新撰組捕物帖 源さんの事件簿 ／秋山香乃

新撰組の年長さん、井上源三郎が主役のちょっとしたミステリー？


この本での表記は「新撰組」の方です。

新撰組の内外で起こる事件に源さんかくびを突っ込んで探索したり、解決したり…

お人好しな江戸っ子、源さんがちょっと活躍。（大活躍じゃないところがミソ）

他に巻き込まれる隊士、中村久馬と尾形俊太郎もなかなか。

もちろん、新撰組おなじみメンバー達もちょこっと登場します。

短編5編です。


最後のお話が良かったです。

それまでのお話とつながるところがあって…人は人と関わらずには生きられないんだなぁ、と。

その時読んでた場所が歯医者の待合室で、危うく号泣するところでした。
危ない危ない…

源さん、いい人だぁ

っていってもこれは小説で、実際はそうじゃなかったかもしれないけど…


悪い人って思うよりは、いいよね。



通りすがりの会社先輩に『新選組なんて読むの？』って聞かれました。

その人はあまり好きじゃないそうで…

私だって前はそうでしたよ。
全く興味なかったです。
興味ないのに、壬生寺や前川邸に行ったりしたけど…

…全て、薄桜鬼の影響です。
恐るべし乙女ゲーム。