○○ってナンだ!?

○○には色々入りますよ

血霧 パトリシア・コーンウェル

2013年02月11日 | 読書ってナンだ
ケイ・スカーペッタシリーズの新作です。


ディック・フランシスといい、このシリーズといい、なぜ年末に出るのか…


前作「変死体」が家になかったので、を読んでないかも!?と思ったけど、どうやら読んでたようです。

今回の「血霧」を読んでて思い出しました。

図書館で借りたのかも?


さて、このシリーズは1作目が刊行されてからもう長いので、スカーペッタ先生の作品中での年齢の順番とかもうどうでもいいことになってしまってるのはもう置いといて…

スカーペッタ先生はイタリア系だからか、食にこだわりを持つ人のようで、パスタを粉から作ったり、キッチンをプロ仕様にしたりと、料理シーンが「これホンマにアメリカ人の家庭?」と思っちゃう描写があってツッコミ甲斐があります。


そして、相変わらず神経質です。>スカーペッタ先生


レタスを10分ボイルする!?

しかもそれをサラダに!?



もうシナシナだよレタス…ていうか、茹でたらめっちゃ量が減るんだけど。

どうやら、執拗にボイルするのは殺菌のためみたいです。


ジャンキー食が大好きなマリーノでさえ、生魚や生野菜は食べないなんて言っちゃってる。


最近のアメリカの食事情はどうなってるのか気になるわぁ。

生食は危険という考えが広まってるのかな。

しかし、なるべく生で食べて食品本来が持つ酵素を摂取する「ロー・フード」はアメリカ発祥じゃなかったか…(あ、ハリウッド由来だそうです)



おっとと、話に全然関係ないところに思わず突っ込んでしまいました…


他のブロガーさんの意見では「訳がヒドイ」というのが多いようですが、私はあまり気にならなかったです。

翻訳に関しては、読める日本語にしてくれてるだけでありがたいと思ってるので。


それよりも、登場人物が混乱して困りました。

主要キャラ以外のキャラ(3,4人くらい)が、女性で、殺人犯で、刑務所に入ってて(しかもみんな違う刑務所だったり)で、名前も英文字だと違うかもしれないけど、カタカナになると似たような感じだったので、もう混乱しました。

あんまり混乱するので、途中でもう見分けるのをあきらめました。


話は…途中イロイロあった割には、最後はあっけなかったです。
まあそんなものなのかもしれないですが。


犯罪も多様化してるけど、殺人の方法も多様化してるのですねぇ。

ミステリー作家さんも大変だな。




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