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死ぬ前に読みかえして「クスッ」と笑ってみたい

ギターの話:Gibson Les Paul Studio (1)

2020年08月06日 13時29分00秒 | 音楽のお話
初めてエレキギターを買った時のお話を。
 
当時2013年頃。
北京に駐在をしていました。
さあ、エレキギターを買うぞ!と決めた時のこと。

北京にもギター屋はあったけど、税金の関係で割高。当時日本の消費税が8%に対して、中国のVATは17%(まあ消費税にあたるものと思ってもらえればいいです)
税金だけで単純に約10%高いのです。

しかも中国の楽器店。
いかにもという、高級ギター専門店のような店もありました。
薄暗い階段を降りていくと、そこにはお高いギターがズラリと並んでいる。
当時、まったくエレキギターの知識がなかった私には、色が違うくらいにしか判断出来ませんでしたが、陳列がとにかく高級感をかもしだしていたのは覚えています。
しかし。本物か疑わしいギターを買うのはちょっと、いやかなり気が引けたので、この時は一時帰国を待ちました。
 
 
そして。待ちに待った一時帰国。

中国の連休を使って一時帰国するので、大体5日間くらい。その内、初日と最終日は飛行機移動なので実質3日間。
実家に顔出して親の様子見たりと、案外やることは多く、のんびり買い物に使える時間はけっこう限られている。
長く見て1日くらい。

 
さて、最初に買うエレキギターは何にするか?
これは、レスポールモデル一択で、なぜかストラト系には見向きもしなかった。
なぜだかペグは左右に3個ずつ並んでる形しか嫌だった、あの頃。
The Whoばかり聴いていたので、SGとかストラトにいきそうなのに、なぜレスポールを求めたのだろうか…
当時の自分に聞いてみたいです。
 
 
物色の日。
まずは池袋の某楽器店へ。
レスポール系を見えると、どれもなかなか高い。この頃はまだ、金銭感覚もぶっ壊れてなかったので買い物も冷静でした(笑
 
そして、ギブソン新品のヘッド裏にもれなく付いてるオートチューナーも気に入らず。
池袋で、色々試奏させてもらったが、思ったようなギターが見つからず。
もしかして、新品を買う必要なんてなく、中古で良いのでは?と思い御茶ノ水へ。
 
御茶ノ水の某有名楽器店。
ここで発見したのが、中古のGibson Les Paul Studioのワインレッド!
完全に見た目です。
箱買いです!
 
アコギ、クラギは弾けても、エレキは弾けないので、お店のお兄さんに弾いてもらった。
とにかくエレキなので、ギャーンってラウドな音が出る。
お店のお兄さんいわく、日本製は音が落ち着いてるので弾きやすい。その代わり個性がない。USA製は、音が暴れやすく弾きこなすのが大変。その代わり、音に個性がある。
暴れ馬ならぬ、暴れギター!いいじゃない!
そんな感じで即決。
だって見た目ですからね!
今思えば日本製のレスポールなんてあったのだろうか…
 
補足説明で、ピックアップが交換されてるとか言われたけど、その時は「ふーん」くらいにしか思わず。
この時は、本当に知識がなく、シングルコイルとかハムとか、セットネックとかジョイントとか全然知らず。
いま振り返ると、なんであんなに無知なまま行ってしまったのかとも思います。
 
とにかく、ギブソンでレスポールで音がギャーンと鳴って、ハードケースが付いててUSAって書いてあり中がドピンク!文句なんてありませんでした。
 
 
余談:購入して、随分してからピックアップを外してみたのですが、ギブソンでした。ギブソンからギブソンへ交換したってこと?


 
 


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