春のそよ風夏の雨

嬉しいひととき。好きなこといろいろ書いています。

「キルトに綴る愛」(映画)

2024年07月20日 | 映画
「キルトに綴る愛」(映画)

26歳、修士論文を執筆中の女性が主人公。

恋人と婚約したけれど、本当にこの人でいいの?
1人の人に縛られる必要はないのでは?

彼女を取り巻く大人の女性たちが、自分たちの愛、葛藤、苦しみや喜びなどそれぞれの人生を
語っていく。

彼女は色々と心揺れるが、最後に選んだのは・・・。

主人公は、むしろ印象が薄いくらい、周りの女性たちのそれぞれの愛の形が印象的でした。
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Martin Baltscheit「Die Geschichte vom Fuchs, der den Verstand verlor」

2024年07月20日 | ドイツ語
Martin Baltscheit「Die Geschichte vom Fuchs, der den Verstand verlor」

Martin Baltscheitは楽しい絵本が多いのですが、
この絵本ではキツネを主人公に老いを描いています。
ユーモアはあるのですが、ちょっと切ない気持ちにも。

この本、ちょっと難しくて読みにくいなと思っていたのですが、
今回はすんなりと読むことができました。嬉しい。




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ファン・ボルム「ようこそ、ヒュナム洞書店へ」

2024年07月20日 | 
ファン・ボルム「ようこそ、ヒュナム洞書店へ」

ソウルにある本屋の店主、店員、常連客・・・などの物語。

日本でも食堂だったり、本屋だったりを舞台にした「心温まる作品」「癒しの物語」が
たくさん出ていると思うのだけど、この本もそんな一冊のように思う。

ただ、こういう物語は一人一人にスポットが当てられる連作短編のような形が多いのだけど、
この本は短い章たくさんあって、あの人の、この人のとあちこちに散らばっているようで、
ある意味、洗練されていない感じが、小説家の本っぽくないなぁと思ったら、
実際に、エッセイを数冊書いている方の初めての小説だそう。なんだか納得。

よくあるような本のように書いたのだけど、なんだか心地いいなと思う本で、
なんでかなと思ったら、徹底的に押し付ける感じがなくって、まぁ、いいんじゃないって
雰囲気があるというか。

休むのもいいし、何かをやってみるのもいい、誰かのために生きなくていいし、
自分に合わないんだったら離れてもいい。

この本は、洗練されている感じではないと書いたけれど、そんなところまでも、
それでいいって感じがして、魅力の一つなのかもしれないなと思ったりも。

〜しなさいでもなく、〜してはいけないでもなく、ゆるっとした感じがして、
自分の中のどこかの風通し良くなるような気持ちになりました。

この本は、いつか原書にチャレンジしてみたい。
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