PHP文庫2013年10月 第1版第1刷2015年9月 第1版第27刷379頁河川行政に長年携わり、日本全国の「地形」を熟知する著者が歴史の専門家にはない独自の視点(インフラからの視点)で日本史のさまざまな謎を解き明かしていきます関ヶ原勝利後、なぜ家康はすぐ江戸に戻ったかなぜ信長は比叡山延暦寺を焼き討ちしたかなぜ頼朝は鎌倉に幕府を開いたか元寇が失敗に終わった本当の理由とは何か半蔵門は本当に裏門だっ . . . 本文を読む
平凡社1998年6月 初版第1刷発行242頁序章 幽霊は存在するか第一章 人魂篇第二章 幽霊篇終章 幽霊はなぜ出るか科学的知見に基づいた内容ではありません多くが、古い絵巻物、伝承、俗話や落語の紹介で、その時代、幽霊はどのように出現し、消えていったか、など面白い読み物になっています幽霊とは?怖いものみたさ、好奇心、恐怖感を味わうという快楽を求める人間が出現させたもの、とのこと以下、長いですが本文より . . . 本文を読む
サンクチュアリ出版2014年4月 初版第1刷発行2014年9月 第7刷発行214頁女子の人間関係ってめんどくさい!比べたがる「女」敵、味方を作りたがる「女」形ばかりのつながりを求める「女」自分は自分、他人は他人ができない「女」演じる「女」恋愛で変わってしまう「女」自分のなかの「女」とどう付き合えばいいのか?「女」は女性全般を指すのではなくいわゆる女の嫌な部分を指しているので誤解のないようにお願いし . . . 本文を読む
吉川弘文館2019年2月 第1刷発行235頁街道が整備された近世と違い、山や河原、海際をたどる中世の旅は残酷だった貴族の旅日記を主軸に、地理学・地震学・地質学や潮の干潮の研究成果も活かし、当時の景観を復元地形改変に挑む人々の営みにも触れる序章 干潟をゆく-鳴海第一章 旅立ち-京・近江第二章 乱流地帯をゆく-美濃第三章 湖畔にて-橋本第四章 平野の風景-遠州平野・浮島が原第五章 難所を越えて-天竜・ . . . 本文を読む
産経セレクト2021年3月 第1刷発行269頁産経新聞に連載中の「本郷和人の日本史ナナメ読み」のうち、前著『怪しい戦国史』の2018年6月7日~21年2月11掲載分を加筆修正し、再構成したものはじめに江戸時代に鎖国はなかったのか2代将軍が天皇に激怒の違和感信長の天下とは京都周辺だけかなぜ西郷どんは大隈重信を嫌うのか男と女の立ち位置の行方天皇をめぐる歴史の謎第七章 夏目漱石のワケありな門人たち人物を . . . 本文を読む
新潮文庫2018年6月 発行2019年5月 4刷特別対談 恩田陸x大里智之374頁これほど科学が発達した現代社会においてなお、常識では説明のできない事象は確かに存在する超常現象例えばイギリスの古城に姿を現す、ハンチング帽を被った男の幽霊前世の記憶を詳細に語る子供たち死後の世界を垣間見た人や、CIAにその能力を認められたユリ・ゲラー人類はどこまでその正体に迫ることができるか「本物」は存在するのか最先 . . . 本文を読む
文学通信日本史史料研究会ブックス0062021年11月 第1版第1刷発行190頁「おまわりさん」の名称の起源といわれる幕末に江戸市中を巡回警備した新徴組あまりにも有名な新選組の陰に隠れて知る人も少ない、幕府、出羽庄内藩配下の江戸治安維持部隊で、新選組と新徴組は無関係ではなく、幕府が文久二年(1862年)に募集した浪士組に集まった武士たちがそれぞれ分裂して誕生させたもので、京に残ったのが新選組、江戸 . . . 本文を読む
