とのさま日記なるもの

思いのすべてを書きます

母の美しい涙

2017-05-30 21:02:53 | 考える


垂水の実家に帰省しています。

すっかり気弱になっている母。

大好きな黒豆大福をお土産に。




母の目がキラキラ

美しいなって感じた

それが涙だと気がつくまで

少し美しさに見とれていた


キラキラが大きくなり

盛り上がった

そしてすっとなにかが頬をつたう


私は目を伏せてしまった

母の涙

それだけ

母は黙って何枚かの古い写真を出してきた



あ、コロだ!

垂水に庭付きの一軒家を買った両親

一人っ子の私の為に仔犬を貰ってきてくれた

コロと名付けて家族の一員

父と私は毎晩散歩に

雑種だったけど

とても利口な犬

13歳で死んじゃった

泣いて泣いて

もう命のあるものは飼わないと決めた

しかし、その後、自宅ではないが父の会社に二匹の犬を飼った

社員にも可愛がられて

今はもういない


その後は母や叔母が娘時代の写真

家族で旅行に行った写真

祖父母と過ごした日々の写真

みんな若い

世代は交代するんだよって母の言葉

思い出は胸に

声は脳に

ちゃんとしまっておきなさい

自分を信じなさい

ダメなら垂水に帰っておいで

ここはあんたの家だよ


こんどは私がウルウル

でも、思い切り笑顔で

パパやっぱりカッコいい‼️ハンサム❗



大丈夫!主人と仲良く生きていくよ。

母のところにもまた一緒に来るから❗
コメント (2)
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決まったもの

2017-05-30 16:17:59 | 考える
悪人はきまった

ドラマでも小説にでも

一人や二人は出てくる

ドキュメント

主役は?脇役は?

まだ決まらない

背景は

街、田舎

まだ決まらない

決まっているのは

悪人


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何て言おう……

2017-05-30 16:09:54 | 私の詩





母になんといおう

なんて話せば良いのか

考えられない

緑豊かな車窓を

ただボンヤリと

酷な話

ひどいはなし


すべては話せない

話せば母の体調が悪くなる

色んな事を考えて

考えて

頭の引き出しを開け

言葉をさがす




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怒りのパワーは半端なく自滅に繋がる

2017-05-30 14:38:02 | 考える
なかなか難しい問題

子になり

親になり

嫁になり

姑になる

どの立場も経験する

話をするときにたち位置で言葉を出すのか

いや、相手の立場を考えてしまう

当然経験しているから

しかし、父になったことはない

舅になったことはない


そして

老人になったことがない


自分の祖父母、両親、舅姑

老いた姿は見ているけど

私はまだ老いていない


平均寿命もあがり良いことです


でも、自分が老いたときに元気で穏やかに過ごせるか…

これはわからない


今からでも体調を整え足腰も鍛えなければならない

しかしだ、頭は大丈夫だろうか……

認知症

怖い

アルツハイマー

怖い

どれも最終的には自分が無くなってしまうのだろうか

ヘルパーの資格習得時に研修に行って初めて認知症のご老人と出会った

良く私の母が物忘れが酷くなったからいよいよかな~~って言うのだが……

その感覚は全く違う


母は年相応の物忘れ


認知症にもイロイロある

症状は暮らしてきた経験が左右するらしい

私が忘れられないのは

穏やかな老人

ニコニコしていつも優しいもの言い

手を合わせ感謝を口に出される

同じ老人になるなら、認知症になるなら穏やかがいいに決まってる

職員の方に尋ねるとずっと穏やかな方ですと。


反対に1日中、怒りまくっている方

これはすごい❗

反対に1日そうだからパワーあるな~~って思った

キレまくりとはこんなんでしょうか。

ストレスがたまった人生だったのかな~~なんて考えてしまう



とにかく異性になったことがないからこれだけはわからない


怒りが発散されることなく頭の中を身体中を駆け巡り


それが負の連鎖になり悶え苦しむ


怒りとは怒りとは自らを破壊してしまう

今の社会はストレスが当たり前

特に昔の武勇伝は頭の奥に残る

それだけはしっかり表にたってでる

女性の方が穏やかだそう


これから私も老いてくる

怒っちゃいけない‼️

肝に命じる


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家族愛すらないのは悲しいね

2017-05-30 08:19:57 | 考える
NHKの朝ドラ ひょっこ

いつも見ています。

がんばり屋の主人公

お父さん……

行方不明の父への語りに涙がでます。




おとうさん

少し違う意味ですが

そう呼ぶことは私には二度とありません

そう口にすることは二度とないです


私の父は亡くなりましたが本当にみんなに好かれ、愛された人でした。

私や母を全力で愛してくれました。

その父以外

私にはそう呼ぶべき人はいません。


ひょっこのおとうさんも素敵な家族思いの父でした。

だから娘が東京までやって来て働きながら父を探すのです。

ドラマとは言えこれが家族愛なんです。





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