細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

逆転の夏

2007-07-01 20:06:40 | 国会活動
社会保険庁改革、消えた年金救済、天下りバンク、政治資金規正法と、残されたすべての重要法案が一昨日の夜から昨日の朝にかけて、参議院で採決・可決されました。いずれの法案にも民主党は対案で臨みましたが、数の力に屈しました。強行採決の連発もここまで来ると、民主主義の危機です。

自民党参議院は、延長を決めた時から、先週中の採決の腹を固めていた節があります。今週の国会は開店休業状態です。こうなると疑問が浮かぶのが、「なぜ7月5日まで延長したのか?」ということです。

考えられる唯一の理由は、投票日を7月22日から29日に移したかったということです。投票日が29日になると、「消えた年金」を国民が忘れ(私は希望的な観測に過ぎないと考えますが)、夏休みに入って投票率が下がる可能性があります。いずれにしても、ケシカラン


ここへ来て、安倍総理の頼りなさを多くの国民が感じていますが、まだ民主党がそれを受け止めることが出来ていません。残されたちょうど4週間。正々堂々とした政策本位の闘いで、目指すは「逆転の夏」です。