群馬大学 慢性看護学研究室ブログ

患者様や未病の方が、自分らしく生活できるよう研究・探求しています。糖尿病と慢性腎臓病透析予防外来も開設しています。

DM Ensembleに原稿掲載されました。

2015-05-28 11:40:00 | 業績
下記の原稿を執筆しました。

岡美智代(2015)専門職連携実践(IPW/CP)と糖尿病透析予防指導管理料、DM Ensemble、4(1)、46-49
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

EASEプログラム受講者と介入を受けた患者様からの声

2015-05-23 18:02:00 | EASEプログラム®
EASEプログラム研修を受けた受講者と、その受講者から実際に介入を受けた患者様からの声をまとめました。

<EASEプログラム初級受講者の声>

•「聞いていく順番が決まっているので、初めてでもわかりやすい」
•「患者の看護ケアに、実践的に役立つと思った」
•「患者様自身がやる気を持って、療養生活を送るための援助や指導ができればと思ったため受講した。」

<EASEプログラム中級・上級受講者の声>

•「初対面の人だったので生きがいについて話をしてくれるのか不安だったけど、聞いてみたらいろいろ話をしてくれた」
•「会話が進まない人でも、EASEがきっかけで、話ができるようになった」
•「記録が嫌いな人は、生きがい連結法だけでも自分が一生懸命関わることでうまくいった」

<EASEプログラムによる介入を受けた患者様からの声>

•「よくぞ、生きがいについて聞いてくれた!!」
•「いままで、こんなこと(生きがい、大切にしていること)聞いてくれる人はいなかった」
•「はじめは記録が面倒だと思ったけど、付け始めたら習慣になった」
•「メリットを書くと、何のためにやるのか意味が分かるようになった」
•「ナースに関わってもらうことで、行動のきっかけ作りになった」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゆっくりEASE

2015-05-18 23:42:00 | EASEプログラム®
 EASEプログラムは、行動目標をたてて行動変容を支援する方法ですが、必ずしも全員がすぐに目標が立てられるとは限りません。そのような方に、「ゆっくりEASE(仮)」というような方法を開発したいと思っています。それによさそうな、方法として、聞き書きが良いのではないかと思っています。聞き書きについての情報を書きURLで見つけました!!お話を伺い、最後は冊子にしています。

https://motion-gallery.net/projects/kikigaki
http://www.foxfire-japan.com/index.html

 金沢大学では、患者さんを対象に行っているようです。自己管理指導に抵抗のある患者さんは、医療者に対して信頼感が乏しく、医療者が自己管理について話すことすら拒否感を抱く人がいらっしゃいます。
 そのような患者様に対して、「指導します」という姿勢では、どのような方法を使っても患者さんのストレスがたまるばかりです。それよりも、まずは医療者が患者様に信頼してもらえるようにすることが先決だと思います。「まずはあなたのことを教えてください。」というようにお願いして(「無知の知」ですね)、ご自分の人生を語ってもらうというのはどうでしょうか?自己管理に関してでなくても、「透析導入時の気持ち」とか、「透析と共に生きる今の気持ち」などを聞かせてもらっても良いのでは無いでしょうか?私たち医療者は、患者さんの思いは、知っているようで知りません。受け持ち看護師に担当患者様の生きがいについて聞いても、「そう言われてみると、この患者さんにとって何が生きがいかわからない・・・」と答える人がたくさんいます。

 EASEで生きがいについて聞くstepがありますが、そのstepで「初めて患者さんの生きがいについて知った!」という医療者がたくさんいます。患者さんの人生について語ってもらうことで、患者様の新たな横顔を見つけることが出来ると思います!

 ゆっくりEASEの目的は、以下のようになるかと思います。

 1.対象患者様の生き方、価値観、透析感などを語っていただき、患者様の思いを当該施設の医療者が共有する。(今まで、接していた患者さんと改めて向き合うと、普段は見えない違った側面が見えてくるはず!)

 2.患者さん自身に、自分のことを語ることで、自分の考えや思いを再認識していただく。(自分のことを知ると、すっきりします!)

 3.患者さんの了承が得られれば、冊子を皆さんに配布して、透析患者さんの思いを知ってもらう。(患者様自身が闘病記を書いていることもありますが、こちらから作成して差し上げることに意義があると思います!プレゼントはうれしいものです。)

 今までお会いした患者様に中にも、今日までの人生を教えて欲しいな~と思った人はたくさんいらっしゃいます。一度、聞き書きをさせていただければと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

EASEプログラム上級研修認定者の方へ

2015-05-15 22:21:00 | EASEプログラム®
 すでに終了した募集ですが、EASE研修上級まで終了すると、このような場で活躍していただくチャンスもありますよ!応募者が多かったので、東名富士クリニックと相談して助手の人数を倍に増やしてもらいました!

【EASEプログラム上級研修認定者の方へ】
 東名富士クリニックと近隣施設の医療関係者を対象にした、EASEプログラム【初級】研修会を開催します。対象者は、ナース、MEだけでなく、全職員ということですので、送迎の運転手の方なども受講予定です。(どのように進めたら良いか、私も迷っています・・・)

それに際し、下記要領で研修会助手を募集します。是非是非、ふるってご応募ください!!

1.場所:東名富士クリニック
  http://fujiclinic.jp/index.html

2.日時:すべて初級研修。初級合格者が増えれば、中級と上級も実施予定。
 ① 6月 7日(日曜日)9:00~13:00
 ② 9月20日(日曜日)9:00~13:00
 ③11月 8日(日曜日)9:00~13:00

3.主な役割:研修会準備や当日資料配付や採点などの手伝い、ご自分が介入したEASE事例の紹介や介入のこつ紹介(約30分)、演習時のアドバイザー。

4.募集人員:各1名、合計3名(実際は6人に増やしました!)

5.応募資格:EASE上級認定者であれば、資格は問いません(看護師でもMEでもOK)。4月14日(月)までに、EASE研修を受けた感想やEASEプログラムの介入を行った感想について、書いてお送りください。300字程度。タイトルとご所属、お名前をお書きください。

 なお、お送りいただいた内容は、名前入りで岡研究室ブログに掲載させていただくことがあります。ご了承ください。(不可の方、もしくは匿名希望者はご連絡ください)
 感想送信先 nursespowerjapan@gmail.com


  ・周りの方で、初級研修受講希望者がいれば、上記3日のうちのどこかに参加するようお勧めください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

EASEプログラム研修合格者

2015-05-14 21:54:00 | EASEプログラム®
2015年5月14日現在、EASEプログラム研修合格者は以下の通りです。
 A-群馬研修
 B-東京研修
 C-滋賀研修
 D-宇都宮研修
 
◆初級合格
 A 17名 B 17名 C 59名 D 26名   合計119名

◆中級合格
 A 9名 B 11名 C 18名 D 11名   合計49名

◆上級合格 
 A 7名  B 5名  C 16名      合計28名

 上級合格者の皆さん、是非臨床で広めてくださいね! 途中までの人も、今後研修を行いますので、是非受講してください。岡研究室ブログの4月30日のお知らせに詳細を掲載しています。http://blog.ap.teacup.com/applet/ease-program/20150430/archive
 今回は、臨床工学士の人も3人、上級研修まで修了しています。とても熱心な方々でした。開始前は、受講者は看護師だけかと思いましたが、栄養士さんなどセルフマネジメント指導に関わるいろいろな職種の方が学んでくださいました。そういえば、数年前単発の研修を行ったときには、歯科医の方が受講してくださいました。セルフマネジメント支援に携わる人の職種の多様さと、EASEの汎用性を感じました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする