笑の輪  ~えみのわ~

「大工集団 楽居」の家づくり
~家づくりのあれこれ・楽居の日常~

つるや食堂オープニング

2012-07-29 22:46:57 | お店
つるや食堂のオープニングに午前中だけ参加することができました。
実は、城ケ島を訪れるのは初めてです。
城ケ島へ行くには、城ケ島大橋という橋を渡っていきます。
橋を渡ると漁港と公園がありますがその漁港と公園を通り過ぎ
ひたすら、城ケ島奥へ・・・・。

突き当りに有料の駐車場があるのですが、一日500円。
一日500円で、城ケ島では海に岩場に一日中遊べる
そんなところでした。



つるや食堂の入口です。
中にはすでに数十人の人が訪れていました。



土で作るティピワークショップ
午前中は泥をねります。 裸足になって足で踏みつけながらたくさん混ぜます。



私も参加しました。泥の足達です。
暑い中泥んこの中は冷たくて気持ちよかったです。
足だけ泥パックです。



手前にあるキレイな玉は「光る泥団子」泥団子の仕上げに色漆喰(生石灰)をつけ
ひたすら磨いていきます。
磨けば磨くほど、ピカピカに!!



組立小舞を使ったティピの骨組みです。
土を塗らないで骨組みのままでも美しいですが
ここに土をつけていきます。



食べ物ブースにあったかき氷です。
イチゴのシロップだったのですが、シロップも練乳もどちらも手作り
驚きのおいしさでした。手作りで作るシロップのイメージは
氷にシロップが負けて、うっす~い味というイメージでしたが
このシロップ練乳は本当においしかったです。

こんなにおいしいシロップが自分でも作れたらいいなと思いました。



そして、こちらが「土間カフェ」ブース
こちらでもまた驚き、卵もマーガリンもバター乳製品を一切使っていないということ。
まったく気が付きませんでした。 マーガリン、バター、乳製品を一切使っていない
パンを私は初めて食べたと思います。でも味がとってもしっかりしていて
何かがない・・・なんて感じませんでした。



ブースにたどり着いた時には、すでにサンドイッチは残り一つ!
もちろんゲットしました。というよりもそこに並んでいるものすべて
ゲットしました。

そんな感じでおいしいものを口にしながら
子供合唱団のライブが始まり、子供たちの微笑ましい歌声に
心癒されながら、時間が・・・・・。

タイムアップ!!!

折角城ケ島まで来たのに、時間に限りが

これから「つるや食堂」では、たくさんのイベントや
ワークショップが開かれて行きます。
毎月予定が、HPにアップされるので要チェックです。

つるやの予定

仕事柄、ティピ作りワークショップはとても興味があり
楽しみにしていましたが、最後までいることができず、心残りです。
きっと子供たちが、すごく楽しいそうな笑顔で泥んこになりながら
出来上がったのではないかと思います。
ミライカナイの土人、鈴木さん(左官さん)と少しお話したのですが
子供のころから、何も考えずに土を壁にする、土で壁を作る
ということを体験することができ
少しでも、多く「土」に携われる環境を自分たちが作っていくことで
将来、子供たちが大人になり自身の家を考えるときに
土壁が普通の選択になってくれればいいと本気で思っています。

「土」といえば壁の土だけではなく、畑の土もそうですね、野菜を作る土

つるや食堂は、そんな場所なのではないかと思いました。
海があり、魚が 無農薬野菜が集まり食べる
電気を使わずに料理をするワークショップが開かれたり
ティピのような土のワークショップがあったり

素のもの(自然)を使って、豊かな暮らしをする!!
がたくさん集まる場所なのだと。

これから「つるや食堂」はもっと活気が出てくる場所だと思います。
この夏、海へ遊びついでに、城ケ島へつるやのイベント日に合わせて
訪れてみたら楽しいと思いますよ!!

