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おうち映画(海外)を5本

2019年07月11日 | 映画(海外)

 

 

「ナイロビの蜂」
原題 THE CONSTANT GARDENER
2005年 イギリス
【スターチャンネル BS10】 

ある講演会で演説する英国外交官ジャスティン・クエイル(レイフ・ワインズ)に厳しい質問を浴びせかける女子大学生のテッサ(レイチェル・ワイズ)
その質問内容に周囲が引いてしまい落ち込むテッサをジャスティンが講演後に慰めたのをきっかけに2人は恋に落ち結婚
ジャスティンの赴任先、アフリカのケニア、ナイロビに移り住みます
ある日、弁護士資格を持ち、救護活動に明け暮れていたテッサが出かけたまま帰らぬ人となってしまいます
テッサは陰謀に巻き込まれ殺されたと確信したジャスティンは彼女の意思を継ぎ単独で事件解明に乗り出します
アフリカの人々を食いものにする先進国の企業
邪魔する者は容赦なく殺害
誰が敵で誰が味方か
サスペンス色が強いのですが印象に残るのはアフリカの美しい自然風景とジャスティンのテッサへの深い愛
結果、陰謀は暴かれるのですが切なかったです

 

 

 

 

「ロリータ(1997)」
原題 LOLITA
1997年 アメリカ、フランス
【シネフィルWOWOW】 

原作 ウラミディール・ナボコフ「ロリータ」
ロリータ・コンプレックスという言葉の元となった小説です 

中年の仏文学者・ハンバート(ジェレミー・アイアンズ)が12歳になる少女・ロリータ(ドミニク・スウェイン)を愛するあまり義理の父となり、二人で各地を放浪する姿を描きます
ロリータに振り回される中年男性ジェレミー・アイアンズのカッコ悪いこと!
比較的新しい映画「リスボンに誘われて」でファンになったワタクシとしては、昔のアイアンズ氏はカッコ悪すぎる役が多くて『またこんな役?』に苦笑いです(^_^;)
少し憂いのあるような優しげなお顔がそんなイメージに重なるのかしら
設定は違いますが、山田太一さんの「飛ぶ夢をしばらく見ない」が思い出されました

 

 

 

 

「マスカレード/甘い罠」
原題 MASQUERADE
1988年 アメリカ
【シネフィルWOWOW】 

富豪に雇われたヨットマンのティム(ロブ・ロウ)
富豪の妻と情事を重ねながら、寄宿生活から戻ったばかりのオリヴィア(メグ・ティリー)という若い女性が莫大な遺産の相続人と知り、財産を我が物にせんと彼女に近づきます
よくある色と金のドロドロ物語で、最後は高笑いか、逮捕か、と思いきや、オリヴィアの純情に心情に変化が現れるティム
おぉ~、そうきたか、でした
結構面白かったです
始まりはどうであれ、オリヴィアとティムの愛が本物だったのが救いでした

 

 

 

 

「モンロワ 愛を巡るそれぞれの理由」
原題 MON ROI
2015年 フランス
【シネフィルWOWOW】 

スキー事故で膝を負傷し入院した弁護士のトニー(エマニュエル・ベルコ)
リハビリに励みながら心から愛したジョルジオ(ヴァンサン・カッセル)との過去を振り返ります
10年前、運命的な再会を果たした二人は激しい恋に落ち電撃的に結婚、子供ももうけますが…
ジョルジオの自由奔放さ、金銭、女性関係のだらしなさに傷つきながらも愛ゆえに彼から離れられないトニー
全てをさらけ出してぶつかり合う二人の姿、特にエマニュエル・ベルコの涙と鼻水を流しながらの熱演に圧倒されました
ラストにほのかな希望が見えたような?

 

 

 

 

「エリザのために」
原題 BACALAUREAT
2016年 ルーマニア、フランス、ベルギー
【シネフィルWOWOW】 

ルーマニア郊外の町
医師のロメオ(アドリアン・ティティエニ)は学業優秀な娘・エリザ(マリア・ドラグシ)をルーマニアにいては将来が無いと考えイギリスに留学させるつもりです
エリザも同じ考えで日々勉学に励んでいますが大事な卒業試験の前日の朝、登校途中に暴漢に襲われてしまいます
幸いに腕を負傷しただけで大事には至りませんでしたが精神的なショックで試験を上手く切り抜けられるか心配になったロメオは使えるコネを全て使って試験に合格できるよう裏工作に奔走します
それを知って父親に反抗する娘
そもそも裏工作の助けを借りるつもりは毛頭なかったようで父親があたふたとしているのに対し冷静なのです
そして、当然ながらロメオの裏工作は検察にバレてしまいます
妻とは不仲、愛人までいるロメオの身勝手な行動に当然の罰と思って観ていましたが、どうやら少し違う…
娘の自主性は尊重しておりエリザも父親の心は理解しています
人の心は単純ではなくグレーゾンの間で揺れ動くものなのですね
本作も何となく未来が開けそうなラストに救いがあると思って良いのかしら
ルーマニアという国の実態を学ばせてもらいました

 


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