訳・平野暁人岩波書店2019年1月 第1刷発行277頁著者であり主人公のエドガーは5歳から14歳まで、1929年から1939年の約10年間をドイツ・ミュンヘンのヒトラーの家の向かいの建物で過ごしたのち、両親と共にイギリスへの亡命に成功同地で高等教育を受け歴史学者となり現在も活躍されていますユダヤ人であるエドガー一家はヒトラーの台頭に伴い次第に社会から正当なドイツ人として扱われなくなっていき、その根 . . . 本文を読む
PHP研究所1976年 9月 第1版 第1刷2020年 4月 第2版 第27刷210頁人間本来の素直な心に目ざめよう!互いに責めあい非難しあって暗い心で生活してゆくより、あたたかな心を通わせあいつつ、ゆるしあい励ましあって生きてゆこう素直な心とは、寛容にして謙虚な、融通無碍な見方のできる深い聡明さに通じる心である序章 素直な心の意義について第一章 素直な心の内容十カ条第二章 素直な心の効用 . . . 本文を読む
朝日新聞出版2010年10月 第1刷発行191頁津村記久子さんの「枕元の本棚」で紹介されていて興味を持ちました著者である田村さんは大阪にある淀川キリスト教病院のホスピス病棟で、がん看護専門看護師として勤務していらっしゃいます1989年からホスピスケアの仕事に携わりはじめ、その経験を経て考えるようになったのは「死というものは、あまり怖いものではないのではないか、死に向き合いそのための準備をしていたの . . . 本文を読む
訳・高野優紀伊国屋書店1999年12月 第1刷発行2018年12月 第20刷発行解説・町沢静夫317頁言葉や暴力によって、巧妙に人の心を傷つける精神的な暴力=モラル・ハラスメント家庭や職場で日常的に行われる、この「見えない暴力」は、相手の精神状態をしだいに不安定なものにし、ひどい場合は自殺に追い込むといういったいどんな人間がこのような暴力をふるうのか?いかなる方法がよく使われるのか?どうしてその関 . . . 本文を読む
幻冬舎2018年6月 第1刷発行2018年6月 第3刷発行237頁はじめに 読書とは「何が書かれているか」ではなく「自分がどう感じるか」だ血肉化した言葉を獲得せよ現実を戦う「武器」を手に入れろ旅に出て外部に晒され、恋に堕ちて他者を知る血で血を洗う読書という荒野を突き進めおわりに 絶望から苛酷へ。認識者から実践者へ見城さんは、1993年に角川書店を退社後、幻冬舎を設立24年で23冊ものミリオンセラー . . . 本文を読む
毎日新聞出版2016年9月 発行237頁1996年から2014年の18年間にわたり毎日新聞東京版「立川志の輔のピーピングふしあなから世間」から74本を選んでまとめたものご挨拶、という名のまえがき第一章 世間を見れば第二章 落語を感じてほしいから第三章 縁に学んで読んでいただき感謝、という名のあとがき古いものは25年も前ですから時代が感じられるのは仕方がありませんが、日本人の心情や姿は変わらず、クス . . . 本文を読む
KAWADE夢文庫2020年8月 初版発行215頁育ちのよさがにじみ出る「立ち振る舞い」無意識の「しぐさ・クセ」には人品があらわれる清々しさえ感じられる「お金」の使い方誰と同席しても気後れしない品のいい「食べ方」「身だしなみ」一つで好印象を漂わせるにはいつ会っても感じがいい人の「心がけ」「表情や雰囲気」でゆかしさを感じさせる法「会話」じょうずは話材以外が9割近くても遠くても心地よい「お付き合い」の . . . 本文を読む
吉川弘文館2019年10月 第1刷発行2020年 1月 第2刷発行211頁国民の身分台帳たる戸籍古代日本にも戸籍に人々が登録され、租税負担の基本となっていたどの範囲の親族が記載されたのか、人口総数や平均余命、歳の差婚が多かった理由等々古代の人々の暮らしを明らかにする今に伝わる古代の戸籍―プロローグ古代の戸籍戸口と貧富戸籍からみた婚姻古代の恋愛と婚姻流動性の高い古代社会女性ばかりの平安時代の戸籍-エ . . . 本文を読む