つるや食堂 OPEN おめでとうございます








北鎌倉 茶房 花鈴hanalei

2012-07-28 17:05:05 | お店
こんにちは、楽居のはやさきです。

連日の暑さに夏バテされている方も多いのではないでしょうか。
私はというと、保冷剤をタオルでくるんだものを首に巻いて毎日をやりきっています。


さてこの夏、北鎌倉で店舗の一部改修を行います。

これまでも北鎌倉にぴったりの落ち着いた雰囲気で、店先のお庭もかなり素敵なものでしたが、
今回、より親しみを持ってたくさんの方に訪れていただけるようなお店にしたいと、
この改修が決まりました。




自然素材をふんだんに使い、
モダンでありながらも侘び寂びを感じる「和みの空間」を目指しています。


「茶房 花鈴」のオープンは9月の三連休です。

鎌倉にお住まいの方も紅葉シーズンに鎌倉に来られる方も、楽しみにお待ちください!

午後の暑さに対する工夫

2012-07-27 17:06:24 | 西鎌倉OFFICE
事務所が暑い・・・。

自然と事務所隊の意識は省エネなので
楽居の事務所では、夕方から夜になっても手元の明かりしかついていないことが
多々あり、時折PCの明かりのみで、手元の明かりさえつけるのを忘れてしまうことも。

そんな事務所なので、もっぱらエアコンは使いません今はソーラーパネルの発電で
扇風機を動かしているくらいです。
なので、午後などはとても暑い・・・・蒸し暑い・・・・・。

扇風機がまわっていても、食後の体にはたいして涼しくない。

デスクワークなのに頭が朦朧としてしまいます(現場じゃないのに!!)

どうにかして涼しくならないかと便利さ(エアコン)を使わずに涼しくなる方法を
考えます・・・・・・・





チーーーーーーーーーーン!!


体を湿らせばいいのだ。
座っているだけでじっとり汗もかかないので
体の熱を奪ってくれるものが何もない、自らその状況を作ればいいのだ!!

首まわりや、手、腕などを緩く絞ったタオルで湿らすと
たったそれだけで、体の熱が扇風機の風とともに下がってき

あら不思議 結構涼しくなってしまいます。(調子がいいです)

昔は、不便の中から知恵が生まれていったんですね。

便利すぎて何も考えなくなってしまっていました。
でも自宅に帰り熱帯夜なときには
どうしましょう・・・・
濡れタオルを首にまく?
手足を湿らす?

敷布団や、枕がびしょびしょになってしまいそうですね
う~~~ん

また、考えよう。







土間カフェ

2012-07-26 18:40:41 | お店
暑いですね・・・・。

現場で仕事をしている誰もがきっと暑さに朦朧としながら
大量の汗を流し作業をしているのではないでしょうか。

毎年書いている事ですが、熱中症にならないように、適度な水分補給と
塩分をとり、無理をしないようにして欲しいです。

さて、前回ブログに続き三浦市の「土間カフェ」です。

無事に営業許可がおりました!!




三浦市にまた、新たなパン屋さんが誕生しました。


土間カフェのパンは天然酵母を使ったパンでもちろん添加物は使いません。
やさしいパンの味わいにきっと幾度も食べたくなるでしょう。
そんな、土間カフェのパンはいつから食べることができるのでしょうか?

そんな土間カフェのパンは

城ヶ島つるやプロジェクトの拠点
つるや食堂に7月29日初お目見えいたします。
この日はつるや食堂のオープニングもかねて同時お披露目です!!

当日は三浦の左官屋さん左菊さんによるティピづくりワークショップや子供合唱団によるライブなどなど
詳しくは、つるや食堂の予定(7月29日)をチェックしてください。

当日は、私も参加できたらいいのに~
ご参加希望の方は、お問い合わせしてみてください。(一番下にメールフォームがあります。)


パン屋さん保健所検査

2012-07-19 19:59:43 | お店
暑い日が続きすぎて、体がつらいです。

最近分かったことなのですが、私非常に暑さに弱いようで
サンサンとした太陽のもとで帽子もかぶらず過ごしていると、強烈な頭痛に襲われます。
日陰に入って休憩していても、回復するのに半日以上かかります。

自分では、なんて軟弱なんでしょう・・・・。と思っています。
この頭痛に襲われると、使い物にならなくなってしまうので自分で
注意しながら過ごさないと、周りの人に迷惑がかかります。


さて、昨日三浦市でパン屋さんを開業するため
保健所の店舗調査に立ち会いました。
緊張しました。
再検査になると、また予約の取り直しなので
OPENの日がのびてしまいます。

