相方の実家のニャンコ、ラッキーくんが、今日、お星さまになりました。
独り暮らしでニャンコ好きな義母に、私がネコを飼うように勧め、
ボランティアさんにお世話いただき、昨年10月に義母と暮らし始めたラッキーくん。
人見知りだけど、義母とはラブラブで、寝るときはほとんど毎日一緒に添い寝する、甘えん坊でした。
ここ数か月、「食欲がない」と聞いていたので、カリカリの種類を変えたり、
缶詰にしてみたりして、食べるときもあれば食べない時もあったり、という感じでした。
ラッキーくんは、保護される1歳前後まで、ずっとお外で暮らしていたため、
「色んなもの食べてきたから、カリカリだけじゃ飽きるのかな?」なんて言ってました。
でも「あまりに心配なら、一度病院に言ってみたら?」と話してて、
2週間前に義母が病院に連れて行くと、血液検査の結果、貧血とのこと。
その後も1日おきに通院してましたが、先週金曜日に急に具合が悪くなり、
でもかかりつけの病院はお休みだったので、義母が違う病院に連れて行きました。
すると貧血がさらに悪化していて、その病院に緊急入院することになったそうです。
具体的には、血液検査のPCV(ヘマトクリット)の数値が11になってました。
(正常値は30~45)
昨日の日曜日に、義母と相方と私でお見舞いに行くと、点滴をつけたまま横たわるラッキーくんがいました。
義母が来ると、嬉しいのか、弱々しくですが「にゃぁ」と鳴いてました。
そして先生が丁寧に分かりやすく、私たちに病状を教えてくださいました。
ラッキーくんは、ワクチンも接種しているので、猫白血病等も陰性で、エコー検査で腫瘍も見つからないので、
病気はおそらく、免疫介在性疾患か、自己免疫性溶血性貧血ということでした。
これはワンちゃんに多い病気らしく、ネコは少ないとのこと。
原因については、よく分からないそうです。
私もネットでちょこっと調べましたが、突発性だったり、ウィルスだったり、原因は様々あるようでした。
とにかく、今は血液を増やすことが大事とのことでした。
入院時に、それには輸血が必要と言われた義母が、困り果てて近所の知り合いに相談したところ、
その方が血液を提供してくれるネコさんを探してくださいました。
ドナーとなるネコさんは、全身麻酔が必要で、首回りの毛を一部剃らなければならず、
午前に輸血し、夕方に帰るという、厳しい条件にも関わらず、承諾してくださったそうです。
その輸血が今日の予定でしたが、今朝病院から義母にラッキーくん危篤の電話があり、
急いで義母が駆けつけましたが、結局息を引き取ったとのことです。
ラッキーくんも、義母が来るまで頑張ったようで、大好きな義母に見守られながら、旅立ったそうです。
義母はそのままドナーの予定だったネコさんの飼い主さんと一緒に、火葬場へ行ったそうです。
義母のショックは計り知れず、私も申し訳ない気持ちや後悔でいっぱいです。
ラッキーくんにも何もしてあげられず、もっと早くに病院に行くことを勧めてればよかった。
ニャンコと暮らす幸せを義母にも感じて欲しくて、ネコを飼うように勧めたのは私で、
でもこんな悲しいことになってしまうなんて、思いもよりませんでした。
そしてせっかくラッキーくんをお世話してくださったボランティアさんにも、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
まだまだ頭の整理がつきませんが、ラッキーくんの事例を参考に、モノを言えないニャンコたちの、
病気の早期発見に少しでもつながればと思い、記事にしました。
ほんの数か月前まで、普通に元気だったラッキーくんです。
相方が実家に泊まりに行ったゴールデンウィークには、添い寝もしてくれたそうです。
数は少ないですが、このブログにもラッキーくんの記事がありますので、
よろしければ見てやってください。
(ラッキーくん関連の記事は、コチラ)
長文をお読みいただき、ありがとうございました。
最後にラッキーくん、短い間だったけど、本当にありがとう。
義母と暮らした日々は、幸せだったと思ってるよね、きっと。