震災から・・・

明日で一年です。

昨年の３月１１日は　実母の膝関節手術の為に入院手続きをして
担当医の説明を聞くために　待っている時でした。

私は　たまたま　本社で会議だった夫に電話し　大丈夫なのか？
と聞くと　工場に戻るように言われ　徒歩で向かっているとの事でした。
息子は家に居りましたので　とりあえず安心！！
実母は　しばらくの間　病院ですからこちらも安全です。

地震から２時間位は　外の様子も多分日常とあまり変わらなかったのでは
ないかと思います。
病院から家に戻る時間帯は　地震後１時間ぐらいでしたが　渋滞もなく
普通でしたが　それから２時間を過ぎると　様子が変ってきました。

夫はもう会社にお泊りだったので　息子と家の中を点検すると
こんなに重い家具が動いちゃうの？という事もあったりしましたが
特にものが壊れるような事もなく　安堵したのですが　東北地方は
大変な事になってましたね！

時間が経てば経つほど　色々な事がわかって来て　被害の大きさが
半端じゃない事も思い知る事になりました。


あれから１年が経ちましたが　どうも　復興には程遠いようです。
私は　よく東京都知事の定例会見なども見るのですが　Ｉ原都知事は
バッサバッサと　色々な事を言いますね！！
勿論　全ての事に賛成ではありませんが　でも　仰る事が正論だな～
と思う事も多いのです。
昨日も　瓦礫の受入れについて・・・
『放射性物質の影響が無いだろうと思われるものについても　
自分のところに来ては困る・・のように言うのは如何なものか。
トップが　一々住民に意見を聞いていたら　絶対に出来ないので
決断しなくちゃ～いけない。
関西などに行けば　東北の事を口にする人なんか　殆んど見ないし
皆　我欲に走っている。。』

・・というようなニュアンスの事をおっしゃっていました。

口では　『支援』と言いながら『瓦礫処理の受け入れ拒否』・・なんて
矛盾した事を言う方もいるのでは。。
あるいは　『東北地方の農産物を購入しよう』と言いながら
実は風評被害が多く売れないんだそうです。


難しい事はわかりませんが　でも　私は今回の震災（自然災害）も
それに起因した原発事故も　自然の流れで受け入れなくてはいけない事
だったのでは・・とも　思うのです。

次世代は　一連の被害から　学んだ事を生かし　今よりも安全な
社会を作って行くのだろうと思うのです。
たまたま　その時代に自分が生きていた・・という事なのかな？
などと思ってしまうのです。


近年になり　データも少しずつ残っているというか　古い書物などに
書いてある事を検証する事が出来るようになったと思いますが
東北地方の神社仏閣は　地震に被害はあるものの　津波の被害を受けた
ところは少ないらしいのです。
私は何かの報道番組でこの事を知ったのですが　こちらのブログに
同じような事が書いてありました。

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http://blog.jisinbousai.net/?day=20110825


改めて『災害伝承』（言い伝え）という事が　大事なのかな？