ティア援護~」のスバルの台詞が凄く可愛かったんですけど。

さて残り二人、キャロは強化魔法を詠唱中。エリオに強化をかけ、その攻撃に託すようです。
今までのスバルとテイアの攻撃も、その詠唱時間を稼ぐおとり?
打ち合わせ無しでできるようになっているなら、チームワークも出来上がってきてるんでしょう。
「我が乞うは疾風の力、若き槍騎士に駆け抜ける力を」
「ブーストアップ、アクセラレーション」
加速して突っ込むエリオとストラーダ。

轟音、爆炎

吹き飛ばされるエリオ。
そして黒煙の中から現れるなのはさん...妙に似合ってます。
無傷と思われた彼女ですが、その胸にはしっかりとエリオの攻撃が通った跡がついてました。
といっても今回はなのはさん、かなり余裕、手加減もしているようにも見えましたね。
シューターも今回は数えると10個。(10年前の時点で16個は出せたはず)
何よりも今はその場その場で対応出来るチーム戦を教えているという印象です。

ここで訓練は終了。しかしスバルのローラーブーツから煙が。
さきほどの演習で無理をさせたようです。
そしてジャムったテイアのアンカーガン、すでに騙し々で使っている状態。
良い機会だからとなのはから、新デバイスへの切り替えの話しが。
その隊舎への帰り道、通りかかったのはフェイトの車とそれに乗ったはやて。

フェイトの車はこの大きさで二人乗りかあ。かなりの高級車?さぞ新人ズには憧れの対象でしょうなあ。さぞかし執務官はお給料も....ゲフンゲフン。

フェイトはエリオとキャロの訓練をなかなか見れないことを気にしているようです。
まあ子供のようなものですからね、気にもするでしょう。
そんな彼女に「大丈夫です」と答える二人。うう、健気や。

フェイトとはやて、車中での会話から、これから行く「聖王教会」と「騎士カリム」のことが語られます。
カリムが出会ったのは8年前。
信じている物も立場もやるべきも事も違が、目的が一致。
六課立ち上げ、人事以外おこなったのはカリム。
カリムははやてにとって姉の様な存在。

なるほど、はやてが聖王教会の教義に帰依したということではないんですね。
歴史から見ても、宗教と力が一緒になり、それが間違った方向に向かえば危険なことにもなりかねませんからちょっと安心。
しかしながらかなり正王教会の影響少なくない六課。少し不安も。
それに「聖王教会」「騎士」というベルカの呼称を使っている通り、ベルカ魔法文明(?)の流れを組む組織。
それが「夜天の王」はやて接触、六課立ち上げに協力するのも偶然ではない「何か」が有ってと予想しますが...


さて、訓練を終えた六課新人ズはシャワーで汗を流していました。
スバルとティアナのデバイスは自作、訓練学校ではそれで知り合った二人。そんな経緯が語られます。どうやらミッド式ベルカ式でも、基本は杖が主流のようです。
「さて、キャロ頭洗おうか?」
キャロは一人で頭洗えない子!。
え~いかわいいなあ。しっかりお姉さんしてるスバル。
...え~ぜひ次回は隊長含め、大浴場でお願いしたい!(笑)


Bパートは聖王教会から。
それは「ミッドチルダ北部 ベルカ自治領」にあるとされています。
なるほど、ミッドチルダ世界でも、ここはある程度の独立性をもった場所なんですね。
モデルはバチカン市国? 

騎士カリム.グラシアの元に現れたはやては、奇妙なローブを付けていました。
外部の人間が入るには、この服の着用が義務づけられているんでしょう。

カリムの見た目は、ほややん系のおねえさんと言った所。しかしはっきりと語られていませんが、聖王教会幹部、騎士の称号持ちですから相当の実力者。

今回会談の内容は、レリック発見と新型ガジェットドローン出現情報。
今まで「レリック」は内部宝石の名前だと思っていましたが、はやてが四角いケースで「レリック」と言っていたように、それ込みのようですね。
よく見ると大型の宝石以外に、内部のには小型のものが4つ確認できます。
そして新型ドローン2型は矢の先のような形の飛行型、そして2メートル以上有る球形大型(これはOPのもの?)

「おかしいな?レリックがでるのが、ちょう速いような..」と、はやて。
レリックというのは周期的に出るものなんでしょうか?
前回が4年前空港事故他をおこした4つ。それ以前にも有った?

