春のそよ風夏の雨

嬉しいひととき。好きなこといろいろ書いています。

「男と女」

2024年11月27日 | 映画
「男と女」

結構前に勧められた作品です。
破滅的な恋愛なのかなと思ってずっと見る気になれずにいたのですが、
全然違いました。むしろ、反対ですね。

寄宿学校に息子を預けている男性と、寄宿学校に娘を預けている女性が、
子供に会いに来たことで知り合い、子供に会いにいくときに同じ車で行ったり、
惹かれ会いながら距離を縮めていくが・・・。

二人とも進むのにためらってしまう過去があるのですね。
その気持ちもすごく分かるなと思いました。

主人公たち以外でも、遊びに行った先の老人と犬など印象的なシーンがいくつか
あって、素敵でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ビフォア・サンセット」

2024年11月02日 | 映画
「ビフォア・サンセット」

「ビフォア・サンライズ」の続き。9年後の再会が描かれています。

「ビフォア・サンライズ」では、同じ列車に乗った二人が一晩一緒に街を歩きながら
過ごす様子が描かれていました。
その後、会うこともなく9年の時が流れ・・・。

再び再会した二人は飛行機の時間まで一緒に過ごすことに。
その後の二人がどんな風に過ごしたのか。
どんな想いを抱いていたのかが描かれています。
人生に「If」は無いけれど、「If」をたくさん思い描いたのだろうなと。

どのようにも取れる終わり方ですね。その後はどうなる?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」

2024年10月29日 | 映画
「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」

食に関する本もいいですが、食に関する映画もいいですよね。

主人公は、有名レストランで料理長を務めるカール。
因縁のある料理評論家が来るので、納得させるようなメニューを考えたのだが、
オーナーにいつものメニューを出せと言われて酷評されてしまう。
料理評論家とも、オーナーとも喧嘩状態になりお店を辞めることに。

元妻の提案で息子と一緒にマイアミに行ったところ、キューバサンドと出会い、
フードトラックでキューバサンドイッチを販売することに。

ファミリーもののコメディというのかな。
家族再生ものとも言えるかもしれません。
(深く掘り下げて見たら、起業・経営映画でもあるかも。)

とにかく楽しい映画でした。
息子も良かったですし、元妻が最高だなと思いました。

そして、やっぱり美味しいものって最高。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「イルマーレ」(韓国版)

2024年10月28日 | 映画
「イルマーレ」(韓国版)

キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックのアメリカ版リメイクの「イルマーレ」は何度か
見ていました。
オリジナルである韓国版もいつかと思っていて、やっと見てみました。

ソンヒョンがポストを開けると、2000年の見知らぬ女性からの手紙。
今は1998年なのに・・・。しかも、新築の家なのに前に住んでいた住人からだって?

2年の時を超えた手紙のやり取りからなる作品です。

なるほど、アメリカ版と基本的には同じ話なのですが、まったく違う。
リメイク版も好きなのですが、韓国版の方が好みでした。

「イルマーレ」ってそう言う意味だったんだとも思いましたし、
二人が少しずつ励ましあったり、弱い部分を見せたりしながら、
心を繋いで行った過程みたいなものをより感じました。

エンディングも、これから何かが始まるかも・・・くらいの
オープンな終わり方がいいなと思いました。

韓国版もアメリカ版も、近い年の時間を超えて・・・と言う作品なので、
それはおかしいのでは?これができるんだったらこうできるのでは?
歴史が変わってしまうでしょう?などと言うことはありますが、
それは設定上、しょうがないことですね。

華やかなラブストーリーなアメリカ版リメイクと、
静かに心を繋いでいく二人を描いた韓国版だと思いました。
どちらが好きと言うのはそれぞれ好み次第かなと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ジェイン・オースティンの読書会」

2024年10月23日 | 映画
「ジェイン・オースティンの読書会」

女性5人と男性1人が集まってジェイン・オースティンの6冊の長編について1冊ずつ
6回の読書会を開いたという映画です。

作品を読んでいる上での会話が多いので、ジェイン・オースティンの作品を読んでいる人の
方が楽しめる作品だと思います。

ジェイン・オースティンは好きで、出てくる長編6冊も全冊読んでいるので、一緒に
読書会に参加したくなりました。楽しいだろうな。

人々と本により、みんな少し変化する感じが良かったです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ブラス!」