三浦市の「菓子製造業」「飲食店営業」許可を取得するには
まず、店舗の図面をもって保健所(三崎保健福祉事務所 生活衛生課)へ事前相談にいきます。
事前相談へ行くと、その店舗や営業方法に合わせてどのようにしたら良いか
親身になって話を聞いてくれます。ここではできる限りたくさんの質問をした方がよいでしょう。

一回だけの事前相談では、聞き忘れや聞き間違いなどあってはいけないので
その後は、間取り等に大きな変更がない限り担当の方へ電話で質問することができます。

図面をもって事前相談

  ↓
受付、書類審査
※食品衛生責任者の資格記入欄もありますよ。

  ↓

施設の検査(受付、書類審査の約一週間から10日間)

  ↓

営業許可、交付(施設の検査の約一週間から10日間)


★ポイント★

・調理場が壁やドアで完全に区画されていること。
・シンクが3層になっていること。(洗浄・すすぎ・殺菌のため)
・戸棚m、食器棚には扉をつけること
・冷蔵庫、冷凍庫には温度計を備えること
・手洗いは、L-5サイズ(A3用紙ほど)で殺菌剤容器をつけること(ハンドソープで可)
・窓には網戸がついていること(虫の侵入防止)
・ゴミ箱には蓋
・調理台と調理パン専用台を区別する
などなど・・・

その店舗や提供の仕方により、少々内容が変わってくるので
しっかりと相談することが大切です。

っというポイントをおさえ、いざ検査となったわけです。
検査は、20分くらいでしたでしょうか?
実際はもっと早く終わったのかもしれませんが
ずいぶん長い時間に感じました。

検査が終わると、ホッとして力が抜けてしましました。
後は、無事に保健所から許可書の受け取りの連絡が来るのを待つだけです。

新しい三浦のパン屋さんのOPENが楽しみです。
お店の名前は

「土間カフェ」です。

土間カフェ情報はまた、お知らせします。

それでは~~~。






家庭菜園

2012-07-16 08:18:52 | 頑居堂
5月ごろから自宅と頑居堂で、家庭菜園に奮闘するが
なかなか手強い・・・

自宅で栽培している、きゅうり、ナス、へちまのその後です。

へちまときゅうりは、順調にツルを伸ばしたのですが、
問題です。



実が思ったように付きません。

へちまも、きゅうりも一苗ずつなので、受粉がうまくされていないようです。

きゅうりも今までに2本しか実をつけていませんが
そのうち一本は、収穫時期を逃し、あえなくブヨブヨの食感になってしましました。
折角育てたのに、適正な時期に収穫できないと残念な結果になってしまします。



ひどくガッカリしました。


その中でも順調なのは、ナス。
植えた種類は「長なす」収穫の目安は、30センチほどに成長したころ
と書いてありますので、今回は収穫時期を逃さず、なんとしてもおいしい焼ナスにして
食したいです。



頑居堂でも野菜を育てています。
サトイモ、トウモロコシ、いんげん、オクラ、玉ねぎ、20日大根です。

トウモロコシは、見るも無残な状態なので、写真を撮るのもやめてしましました。
土の栄養が足りず発育不良です。
イメージしていたのは、しっかりとした幹に身長ほどの背丈になり
一本に3~4個ほどの実をつけているトウモロコシでした。
しかし、実際には私の膝より少し大きいくらいで、ヒョロヒョロ
一つの実らしきものをつけ始めているが袋と中の実の大きさがあっていない・・・・
来年頑張りたいと思います。

その中でも心癒されるのは、サトイモです。



順調に育っています。収穫できるのは秋なので
それまで、適度にほったらかして大切に育てたいです。
イノシシが収穫しないことを願います。


発電不足・・・

2012-07-14 09:44:58 | 西鎌倉OFFICE
昨日今日と、天気があまり良くないため
扇風機が途中で止まります



ピ-------------!!

結構な大きなお知らせ音を出して
もう電力足りません!

と主張してきます。


そのたびに、がっかりしながら扇風機を止めます。




今日は、まだ風の通りが良いので午前中は何とか
過ごせそうですが、食事をした後の午後は
体温もあがり、のぼせてしまうのでサンサンと輝く太陽が
少し、涼しくなるための力を貸してくれることを願います。


横浜へ

2012-07-12 13:55:25 | 楽居の日々
最近梅雨の中休みということで、ずいぶん天気のいい日が続いていましたが
今日は、雨で蒸し暑い・・・・日本らしい気候ですね。

二日続けて桜木町、関内、石川界隈に出没しておりました。
久しぶりに鎌倉より都会方面へ

あまり電車に乗る機械も少ないので、乗換えの駅に到着するたびに
やや迷子になりながら次の電車へ
関内駅を降りるとすぐに、横浜スタジアムがあります。
中で試合をしているのでしょうか、あまりに大きい歓声に驚いてしまいました。



天気が良く外で、緑の木陰ができているベンチで昼食をとられている方が
たくさんおりました。きっとオフィスが近くにあるのでしょうね。

その光景は、とても気持ちよさそうなのでしたが
車通りが多いため、排気ガスの香りが強く感じられました。
なれていないからでしょうか。
緑も多いはずなのですが、そんな緑たちも多すぎる車には
勝てない。。

もともと私は田舎の出身なので、暮らすにはやはり田舎がいいです。
欲を言えば、住まう場所は、田舎なのだけど
そこそこ近くに都会もある・・・・のような場所がいいですね。
仕事は、都会に行きかえってくると自然が体と心を癒してくれる・・・そんな感じがいいですね。

野球はあまり詳しくないのですが、スタジアムの入り口にはこんな感じで
月間の対戦予定が貼られていました。



あまり野球には詳しくはないけれど、あんなに大きな歓声があがる楽しさを
体験したいので、時間ができたときには、是非観戦しに行きたいとおもいました。

注文住宅?!

2012-07-04 09:56:34 | ふと考える事
注文住宅についてふと考えてみました。

「注文住宅」というとどんなイメージ?!

おそらく、高価で決める事が多くて大変・・・・こんな感じでしょうか?
でも注文住宅にもいろんな種類があるように思います。

1500万円で、建てるおうちも注文住宅だと思いますし
4000万円で、建てるおうちも注文住宅です。
それから、HMのおうちも注文住宅ですし、地域の工務店にお願いして建てるおうちも
注文住宅。

私の中では、プランから考えてつくる家はすべて注文住宅だと
考えています。
決まったプランの組み合わせの中から、ご自身の好みに合わせて
仕様を決めて、注文する・・・・。という考え方からですけどね。

フリープランというタイプもあります。時折広告などで目にする
文言ですが、楽居は基本的にこのタイプです。
土地の形・おうちに対するご希望・ご予算をふまえてゼロから
プランを一緒に考えていくスタイルです。

一般的には、ここの作業が「大変そう・・・・」のイメージに
つながっているのではないでしょうか。

はじめは、間取りのイメージもつかず、希望と暮らしぶりのイメージを伝えヒアリングを受け
ファーストプランで、現実味がわきそこからよより良くなるよう修正。
だんだん楽しくなってくるはずです。
自分のおうちですからね!!

プランや仕様を決めていくのもとても大切なことですが、
もう一つ大切なことが、それは、家の性能!! 
現在の家で、弱くて、不安な家なんてないと思います。
建築基準法も整備され、耐震・シックハウスの面も考えられ、
使われる工業製品に関してもたくさんの試験を経て、製品になっているものばかりです。

もちろん建築されるおうちも、審査機関により、まずは図面からチェックを受け
その後、建築中にも数回の検査を経て、最後に完了検査を受け
お引渡しとなります。 
現在の建築の基準に当てはまらないものをつくる方が難しく
HMの家も、地域の工務店がつくる家も、ワルイものなどないと思います。

でも、HMから、地域の工務店、個人の大工さんに、設計士 など
お願いするところがたくさんあり、いずれかを選ぶにしても
皆特徴があり、依頼するところを決めるところから大仕事。

まずは、どんなおうちで暮らしたいか・・・・から考えないと

・シャキーン!!としたデザイナーハウス
・ブランドや名前重視
・南国のようなイメージ
・自然・天然
   ・
   ・
   ・
   ・
   ・
   ・
   ・


