○○ってナンだ!?

○○には色々入りますよ

新選組副長助勤 斎藤 一 /赤間倭子

2012年12月26日 | 読書ってナンだ
新選組三部作みたいに聞き書きがメインかと思ってたら、小説でした。


初版は昭和48年だったそうです。

なかなか男くさいというか、短気っぽいというか、明るく前向きな好青年という描き方ではなかったです。

いやそれが悪いとか、嫌だったということではなくて。

誰もがみんな前向きに生きてるというわけでもないですし。

淡々とその人生が小説になってるという感じでした。
なので、とても読みやすかったです。


戦国の世のような武士を目指した近藤と土方に対して、「主君のためでなく、自ら生きるために戦う」と言う若者が永倉、原田そして斎藤という位置付けで。


いつの世も、「いまどきの若者は」というジェネレーションギャップはあるものなんですねぇ


私の世代もかつては「新人類」とか言われてたような気がします。

学生だった頃はまさしくバブル全盛期だったしな。

(しかし、私は面倒くさいという理由でバイトも最小限しかしてなくて、遊びまわるようなお金なんて持ってなかったですが)


昔の人、幕末の人はよく名前を変えるなぁと思ってたら、追っ手から身を守るためだったとは…


単なる気分換えと思ってた自分に反省。


そうそう、会津の話の場面で八重子の話も少し出てました。

来年のNHK大河じゃないですか、タイムリーな。



年末に放映されるTVドラマ(年明けだったか?)の白虎隊も忘れずに見ようと思いました。



さて、次は「禁断の魔術」です。

東野圭吾、ガリレオシリーズ。
…だったよね?


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