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糠漬け、お味噌汁等に美味しいですね
吉川英治の「三国志」を読んでみますれば、
最後の八巻に諸葛孔明率いる蜀軍が出兵した際、
必ず兵舎の構築と共に附近の空閑地に蕪の種を蒔かせたという
この蕪は、春、夏、秋、冬いつでも短期間で採取でき、土壌を選ばない特質と
その根から茎や葉まで生でも煮ても食べられるという利便がある
兵の軍糧副食物としては絶好の物だったらしい
とかく、青いものの栄養に欠けがちな陣中食に、
この蕪は随分大きな戦力になったようです
この故事に因み蕪のことを「諸葛采」とも呼ぶようになったそうです
諸葛采に付いては、様々な説があるようですが、ここではワタクシの好きな本
「三国志」の中から引用させて頂きました
軟らかくて美味しい蕪を食し、天下にその名を残す知恵者
諸葛孔明に少しでもあやかりたいです。。