2024年10月23日 | 映画
「ブラス!」

イギリスの炭鉱がどんどん廃坑になっていったサッチャー首相時代の
炭鉱で働く人たちによるブラスバンドを描いています。

音楽を続けるどころか、失業の危機が迫っていてカンパのお金さえ出せないような状況で・・・。

時代によって、産業が変わっていくのはしょうがないことではあるけれど、
一つの生活の場が失われるということでもあるのだということをしっかりと感じられる
作品でした。

大変な状況だけど、みんなが手を取り合って一つの区切りをつけることで、
前に進んでいけるのかもしれないなと思いました。

いい作品でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」

2024年10月22日 | 映画
「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」

本でも、読んでみようと何度かトライしては途中で止まっていた「指輪物語」、
なんとか最後までと長い間思っていました。
映画という形ですが、週末に見ていなかった二部、三部をやっと見て最後まで辿り着けました。
長い旅でした。

強い力を持った指輪があり、邪悪な手に渡ると大変なことになる。
そのために、指輪を溶かして消滅させるための旅を描いた作品です。

そのストーリーの中で一番描かれているのは弱さでしょうか。
指輪の力を知っていても、それに抗えない人たち。
たくさんの争いが出てきます。

現実世界でも、実際、権力や支配力を求めて、たくさんの争いが起こっています。
こんな指輪があったら、現実世界でも奪い合い、何もかも滅亡してしまいそうです。

戦のシーンなどが多いなぁと思う映画で、好みではないのですが、
気になっていた大作なので、やっと最後まで辿り着けて嬉しいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ビフォア・サンライズ」

2024年10月21日 | 映画
「ビフォア・サンライズ」

ヨーロッパで同じ列車に乗った男女二人。
車内で少し会話したのをきっかけに、一緒でウィーンで降りて、
朝まで一緒に過ごすごとに。

ウィーンの街を歩きながらの会話が中心の映画です。
恋のような、恋以前のような二人の関係。

ちょっと哲学的?と思えるようなものもあれば、
たわいもないものもあるのだけど、
お互いちょっといいな思うような気持ちから、言葉を交わすことで
より惹かれていくというのが自然に感じられました。

なんだろう、スマホ(ケータイ)以前の時代の話だなと思うのですが、
だからこその微妙な距離感の心地よさみたいなのがあるように思えました。

9年後を描いた作品もあるので楽しみです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「セント・エルモス・ファイアー」

2024年10月21日 | 映画
「セント・エルモス・ファイアー」

同じ大学を卒業した女性3人、男性4人を描いた作品。
誰が主役という感じではなく、みんなを描いた作品です。

「名作」と言われている作品だとか。

うーん、男性二人は浮気者で、
残りの二人は執着型で一人はほぼストーカーで、もう一人は周りから同性愛者だと思われている
女性一人は悪い男に心惹かれる良い子ちゃん、一人はちょっとファザコンっぽい?パーティガール、
残りの一人は自分にはもっと相応しい男性がいるのではと思っているようなタイプかな。

なんだか、ふわふわしているというか、地に足がついてない感じの人たちだなという印象が強くて、
誰にも共感が持てなかったかな。
そんな時代が描かれているのかもしれないけれど・・・。

これを「青春」とは感じられなかったな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「グラン・ブルー」

2024年10月21日 | 映画
「グラン・ブルー」


どこまで潜ることができるか、世界的な記録を持つ二人のダイバーを描いた映画。
ライバルというのが一番ピッタリの関係性だと思うのですが、不思議な絆というか
運命的な何かもある気がしました。
二人を軸に、家族や恋人との関係も描かれています。

実在の二人のダイバーをモデルにした映画だということは知っていたのですが、
こんな結末なの?と衝撃を受けました。
モデルの方々生存中だったのに、こんな風に描かれてもよかったの?という
衝撃と言った方がより近いかな。

なんとなく、腑に落ちなかったかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする