笑の輪  ~えみのわ~

「大工集団 楽居」の家づくり
~家づくりのあれこれ・楽居の日常~

鎌倉大町N邸 湘南スタイル

2012-03-30 13:57:40 | おうち
先日、鎌倉大町N邸が湘南スタイルの取材を受けました。

3月26日発売の 5月号第四十九号 です。



楽居HP 雑誌掲載ページ

月日の流れにより経年変化した
梁や、天井 柱や床の色が落ち着き
きれいなあめ色になっています。

そんな鎌倉大町N邸は、P70~P73 掲載されています。

N家の素敵な生活を垣間見ることができますよ。

逗子O邸 増築基礎

2012-03-29 15:36:09 | おうち
こんにちは、楽居のはやさきです。

今日はいちにち小春日和でしたね。
鎌倉は、そろりそろりと桜の季節です。


さて、逗子でリフォーム中のO邸はというと、
現在、増築部分の構造材の刻みと並行して、現場では基礎工事に取り掛かっています。



もともとはアプローチで、地面がコンクリートだったところに増築するため、
まずはコンクリートをはつっていきます。








コンクリートの下からなにやらあやしい緑の配管が…



このようにリフォーム工事で、特に古い建物や図面が残っていない場合など、
見えないところに思いもよらぬ何かがある、という事があります。

その内容によっては、工事を進められなくなったり、余計な費用がかかってしまったりと、
思いもよらぬな負担が生じてしまいます。




O邸のあやしい緑管は、今は使われていない古いガス管だと分かり、
ほっと胸をなでおろしました。




***



O邸には、もう春がきています。




しばしお花見を楽しみ、
名残り惜しみつつ事務所に戻るのでした。

火入れ式

2012-03-20 09:35:35 | おうち
先日、桜の開花宣言がありましたね。
昨年より、一日早い開花だとか・・・。平年なみということでしょうか。

そんな春のうららかな日に、鎌倉岩瀬T邸で薪ストーブの
火入れをしました。

まずは、男の仕事薪割から!
初めて使う斧に子供たちは悪戦苦闘しながらも
すぐに使い方を覚えました・・・。この後少々惨事がありましたが
大事には至らず、安心しました。

 

桧の曲り木・・・大工の細かい仕事でバッチリストーブの設置される
框として、収められました。
どうやって、くっついているのですかね?

 大工泣かせな曲り木

少し時間は早いですが昼間のうちに 室内の窓を全開にして
いよいよ着火です。

一番最初は、ストーブ本体、煙突と共に塗装がやけるので
室内にその香りが充満してしまうので、最初の一回だけは
必ず換気が必要です。

 

無事に着火です。
火のゆらぎを見ながら、心地よい暖かさに皆で癒されました。
このストーブは、ピザなどを焼いたり、ダッチオーブンを使用した料理などが
できるので、薪ストーブでの料理も楽しみですね。



薪ストーブを囲み 火のある暮らしと「笑の輪」が増えました。






森の奥深くに…

2012-03-08 13:32:08 | おうち
御引越されたばかりの鵠沼のN様から、先日このようなメールが届きました。





「今朝、緑一色の南側の窓を見て感動しました。

見方を変えれば隣りにある木でさえ、

森の奥深くに案内してくれるという事が分かりました。」













風の流れと明るさ、そして借景と、

窓の採り方ひとつで、生活に潤いが生まれます。



家づくりでは、重要な要素の一つだと改めて感じました。

逗子市O邸大規模リフォーム 増築部分刻み

2012-03-07 20:08:56 | おうち
花粉症のみなさんいかがお過ごしですか。
そろそろ目が重たく鼻がムズムズと・・・この季節がやってきました。

明日は、マスクを買いに行こうと思います。

逗子市O邸大規模リフォームは、現在増築部分の墨付け・刻み中です。

大工は刻み仕事をするときに、普通の図面のほかに
このような、板図を描きます。



写真は、土台伏と二階床伏です。

この板図をもとに墨を付けていきます。



次に墨付けしたものを刻みます。



すでに刻みが終わっているもの達です。



増築部分の上棟が楽しみですね。

鵠沼海岸N邸お引渡し

2012-03-01 15:10:20 | おうち
鵠沼海岸N邸 完成お引渡しいたしました。

足場を解体した、N邸の外観です。
外壁は左官仕上げ、色はグリーン系です。

外壁のグリーンと、軒や桁梁の木部の色がとても良くあっています。
これから、経年変化で木部の色が変わっていくのが楽しみですね。



木製の玄関ドアと内部の木製建具です。
写真の玄関のドアは松、内部の木製建具は桧。 



リビングダイニングの吹き抜け





階段が、窓際に面しているので、陽の光を遮ることのない ストリップのスケスケ階段です
段板は桧で、厚さは約5センチほどです。
手すりに使っているのは、桧の枝。



床板は杉。



トラ。



お引渡しの時にご主人が

「こんなに木がたくさんあって、森林浴をしているようです。」

そんなお言葉をいただきました。

確かに木の家は、感じる空気が違うと思います。

日々木に携わっているので、「木っていいね」の五感で感じる部分を

言葉にしていただいて、うれしく思いました。



鵠沼海岸N邸を建てさせていただき、ありがとうございました。

これからも、よろしくお願いいたします。