レリック事件やその後におこるはずの事件も、対処を誤るわけにはいかない、とカリム。
これは二次災害に対してしての発言?それとも...
「まあ何が有っても大丈夫、隊長、新人、予想以外の緊急事態にも対応できる」
不安がる彼女を元気づけるはやて。隊長の威厳たっぷりです。

六課では自称デバイスマイスター シャリオと、ちっちゃい上司リィン2がスバル達に新デバイスの説明をしていました。
スバルのマッハキャリバーは六角形の宝石を模したネックレス。
テイアナのクロスミラージュはカード。
ストラーダは腕時計。
ケルケイオンは羽根つきのブレスレット。

「生まれたばかりだけど、ただの機械と思わないで大切に、でも性能いっぱいまで使って欲しい」
全力全開!新人ズもなのはとフェイトがレイジングハートとバルディッシュと培った絆のようになって欲しいです。

その他デバイスにはそれぞれリミッターが設定、隊長の許可で解除とのこと。
それはなのは達隊長、ヴィータ達副隊長、そして部隊長はやてにも適用されていると説明。
彼女達はデバイスだけでなく、その魔力にも厳しい制限が付けら、その解除には直接の上司の許可が必要。

はやてSS→A
なのはS+→AA(おそらくフェイトも同じ)
ヴィータ、シグナムはAクラス相当?

やはり出ましたね制限。
強すぎるなのは達にはなんらかの制限が付くとは予想していましたが、ここまで組織としての公式なものだとは。
(管理局からすればあまりにも強い魔導師の集合は、反乱という最悪の事態への防衛策でもあるんでしょう)
これなら隊長でもかなわない、強敵が出てもおかしくはないですね。しばらくはリミッター解除する、しないでハラハラさせる展開も予想できます。
と、なるとなのはの「体調」はコレ以外の事になるわけですか...

新デバイスは細かい調整は遠隔でも可能と聞いて「最近便利になったよねえ」
なのはさん世代の違いを痛感(笑)

「ALERT」
ついに発令される緊急出動。
目標は山岳輸送リニアトレイン。その中にあるレリック。
現在ガジェットドローンの大群が襲い、その車両制御はきわめて不安定。
「皆もオッケーか?」「はい!」はやて隊長の問いに答える新人ズ。

ヘリ「ストームレイダー」で現場へ輸送されるフォワード達。
輸送機移動の魔導師というのも前作を見ていると新鮮。
「大丈夫。あぶなくなったら私とフェイト隊長、それにリィンがフォローする。おっかなびっくりじゃなく、精一杯やってみよう!」
今回はなのは達は指揮に専念?

不安がるキャロを心配するエリオとフリード。
待機状態のクロスミラージュを見つめるティアナ。
マッハキャリバーに話しかけるスバル。
「初めましてでいきなりになっちゃったけど、よろしくね相棒」

六課フォワードは一路現場へ!


○今回は形になってゆく六課新人ズを描きつつ、聖王教会となのは達のリミッターについての説明でした。
どうしてもこう言う回は地味になりがち。
正直Bパートから出動、と言う流れ出でも良かった気もします。
というのもStrikersって定型の話し作りではないので、なおさらそう感じるのかもしれません。
刑事もの、例えば攻殻機動隊なら初期は事件発生→捜査→解決という一話完結のながれがあります。
1stなのはでも初期はロストロギア反応→探索→封印といったパターンがありました。
定型のお話は先行きがよめますから安心感もあります。

比べてA'sではいきなりヴィータ来襲、なのはピンチ、一次リタイアというイントロで、個々のカットは必要最低限、怒濤の展開で13話で一本の物語という印象が強かったです。
今回も全体で一本という流れを作るのではと思いますが、続編とは言え語るべき事の多い世界観、2クールというスケジュールのため、1カットが長く取れるぶん、やや間延びした印象になってしまうんでしょうね。

○次回はいきなり空中からダイビング!?
キャロの顔に手を触れているのは誰?

本命 エリオ
対向 なのは
穴馬 スバル
超穴馬(笑)ティアナ

とうとう変身、そして実戦。
楽しみです。



○ではここからは「なの☆すと」<もってけ!バリアジャケット>をどうぞ!
歌詞は想像してください。





お疲れさまでした。
らき☆すた初放送時に、数枚描いていていたのですが、アレもコレもと思っている内、こんな枚数。
全カットとはいかなかったですが、かなりフォローできたかと思います。
自分には動かす技術が無いので、枚数で勝負。
あ、コレ動かしたい人がいたら、一報くだされば自由に使って下さい。

疲れましたが、素晴らしい両作品へのリスペクトとして楽しめました。




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