春のそよ風夏の雨

嬉しいひととき。好きなこといろいろ書いています。

カテリナ・ティホゾーラ+オレクサンドル・プローダン「いえ あるひ せんそうが はじまった」

2024年07月19日 | 
カテリナ・ティホゾーラ+オレクサンドル・プローダン「いえ あるひ せんそうが はじまった」

ウクライナの少年が主人公の絵本。

全く甘くなく戦争を描いた作品ですが、あたたかなメッセージが込められています。

今の物語であることが辛いですね・・・。

戦争で苦しんでいるどの国にも、平和で穏やかな日が訪れて欲しい。
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「ぼくの大切なともだち」(映画)

2024年07月16日 | 映画
主人公は、骨董を取り扱う中年男性。
友達だと思っていた人達に、「あなたには友達はいないと言われ・・・」
挙げ句の果てに、オークション会場で惚れ込んだギリシャの壺をかけて
友達がいることを証明しなくてはならなくなった。

自分に友達はいるのか、どうやったら友達ができるのか・・・。

以前乗ったことがあるタクシーに、偶然乗る機会があり、
みんなと仲良くおしゃべりをする運転手に友達の作り方を習おうと
思い始める・・・。

友達の定義みたいなものって、あるようでないような、ないようであるような
曖昧なものだと思います。

自分のためだけに、友達を作ろうと思う勝手な男のお話なのですが、
そんなことが上手くいくはずはなくて、でも上手くいかないからこそ
学ぶこともあるのかもしれないですね。

この作品も、フランス語多視聴にいいかなと選んだ作品です。
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「プチ・ニコラ」(映画)

2024年07月16日 | 映画
フランスの児童書と言ったら、最初に思い出すのは「プチ・ニコラ」
その世界を映画化した作品です。

10歳くらいの男の子たちの学校と遊びが描かれています。
弟が欲しくなかったり、欲しかったり・・・という微妙な気持ちなどが
コミカルに伝わってきます。

フランス語多視聴したいなと思って手に入れた作品ですが、
ほんわりと楽しめました。
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「小さな命が呼ぶとき」(映画)

2024年07月14日 | 映画
「小さな命が呼ぶとき」

3人の子供たちのうちに2人の子供が幼くして亡くなるポンペ病という遺伝病にかかっている。
ある酵素を作れない病気なので、酵素を投与したら病気の進行を抑えることができるかもしれない。

2人の愛する子供たちを救うために、父親は研究者に会いに行った・・・。

実話を元にした作品です。

実際のご家族のお写真やストーリーなどはある程度知っていたので、映画にするとこんな感じなんだと
見ていました。
感動というよりは、興味深い映画だったかな。

実際がどうだったのかは分かりませんが、変に飾ったりしない感じが個人的には好きでした。
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「至福のとき」(映画)

2024年07月12日 | 映画
チャン・イーモウ監督の「至福のとき」を観ました。

結婚したい中年男性が主人公。
何回もお見合いをして、やっとその気になってくれた女性がいた。
その女性から、継子である盲目の少女の仕事の世話を頼まれ・・・。

ちょっとコミカルに描いているけれど、
未来が見えないストーリーだったなと思ってしまいました。

ここからみんな幸せになれるんだろうか。
美しい思い出だけでは生きていけないから・・・。

でも、未来があって欲しいと思いますね。

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秋草俊一郎他編「世界文学アンソロジー: いまからはじめる」

2024年07月11日 | 
秋草俊一郎他編「世界文学アンソロジー: いまからはじめる」

いろんな時代、いろんな国の人が書いた詩や短編よりなるアンソロジー。
「世界文学全集」というと、イギリス、フランス、ロシア・・・などの作家が多い印象が
あるのですが、この本ではアフリカ、中東、アジアの作家が多めで知らない作家との出会いが
たくさんありました。
知っている作家や読んだことがある作品も少し入っていました。

言葉、自己、孤独、家族、戦争・・・などのテーマごとに編まれています。

サイイド・カシューア:イスラエル国籍のパレスチナ人作家。アメリカに移住されたそう。
ここに掲載された作品:昼はイスラエル人、夜はアラブ人という二重人格を持つ青年が主人公です。

チヌア・アチェベ:ナイジェリア、イボ族の作家。
ここに掲載された作品:イボ族以外の女性と結婚するという息子、とても信じられない。
そんな親子の断絶を・・・。

そしてもう一人、ナイジェリアイボ族出身の作家がいました。
チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ、この方の作品はいくつか読んでいます。
TED TALKの公演も有名ですね。
私達は皆フェミニストになるべき|チママンダ・アディチエ|TEDxEusto
ここに掲載された作品:アメリカに渡ったイボ族の少女の気持ちを繊細に描いています。

エミリー・ディッキンソンや石垣りんの詩が載っているのも嬉しく、面白いアンソロジーでした。

今、編むなら、インド、アメリカ、イタリアと移り住んでいるジュンパ・ラヒリのイタリア語
作品などもあっても良さそうです。
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カレル・ヤロミール・エルベン+アルトゥシ・シャイネル「金色の髪のお姫さま――チェコの昔話集」

2024年07月10日 | 
カレル・ヤロミール・エルベン+アルトゥシ・シャイネル「金色の髪のお姫さま――チェコの昔話集」

カラー挿絵がとても美しいチェコの民話集です。

ヨーロッパの民話は割と似たような話が多いのでグリム民話集で読んだような・・・
と思う話もありました。
(この本を読んだ後に、グリム民話集をパラパラと読んでみたのですが全く同じお話も
ありました。)

チェコの絵本は魅力的なものが多くて、いろいろ読んでいた時に見つけたのがこの本でした。
挿絵を描いているアルトゥシ・シャイネルは1863年生まれの方だそう。
チェコ絵本の草分けの一人だそうで、なるほどと思いました。
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「グレイテスト・ショーマン」

2024年07月07日 | 映画
「グレイテスト・ショーマン」

そういえば、作中の曲は何度も聞いたりしているけれど、作品を見たことはなかったなと
思って見てみました。

貧しい暮らしながら、幼馴染との結婚を祈る少年。
時が経ち、ついに結婚へ。でも、貧しい暮らしは続いて、勤め先も倒産・・・。
そんな中、博物館を買い取って興行を行うことを思いつくが・・・。

うーん。これがいいという方の気持ちが分からないとは思わないのだけど、
個人的には苦手かなと思いました。

This is me」など作中の曲は好きなんですが・・・。

主人公は結局、団員との心のつながりはなくて、口だけの男だったのかなという気持ちや、
そういうものを肯定するという嘘っぽさが気になってしまうというか。
結局は、差別する側が綺麗事として描いた映画という風に感じました。

この映画を見ながら、「This is me」的な映画だと「High School Music」の方が
ずっと好きだなと思ったりしていたのですが、考えてみればザック・エフロンつながりですね。
Breaking Free」いい曲。
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