続々・やんやん日記

日常を駄文にて綴っております。遠く関西より東北を応援中。☆マークのついた文章は東北応援、防災情報に関する記事です。

命くれない〈後編〉

2020-06-24 18:59:00 | 日々徒然
昨日の続きです~。


居酒屋の2階で退屈していた私と弟にとって、カラオケマイクはちょうど良いオモチャ。

電源の入っていないマイクで、童謡やアニメソングを歌って遊びました(ノリノリ💃でした♪)。

弟がカラオケのカセットテープも見つけたのですが、ほとんどが演歌で、子どもには分からない。

「お姉ちゃん、命くれないって、どんな歌なん?」

瀬川瑛子さんの名曲『命くれない』のテープを指差して聞いてきました。

弟は好奇心旺盛なので、何でも聞いてくるんですよね(^o^;)

私は私で、お母さんがいない間はしっかりしなくては!と思ってるから、分からないけど、懸命に考えて答えました。

私「う~ん、命くれないかぁ……。命をくれない?って意味ちゃうかな」

弟「命をくれってこと?」

私「うん、たぶん……この歌を聴いたら、命を取られてしまうねん」

弟「それじゃ、これは呪いのテープやん!」

震え上がる私たち(((((゜゜;)

実は父の店はすぐ裏が墓地になっていて、トイレの窓を開けるとたくさんのお墓が見えるので、

「いつかオバケが出るかもしれない」と、姉弟でビビっていたんですよね~(笑)。

だから『呪いのテープ』なんていうおかしな発想になったのでしょう(瀬川瑛子さん、ごめんなさい)。

それから、子どもなりに「誰かの命が取られないように」と考え、テープは隠すことにしました。

たくさん置いてあった座布団の山の中に。←そこしか思い浮かばなかった。

おそらくテープは、その後に父が見つけてくれただろうと思います(推測ですが)。

なんでこんなところにテープが?と思ったことでしょう(笑)。

大人になってから、弟に「命くれないのこと、覚えてる?」と聞いたことがあるのですが。

「めっちゃ覚えてる!本当に命が取られると思った!」と言っていました。

弟よ、アホな姉がおかしなことを吹き込んでごめんよ~。

「でも、あの居酒屋生活は楽しかった」と言ってくれる弟は、

天然ボケな姉に振り回されて育ち、今では私なんかよりしっかり者の青年になりました(о´∀`о)

ちなみに、居酒屋生活で一番楽しかった遊びは、『どちらが納豆の糸を長く伸ばせるか勝負』でした。

くだらないことを全力で楽しむ、そんな子ども時代の思い出。皆さんもありますかね♪




本日もご訪問者さまに感謝(*^_^*)




☆福島県産きゅうりを浅漬けにして、キムチの素をかけてみました。



この赤いキムチの素、何だか分かりますか~。

正解は、



盛岡冷麺についているキムチの素でした。



使いきれなくて余ったので、福島と岩手のコラボ料理に変身しました♪超簡単で美味しい一品です。