清原香耶さん出演作を3本
「夏への扉-キミのいる未来へ-」
2021年
【Netflix】
原作 ロバート・A・ハインライン「夏への扉」
かの名作をどのように映画化したのか、それも邦画!
観たい、というより興味で鑑賞しました
1995年、ロボット開発に従事する高倉宗一郎(山崎賢人)は亡き父の親友だった科学者・松下の遺志を継ぎプラズマ蓄電池の完成を目前にしていました
愛猫ピートと松下の娘・璃子(清原香耶)との穏やかな日常の中、研究に没頭する宗一郎でしたが、信頼していた共同経営者で璃子の叔父にあたる松下和人(眞島秀和)と婚約者の白石鈴(夏菜)に裏切られ会社の株も権利も全て奪われてしまいます
失意のうちに人体を冷凍保存する装置・コールドスリープに入れられ2025年の東京で目を覚まします
目を覚ました宗一郎の前に現れたのはピートと名乗るロボット(藤木直人)で5日間、宗一郎の世話をするというのでした
ロボット=藤木直人さんが最高でした
彼の存在がなかったら本作は成り立ちません
それと2025年の白石鈴の落ちぶれメイクに驚き!
夏菜さんはどちらかというと嫌いな部類に入る女優さんですけど、ここまでイメージが崩れるメイクに挑戦したのは誉めてあげたいです
タイムトラベルものは本当に楽しい!
結末を知っていてもワクワクします
面白かったです
「花束みたいな恋をした」
2021年
【日本映画専門チャンネル】
偶然の出会いから始まった恋の5年間が描かれます
好きな音楽や映画、本、ファッションなどなど
ほとんど同じだったことから恋に落ちた麦(菅田将暉)と絹(有村架純)
大学卒業後フリーターをしながら同棲をスタートさせます
やがて、2人の暮らしを維持するために就職するのですが仕事に追われるうちに共通点を見失い、溝が出来、すれ違いが生まれてしまいます
スタート時点で全てが一致していれば楽しいし幸せなのは当然
後は、2人の違いが徐々に明らかになり待つのは別れのみ、です
いい年をした自分からみたら明白なことなのですが、本作に描かれるその明白なことが、何とも切なくて泣けてしまいました
2人は2人の暮らしを続けるために努力します
だってお互いにものすごく愛し合っているのですから
それでもやっぱり別れなきゃならない…
菅田さんと有村さん、2人ならでは、の作品でした
出演者に清原香耶さんの名前があったのですが、なかなか登場せず見落としたのかと思い始めたところで…
お~、そうきましたか!
麦君、絹ちゃん、泣けるよねぇ
ラストのストリートビューの写真がとても微笑ましかったです
ただ、麦と絹の記憶に微妙な差があるのがはっきりして苦笑いでした
「まともじゃないのは君も一緒」
2021年
【Netflix】
人とのコミュニケーションが苦手、世間知らずで「普通」が何かわからず、数学一筋で生きてきた予備校講師の大野(成田凌)
教え子の香住(清原香耶)はそんな大野を「普通じゃない」と指摘してくれる唯一の相手です
恋愛経験はないけれど恋愛雑学だけは豊富な香住に「普通」を教えて欲しいと頼み込む大野でした
一見、全く違うタイプで合わないように見える男女が惹かれあい…
ほぼ、そのような結末を迎えるのですが、そこまで到達するのに大野と香住のテンポ良く進む掛け合いが何とも良いです
シリアスからラブロマンス、コメディまで、清原香耶さんの演技の幅の広さに感心するばかり
成田凌さんも着々と居場所を築いているようです
実は、本作の前に土屋太鳳さんの「春待つ僕ら」を観始めたのですが、バカらしくて我慢ならず20分で止めました
土屋さん、可愛い女の子役だと大根役者に見えてしまいます
実力のある女優さんとは思うのですけど…
本作のように出来の良い映画もあれば、そうでない映画もあり、ですネ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます