2024年11月10日に富山で開催された日本腎不全看護学会学術集会・総会で東日本腎不全研究会として、聞き書きの交流集会を行いました。
大変好評で、多くの方が参加してくださいました。患者さん(山田としこさん・仮名)と看護師の会話のロールプレイングを行い、その内容を元に、参加者の方に聞き書きカードを作成してもらいました。10分くらいの間でしたが、みなさん、患者・山田さんの話をカードにまとめてくださいました。参加者の、思い思いの山田さん像がカードに描かれて、山田さんも(患者さんとして?)喜んでおりました。
以下、交流集会抄録の抜粋です。
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1.演題名/テーマ:体験してみよう!腎代替療法やACPに活用できる「聞き書き」
2.企画内容 【本交流集会の目的】CKD患者に対する「聞き書き」介入について、必要性、方法、影響、ターミナル期の患者への実践例について紹介します。また、参加者の皆さんにも、「聞き書き」を体験していただき、「聞き書き」の可能性について共にディスカッションすることを目的としています。
【参考文献】
・岡美智代.対象者の話を「書く」ことの効果,日本保健医療行動科学会雑誌,33(2),19-23,2018
・岡美智代,他.患者の自分史を作成するという看護イノベーションにおける「語る」、「書く」、「読む」ことの意味 「じっくりEASE(イーズ)プログラム」を通して,日本保健医療行動科学会雑誌,33(1):15-21,2018
・Oka M. et al., Review of feasibility studies to ensure conducting the proper nursing intervention research. DOI: 10.23937/2469-5823/1510153
3.企画団体名:東日本腎不全研究会、代表 岡 美智代(群馬大学大学院)、青木栄子(医療法人駿心会 いなげ腎クリニック) 、木村和美(医療法人恵泉会せせらぎ病院)、剱持貴史(群馬医療福祉大学看護学部)、櫻井あかり(公立藤岡総合医病院)、櫻井一江(元群馬大学大学院保健学研究科)、清水美和子(東都大学ヒューマンケア学部) 、上星浩子(群馬大学大学院保健学研究科)、白土菜津実(群馬大学大学院保健学研究科)、杉山瞬(医療法人社団日高会 日高病院)、田中舞(群馬大学大学院保健学研究科)、徳田佐知子(前橋広瀬川クリニック)、林真由美(群馬パース大学看護学部看護学科 )、松本光寛(群馬大学大学院保健学研究科)
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参加者の方が作成した聞き書きカード