あ------考える事いっぱいですね。


一言で「注文住宅」といいますが、建売や中古住宅を購入
以外で家を建てられる方は、すべて「注文住宅」だな~


と  ふと考えました。






土壁と木の家

2012-07-03 09:15:19 | ふと考える事
湘南エリアの海の家がOPENしましたね。
今年の夏も暑そうです。

先日の台風の時、一軒の海の家が、134号線までそのまま飛ばされて建っていたようですね。
そのまま浮き上がったということでしょうか。。
2ヶ月間大きな台風が来ないことを願います。

壁についてふと考えてみました。

壁といえば、土壁ですが土は、全国どこでもあります。
でも、その土の性質は様々でその地方により左官屋さんやもっと昔は
地域の人々が、自分の地域では、どこの土が、壁にできしているのか
経験によって使っていたといわれます。

粘りの強い土

土壁は、藁と水を混ぜ発酵させて塗るのですが
そのため、粘りが強く乾いたら硬く固まってくれる土が適しています。
本来は、土なのでそんなに遠くから持ってきて塗るようなものでは
ないですね。昔は、その地域で取れる土を壁に塗っていたんです。

でも、現代の状況からすると、近くに山がなかったり
土を寝かしておく場所も限られてしまうので
やはり、土屋さんより頂いたほうが、早いです。

京都に聚楽土という土があります。有名な土なので一度は耳にした事が
あるかもしれません。
この聚楽土、現在では、その場所では採れないそうです。
京都の数奇屋造りやお茶室などに使われている土が聚楽です。

聚楽の特徴は、乾くととても硬くなり、収縮が小さく割れが少ないのが特徴で
水にも強く火にも強いと・・・・
そんな聚楽土も今は少なくもう採れないそうです。
では、現在聚楽として扱われている物は何かというと
聚楽土が取れていた周辺で、同じような色や性質の土を
混ぜたものなのだそうです。
土は、その地域の物なので、似たような・・・・というよりは
ほぼ同じ物なのでしょう。

京都では昔から、聚楽という土があり、数奇屋造り、お茶室などで使われ
現代まで、理想的な土として使われていますが

関東にも、土はあります。
荒木田土という土です、聚楽土と比べると、粘りが少なく乾いて固まっても
そこまで硬くはなりませんが、やはり地域のものです。
その地域に土があるという事は、その地域の土の扱い方を知っている左官屋さん
がいるのです。荒木田土には、荒木田土の塗り方が、聚楽土には聚楽土の塗り方が
あるのです。
だから、聚楽を塗るときには、京都の左官屋さん・・・・となり
荒木田の土を使う場合は、関東の左官屋さん・・・・なるのでしょうか。
使う土を扱いなれている方が塗るのが理想的ですね。
昔と違い今は全国どこでも行き来することができ、左官屋さんの情報や技術の継承
京都まで行き修行し、関東に戻られる方もいれば、関東に修行にこられる方も
技術は、残りそして広まってると思います。

ところで楽居では、どこの土を使っているか・・・岐阜です。
黄色の綺麗な土です。粘りが強く乾くととても強く固まります。
私は、この土が好きです。色もいいのですが、何より硬い。

土壁をもっと身近なものにしたい
便利で、施工性のいい物が、たくさん普及したため
土壁が、扱いにくくとても高価なものになっているような気がします。
そもそも「土」。

日本の気候を考えると、土壁が良いと考えます。
石膏ボードに塗った漆喰ももちろん調湿しますが
土壁になると壁全体が土のため、調湿の力が圧倒的に違います。
壁全体で呼吸しています。そして、柱や梁、土台に使われている木も・・・
ということは、柱や梁、壁 「家全体が呼吸」しているということ

木をたくさん使っている家の空気感は、入った瞬間 違うと感じます。
プラス、土壁にした時自身の呼吸も変わるのでは、
外では、緑が少なく、アスファルトやコンクリートに覆われた道を歩き、車が行き交います。

家の中の空気がキレイ。自然なものに囲まれて暮らす事が一番良いと考えます。






楽居では、土を使う家づくりをしていますが
夏の暑さや、冬の寒さ・・・現在の家の気密性を考えると
こんなに古くから親しまれている土壁。

力を発揮するでしょう。

今こそ木をたくさん使い、壁に土を塗る家がいいのではと



ふと考えました。