コスタンティーノ・ドラッツィオ「ミケランジェロの焔」
クレスト・ブックス全冊読む!というのは続いていて、2023年刊行の本を全部読み終わりました。
「ルクレツィアの肖像」
「ミケランジェロの焔」
の二冊が特によかったかな。
さて、この本はイタリアの美術史家で展覧会キュレーターでもある作者による作品で、
ミケランジェロが甥に向かって人生を語ったという形で描かれた小説です。
自国の作品について楽しく読ませる美術史家で、展覧会の企画も行っているということで、
山下裕二さんや金子信久さんのようなイメージの方なのかな。
(お二人とも小説は書かれていないけれど。)
著者の作品では
「カラヴァッジョの秘密」
「ラファエッロの秘密」
などの、秘密シリーズとして書かれた評伝が人気だそうなのですが、ミケランジェロでは小説という
形を取ったのですね。
とてもしっかりと感情が伝わってきましたし、すごく読みやすくて楽しめました。
とても孤独で大変だけれども、幸せな彫刻家だなというイメージを持ちました。
秘密シリーズも読んでみたくなりました。
クレスト・ブックス全冊読む!というのは続いていて、2023年刊行の本を全部読み終わりました。
「ルクレツィアの肖像」
「ミケランジェロの焔」
の二冊が特によかったかな。
さて、この本はイタリアの美術史家で展覧会キュレーターでもある作者による作品で、
ミケランジェロが甥に向かって人生を語ったという形で描かれた小説です。
自国の作品について楽しく読ませる美術史家で、展覧会の企画も行っているということで、
山下裕二さんや金子信久さんのようなイメージの方なのかな。
(お二人とも小説は書かれていないけれど。)
著者の作品では
「カラヴァッジョの秘密」
「ラファエッロの秘密」
などの、秘密シリーズとして書かれた評伝が人気だそうなのですが、ミケランジェロでは小説という
形を取ったのですね。
とてもしっかりと感情が伝わってきましたし、すごく読みやすくて楽しめました。
とても孤独で大変だけれども、幸せな彫刻家だなというイメージを持ちました。
秘密シリーズも読んでみたくなりました。
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