小林聡美主演、素敵なドラマを2本
「パンとスープとネコ日和」
2013年
WOWOW ドラマW
全4話
【Amazon Prime Video】
原作 群ようこ
入社以来編集一筋でやってきたアキコ(小林聡美)
突如、経理部への異動を打診されたことと、母の急死をきっかけに勤めていた出版社を退職
母が営んでいた食堂を改装し、メニューはサンドイッチとスープのみという店を開業します
向いの喫茶店のママ(もたいまさこ)、商店街の花屋(光石研)、駄菓子屋(塩見三省)、編集者だった時に担当だった料理学校校長(岸恵子)らの励ましや苦言、アドバイスを受けながら、バイトのしまちゃん(伽奈)と共に店を切り盛りしていきます
シンプル・イズ・ベストを地で行く店で、美味しいものを食べる幸せを噛みしめながら人は人と共に時を過ごすのです
人の生き方、繋がり方は様々、焦らず気楽に生きていきましょう、と言われた気がします
大貫妙子さんによる主題歌「パンとスープとネコ日和」、エンディングテーマ「この空の下で」がドラマにピッタリ♪
出版社で後輩役の木南晴夏さんが若々しくて可愛かったです
しまちゃん役の伽奈さん、上手いとはいえない演技ですが惹かれるものがありました
最近は、CMくらいで目立った活動はされていないようなのが残念です

「ペンションメッツァ」
2021年
WOWOW オリジナルドラマ
全7話
【Netflix】
長野県の別荘地のカラマツ林に建つペンションの主人テンコ(小林聡美)と、そこを訪れた客人たち(役所広司、石橋静河、板谷由夏、伊藤健太郎、山中崇、光石研、三浦透子)が2人芝居を繰り広げます
笑いあり、涙あり、人情あり、様々な客たちと関わっていくうちにテンコ自身も自分のありようを考え始めるのでした
「パンとスープとネコ日和」のアキコがペンション経営者に転身した、と言われても違和感なく受け入れられます
また、「パンとスープとネコ日和」の喫茶店のママの魂が、ドラマの良い隠し味となっている森の人(もたいまさこ)としてテンコを見守っているようにも思えます
こちらもエンディングテーマは大貫妙子さんで「空飛び猫」
大貫さんの透明な歌声と共に映し出される、各話のキーとなる場面の写真で、もう一度物語を味わい直しながら、しみじみとなりました

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