私の中に不信感が生まれたのはつまらない一瞬の彼の態度からだった。
熱中症にかかり意識が遠のきそうになり、それでも彼の名前を呼んでずっとずっと前を歩く彼に少しずつ追いつこうとしている、そんな自分を哀れに感じた瞬間だった。
やっぱりあなたも‥……
そう思いながら体が崩れていく
スローモーションのように
家族とは何か‥……
夫婦とは何か‥……
私たちには息子が一人いる。
やっと出来た子供だった。
愛情をそそぎ、教育もしっかりさせた。
将来、少しでも良い仕事につけるように。
親なら当然の事だと思っていた。
その子供が私達夫婦の期待に応えて良い会社に入り結婚した。
巣立ち！
二人に戻った。
彼が私の事をいつも優しく接してくれることには感謝していたし、夫婦の生活も大切にしていた。
なのに雑踏の中でどんどんと私を置き去り、先に進む彼。
その後ろ姿に
この人には期待はしてはならない。
他人なんだとつくづく思った。
長すぎた夫婦の成れの果て。
私は仕事に出ようと考えた。
彼と一日同じ部屋で過ごす気にはなれなかった。
趣味もなく、友人もすくない。
外にでて私の世界を作りたくなった。
何にも期待はしない。
息子にも‥……遠くから見守る。
彼には２度となにも期待しない。
他人だから‥……
彼は仕事に出ることに少し怪訝な顔をしたが週に３日程度とならと承諾してくれた。
私は少しずつ働く日にちも時間も増やしていこうと考えている。
私の人生に期待するために。
自己責任として自分にかけてみようと思っている。
他人、身内に期待はしないことだとつくづく思った。
明日はガラガラ抽選！
夕方からはふるさと祭り
サンロード商店街には提灯が並び、夜店が並びます🎵
夏休みの思い出にぜひお出掛けください❗
人に期待することはやめた。
良く考えたら私はこの人に何を期待していたんだろう？
良く良く考えたらなんにも浮かばない。
なのに腹が立ち不満を言う。
相手もそう
私に期待していたのか？
なんにもしていないと思う。
私は前回の結婚で子供達が健やかに育ち、子育て終了後は夫婦水入らずで暮らすこと。そんな期待をしていた。
普通だれでもが願うこと。
しかし、子育て中は子供に期待
夫に期待
人に期待をしていて自分には何にも期待せずのほほんと暮らしていたのだ。
子供は私の期待通りかと言うとそうでもない。しかし、平凡なりに社会人として生きている。
夫には家庭への関心と仕事の昇進を期待した。
しかし、この二つは無理
仕事人間になれば家庭まで手が回らない。
家庭主義なら仕事に制限がかかり、出世はできない。
結局は結婚１８年で破局👨💔👩
期待をかけすぎた。
なんせ夫婦は他人なんです。
２回目の結婚は５０歳代
子育て終了の水入らずで状態
ここでやって来るのは互いの親の介護
まだ数年先だが私の母は闘病中
独り暮らしが長かった夫婦は結局は勝手気まま
お互いに色んな物を求めすぎる。
最近はおひとりさまって流行っている。
私も一人で喫茶店に入ったり平気になった。
これからは夫は私のパートナー←つれあい
妻の私も夫のつれあい
それでいいと思う❗
下手に互いに期待しないこと、束縛しないこと。
九月からは土日に仕事を入れて平日で休もうかなと思う。
それが出来る職種だ。かえって、土日に休むことがおかしいのだ。
月に一度だけ一緒に映画を見たりショッピングで良いと思う。
そうしたら互いに気を使わなくてもよい。
私も自分の好きなこと探してやっていける❗
電車に乗ったりね🎵
友達も沢山作っていきたい。
だから、しがらみは捨てた❗
大嫌いな人たちもどうでも良い。
何かをしてもらうなんて最初からなかった。
だから‥……
私にも期待しないでほしい。
なんのお世話もしない。
家族ってなに？
子供が小さいときは仕方ないが成人したら、立派な個人である。
遠くから見守ることが親
口は出さない
また、子供に見てもらおうなんて絶対に思わないこと。
私は当たり前のように期待して一生懸命、学をつけさせた。
担保のつもりで。
しかし、それはまちがい。
もし、歳をとり、私がそれこそ、お金が全くなくなり病に倒れたら
子供達は絶対に見捨てないだろう。
それだけは確信している。
それまでは働いて迷惑はかけない。
これからは私達夫婦も今まで通り独立採算制でやっていく。
そして、新たに加わったのが
期待しないこと
